妻子に頼まれ2人とも絞殺したとして嘱託殺人の罪に問われた愛知県知立市堀切、無職、中村豊被告(68)の判決公判が20日、名古屋地裁岡崎支部であった。丸田顕裁判官は「重い病を患っていた妻子を献身的に支えた労苦は、並大抵のものではなかったが、犯行は安易で短絡的」として懲役6年(求刑・懲役8年)を言い渡した。

 判決によると、次男(当時38歳)の入院などで家計が苦しくなり、借金返済に中村被告が苦しんでいることを知った妻(当時63歳)が、次男と中村被告に「そんなに大変ならみんなで死のうか」と言い出し、次男も同意。中村被告が今年1月19日午前8時ごろ、自宅で睡眠薬を飲んで寝ていた2人の首をビニールひもで絞めて窒息死させた。【佐野裕】

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