宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題に絡み、家畜の餌などを運ぶ県内の運送業者が、感染を恐れる県外の取引先から「宮崎ナンバーは出入り禁止」などと、配達を拒否されたり敬遠されるケースが相次いでいる。県トラック協会のアンケートで分かった。畜産とは無関係の野菜や木材の積み荷も敬遠されており、根拠のない風評被害に、協会は「このままでは休業や廃業も出てくる」と危機感を強めている。

 アンケートは12~14日、畜産関係を取り扱う45社を対象に実施。うち21社が「影響がある」と答えた。荷は牛・豚や飼料の他、ピーマンやキュウリなど。県外の積み込み先や下ろし先の農場などで車両が「入場禁止」にされたり、長時間の消毒を求められるほか、取引停止も増えているという。また、各業者は自費で消毒液や噴霧器を購入しており「経費増の一方で、売り上げは激減した」との回答もあった。

 県内のある運送会社は「麦や木材の積み荷でも『宮崎ナンバー』というだけで仕事を断られることもある」とため息をついた。

 協会は支援策として各社の運転資金に対し助成する方針を決め、具体案を検討中。牧富士夫事務局長は「会員企業には消毒の徹底を指導しており、何とか風評被害を食い止めたい」と話している。【中尾祐児】

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