民主、国民新両党による菅連立内閣が8日夜、発足する。菅直人新首相は17人の全閣僚を既に内定。新任は6人で、このうち財務、農林水産両相には、野田佳彦、山田正彦各副大臣が昇格し、要の官房長官には仙谷由人氏が国家戦略担当相から横滑りする。民主党の玄葉光一郎政調会長が入閣し、公務員制度改革や少子化対策などを担当する。一方、国会開会中であることを考慮して、岡田克也外相ら鳩山内閣の閣僚11人を再任する。
 代表選で菅氏を支持し、小沢一郎前幹事長に距離を置く有力議員の起用が目立ち、「脱小沢」色の強い布陣となっている。
 菅氏は8日午後、首相官邸で新内閣の閣僚の呼び込みを行った後、夕に記者会見し、政権運営の基本方針などを説明する。その後、皇居での首相任命式に臨み、第94代、61人目の首相に正式に就任。閣僚の認証式を経て、同日中に新内閣が発足する運びだ。 

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 所属する社民党が連立政権を離脱するのに伴い、前原誠司国土交通相に正式に辞表を提出した辻元清美副国交相は31日の登庁時、記者団に「国交省は利権の巣窟(そうくつ)というイメージがあったが、そうではなかった。不安いっぱいだったが、多くの職員が変えていこうという思いに賛同してくれた。辞めるのは寂しいしつらい」と号泣し悔しさをあらわにした。

 辞表を受け取った前原国交相は「JAL(日本航空)問題で他省庁を説得し再建を進められたのは辻元さんの力が大きい」と切り出した。これに対して、辻元氏は「(今後は)野党で質問に立って、追及していく立場でご協力申し上げたい」と応じ、笑顔を見せた。

 辻元氏は着任直後から、日本航空の再建問題にかかわった。同社が会社更生法の適用を申請した1月19日前後は、日航機の運航が止まらないか寝ずに見守ったという。【寺田剛】

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 前原誠司国土交通相は21日午前の記者会見で、韓国政府が哨戒艦沈没の原因を北朝鮮による魚雷攻撃と断定したことを受け、海上保安庁に対し、警戒監視態勢を強化するよう指示したことを明らかにした。

 前原氏は、「日本は海に囲まれた領土であり、不測の事態が起こらないともかぎらない。警戒態勢を強化し、万全を期していくということで指示し、態勢を取った」と述べた。

 前原氏は20日の関係閣僚会議後、海上保安庁の鈴木久泰長官を国会内に呼び、「警戒態勢に遺漏なきよう万全を期すように」と指示。不審船対応態勢を含めて対応し、特に原発などの重要施設の警戒監視を強化するよう求めた。

 また、原口一博総務相も総務省消防庁を中心に省全体として考え得る危機管理対応に万全を尽くすよう省内に指示した。原口氏は同日午前の記者会見で、「マニュアルを総点検し、不測のあらゆる事態にも備えることができる態勢を敷くよう指示した」と述べた。

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