金沢市二俣町の、医王ダム近くのがけ下で、スーツケースに入れられた頭部のない身元不明の女性の全裸遺体が見つかった事件で、金沢中署の捜査本部が30日、司法解剖を行った結果、女性は20~30歳代で死後2週間から2か月程度経過していることがわかった。

 遺体の損傷が激しく、死因は特定できなかった。また、スーツケースは今月22日から26日の間に捨てられた可能性があることも関係者の証言でわかった。

 捜査本部によると、女性の推定身長は155センチほどで、血液型は不明。胃には野菜などが残っていた。首は鋭利な刃物で切られていたが、首以外に大きな外傷はなく、個人を特定できるような目立った身体的特徴や、手術痕は見つかっていない。

 一方、3月5~20日に、現場近くで工事を行っていた建設会社員男性(56)によると、男性は工事着工前の今月3~4日に、ダムの反対側から現場付近を撮影したが、現場の斜面にスーツケースは写っていなかったという。

 また、男性は工事の調査のため、8~12日にかけて、スーツケースが捨てられていたがけ下に降りて点検したり、上から見回りを行ったりしたが、スーツケースには気がつかなかったという。男性は「ゴミが落ちていると(工事業者の)管理責任が問われるのでしっかりと見た。道路から10メートル先にあったのなら気付くはずだ」と話している。

 26日にスーツケースに気がついた第1発見者の会社員男性(44)も「22日の作業の際には、スーツケースはなかった」と話しており、捜査本部は、スーツケースは22~26日に捨てられた可能性があるとみて、さらに周辺の聞き込み捜査を続けている。

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 捜査本部は30日午前10時から、機動隊員ら23人態勢で、見つかっていない頭部などの捜索を現場付近で行った。頭部は見つからなかったが、工具など数点を回収し、鑑定に回した。31日も22人態勢で捜索を続ける。

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