能登半島キャンプツーリング 2日目
5/17
一晩中吹き荒れていた風は、
朝にはだいぶ治まったようです。
しかし、バイクやテントは潮でベタベタの塩漬け状態(´・ω・`)、
実際舐めてみると塩っぱいです…。
うす塩味のテントを畳んで、
6時出発!
相変わらず鉛色の空。
海もまだ荒れたままですが、
それはそれでいい雰囲気。
この辺りは冬になると、『波の花』が出来るそうです。
時には、道路を埋め尽くす程だとか。
波が荒かったせいか、
ちょっとだけ波の花?
たんなる泡?
いえいえ、きっと波の花ですよ!
海沿いの道で輪島の街へ、
有名な輪島の朝市を見に行きます。
駐車場にバイクを停めて、
朝市の会場へ向かうと…。
あれ?まだまだ準備中みたい…。(AM7:00)
それでも早くからやってる店から、
「お兄さん!お兄さん!」
と、声をかけられるのが、
何だか照れくさいですf^_^;
バイクだと、買っていけるものに限りがあるからなぁ…。
結局、見学しただけになってしまいました。
ふたたびバイクに跨がると、国道249号を南下。
輪島市門前町の辺りから、海沿いの道を北上します。
海岸線からほどなく道は山の中へ。
狭い荒れた舗装林道を延々と走って、
猿山崎灯台方面へ。
するとなぜか、
観光バスも停車出来るほどの、巨大な駐車場がありました。
その理由は、
ミスミソウ(雪割草)の大自生地。
早春の花に時期になると、沢山の人が訪れるみたいです。
せっかくなので、
能登半島最後の秘境と言われた、猿山崎灯台へ行って見ます。
崖に沿って付けられた道を、約15分歩いていくと。
猿山崎灯台に到着!
まぁ…こんな感じのこじんまりした灯台です。
大正時代に、海から資材を引き上げて作ったそうです。
ふたたびバイクに跨がって、
能登の西海岸沿って走る。
冬の季節風に浸食された、
荒々しい海岸線が続いています。
わずかな平地にへばりつく様にある小さな集落が、
吉浦の集落。
黒い瓦屋根に板塀
入江に作られた集落は、
『間垣』と言う約3mほどの、
苦竹で作られた竹垣に囲まれています。
この集落を守ってきた素朴な竹垣。
冬の厳しさが伺えます。
県道266号線から38号線は、
能登北部の西海岸をなぞるように続いています。
間垣は、
冬の強烈な季節風を遮り、
夏の直射日光や西日を和らげ、
過酷な環境から集落を守ります。
遠目に見るとまるで、
竹で出来た城塞都市のようです。
険しい道ですが、
景色は素晴らしい!
間垣の里をつないでいきます。
県道38号線は、
自分の中でイメージしていた、能登の風景がある道でした。
スタート地点の袖ヶ浜キャンプ場をかすめて、
輪島の街のその先へ。
道は、国道249号線に。
さすが国道になると、道が走りやすく、
バイクや車の数も増えてきました。
『白米千枚田』
田植え直前で水が入って、代掻きをしていました。
有名観光スポットだけに、多くの人が見学に訪れます。
ずっと今まで、寂しい道を走って来たので、
賑やかさにちょっと圧倒されてしまった(^_^;)
能登半島最北の町「狼煙」へ、
道もよく景色も最高!
11:30
道の駅「狼煙」で休憩。
豆乳ソフトクリームで糖分補給(^_^)
定番の禄剛崎灯台には行かずに出発。
外海側と違って、
長閑な雰囲気になってきました。
一応、定番の観光スポット
「見附島」
リアス式海岸で非常に入り組んだ九十九湾。
小さな漁港に結構大きな漁船。
富山湾の豊かさを感じます。
1:20
その富山湾の海の恵みを、
宇出津港の「ドライブイン藤波」でいただく。
刺身定食1700円。
ここに来て初めて、ちゃんとした海の幸をいただく気がします。
刺身はもちろんですが、
小魚の南蛮漬けや、フキの煮物、竹の子のみそ汁も美味しい。
宇出津の港を見ながらする食事に幸せを感じます(´∀`)
能登の内海の向こうには、能登島が見える。
西海岸側と比べて、本当に穏やかな雰囲気。
休憩ついでに『ボラ待ちやぐら』パチリ。
これは観光用。
今では、やぐらを使った漁はしていないそうですね。
さっき見えた能登島へ。
ツインブリッジを渡って、
能登大橋で戻る。
???
能登島は?
すいません。
時間の都合上、走り抜けただけでした(^_^;)
そろそろ日が傾いてきました。
七尾にある『能登食祭市場』で今夜の夕食の買い出し。
わざわざ富山湾側に買い出しに来たのは、
もちろん海の幸!!
カンパチ、ハマチ、バイ貝、ホタルイカをチョイス。
今夜のキャンプが楽しみ(⌒¬⌒*)
汗とホコリと潮風でベタベタの身体を、
和倉温泉の『総湯』でお清め。
平成23年にリニューアルされた、新しい和風の建物。
浴室や足湯の所で飲泉出来ます。
飲んでみると…
塩っぱい!
ちょっと苦みがある海水みたいです。
駐車場に戻ってみると、
モトグッチのゴールドカラーのV7、
カッコイイ!
今日の最終目的は、海に沈む夕日を見る事。
太平洋側は基本的に東向きなので、夕日スポットが限られるし。
家の事などがあるので、なかなかその時間までゆっくり出来ない…。
なので、
ぜひ、海に沈む夕日を堪能したい!
目指すは、半島の反対側の西海岸
なぎさドライブウェイの出入口のある千里浜へ。
日没までにつくかなぁ…
ガンガン走って、
千里浜のレストハウスの駐車場に着いたのが、
18:30
バイクを停めて、
海岸に出ると…。
間に合った!!
しかも、ちょうどいいタイミング(*^-^)b
ふと、足元を見ると、
…!?
ポ、、ポン・デ・ライオン??
多少スケール感が違いますが、よく出来てます。
今日の夕日は、ポン・デ・ライオンと共に。
日没は毎日訪れますが、
今日の自分にとっては特別。
いよいよ夕日は赤くなって、
やがて、沈んでいきました。
そして、沈む瞬間に人生2度目の『グリーンフラッシュ』を観測!!
グリーンフラッシュを見ると幸運が訪れるって言われるけど、
まだキャンプ地を決めて無い…。
すぐ近くのキャンプ場に行って見ると、しばらく利用客が少ないせいか、
砂がゆるんでいて、バイクがちょっとスタック(°д°;)
薄明かりの中、冷汗をかきながら脱出しました…。
そこで、ツーリングマップルに載っていたOキャンプ場へ。
17:30
海に隣接した林間にある、静かなキャンプ場。
僕の他には、4人連れのファミリーだけ。
挨拶がてら聞いてみると、
管理人さんは帰ってしまわれたそうです。
料金どうしよう… 取りあえずしかたがないな。
暗がりの中、今夜の我が家を設営。
やっと一息(*´Д`)=з
さて、
楽しみにしていた海の幸。
何これ!
メチャクチャ美味い!!
特筆すべきはホタルイカ。
張りのある身に、甘いキモ!
こんなの食べたら、東京でホタルイカを食べられない!!
(一部の寿司店を除く)
あぁ… 何て罪作りなモノを食べてしまったんだろう…。
これからの僕は、どうしたらいいですか……(;´Д`)
ホタルイカ…もう一皿買えばよかった…。
あっ!
そういえば白エビ買い忘れた!!
ショック!!!(><;)
でも、静かなキャンプ場に美味しい食事。
シ・ア・ワ・セ♡
(´∀`)
今回も、
長文に付き合っていただき、ありがとうございましたm(_ _ )m
一晩中吹き荒れていた風は、
朝にはだいぶ治まったようです。
しかし、バイクやテントは潮でベタベタの塩漬け状態(´・ω・`)、
実際舐めてみると塩っぱいです…。
うす塩味のテントを畳んで、
6時出発!
相変わらず鉛色の空。
海もまだ荒れたままですが、
それはそれでいい雰囲気。
この辺りは冬になると、『波の花』が出来るそうです。
時には、道路を埋め尽くす程だとか。
波が荒かったせいか、
ちょっとだけ波の花?
たんなる泡?
いえいえ、きっと波の花ですよ!
海沿いの道で輪島の街へ、
有名な輪島の朝市を見に行きます。
駐車場にバイクを停めて、
朝市の会場へ向かうと…。
あれ?まだまだ準備中みたい…。(AM7:00)
それでも早くからやってる店から、
「お兄さん!お兄さん!」
と、声をかけられるのが、
何だか照れくさいですf^_^;
バイクだと、買っていけるものに限りがあるからなぁ…。
結局、見学しただけになってしまいました。
ふたたびバイクに跨がると、国道249号を南下。
輪島市門前町の辺りから、海沿いの道を北上します。
海岸線からほどなく道は山の中へ。
狭い荒れた舗装林道を延々と走って、
猿山崎灯台方面へ。
するとなぜか、
観光バスも停車出来るほどの、巨大な駐車場がありました。
その理由は、
ミスミソウ(雪割草)の大自生地。
早春の花に時期になると、沢山の人が訪れるみたいです。
せっかくなので、
能登半島最後の秘境と言われた、猿山崎灯台へ行って見ます。
崖に沿って付けられた道を、約15分歩いていくと。
猿山崎灯台に到着!
まぁ…こんな感じのこじんまりした灯台です。
大正時代に、海から資材を引き上げて作ったそうです。
ふたたびバイクに跨がって、
能登の西海岸沿って走る。
冬の季節風に浸食された、
荒々しい海岸線が続いています。
わずかな平地にへばりつく様にある小さな集落が、
吉浦の集落。
黒い瓦屋根に板塀
入江に作られた集落は、
『間垣』と言う約3mほどの、
苦竹で作られた竹垣に囲まれています。
この集落を守ってきた素朴な竹垣。
冬の厳しさが伺えます。
県道266号線から38号線は、
能登北部の西海岸をなぞるように続いています。
間垣は、
冬の強烈な季節風を遮り、
夏の直射日光や西日を和らげ、
過酷な環境から集落を守ります。
遠目に見るとまるで、
竹で出来た城塞都市のようです。
険しい道ですが、
景色は素晴らしい!
間垣の里をつないでいきます。
県道38号線は、
自分の中でイメージしていた、能登の風景がある道でした。
スタート地点の袖ヶ浜キャンプ場をかすめて、
輪島の街のその先へ。
道は、国道249号線に。
さすが国道になると、道が走りやすく、
バイクや車の数も増えてきました。
『白米千枚田』
田植え直前で水が入って、代掻きをしていました。
有名観光スポットだけに、多くの人が見学に訪れます。
ずっと今まで、寂しい道を走って来たので、
賑やかさにちょっと圧倒されてしまった(^_^;)
能登半島最北の町「狼煙」へ、
道もよく景色も最高!
11:30
道の駅「狼煙」で休憩。
豆乳ソフトクリームで糖分補給(^_^)
定番の禄剛崎灯台には行かずに出発。
外海側と違って、
長閑な雰囲気になってきました。
一応、定番の観光スポット
「見附島」
リアス式海岸で非常に入り組んだ九十九湾。
小さな漁港に結構大きな漁船。
富山湾の豊かさを感じます。
1:20
その富山湾の海の恵みを、
宇出津港の「ドライブイン藤波」でいただく。
刺身定食1700円。
ここに来て初めて、ちゃんとした海の幸をいただく気がします。
刺身はもちろんですが、
小魚の南蛮漬けや、フキの煮物、竹の子のみそ汁も美味しい。
宇出津の港を見ながらする食事に幸せを感じます(´∀`)
能登の内海の向こうには、能登島が見える。
西海岸側と比べて、本当に穏やかな雰囲気。
休憩ついでに『ボラ待ちやぐら』パチリ。
これは観光用。
今では、やぐらを使った漁はしていないそうですね。
さっき見えた能登島へ。
ツインブリッジを渡って、
能登大橋で戻る。
???
能登島は?
すいません。
時間の都合上、走り抜けただけでした(^_^;)
そろそろ日が傾いてきました。
七尾にある『能登食祭市場』で今夜の夕食の買い出し。
わざわざ富山湾側に買い出しに来たのは、
もちろん海の幸!!
カンパチ、ハマチ、バイ貝、ホタルイカをチョイス。
今夜のキャンプが楽しみ(⌒¬⌒*)
汗とホコリと潮風でベタベタの身体を、
和倉温泉の『総湯』でお清め。
平成23年にリニューアルされた、新しい和風の建物。
浴室や足湯の所で飲泉出来ます。
飲んでみると…
塩っぱい!
ちょっと苦みがある海水みたいです。
駐車場に戻ってみると、
モトグッチのゴールドカラーのV7、
カッコイイ!
今日の最終目的は、海に沈む夕日を見る事。
太平洋側は基本的に東向きなので、夕日スポットが限られるし。
家の事などがあるので、なかなかその時間までゆっくり出来ない…。
なので、
ぜひ、海に沈む夕日を堪能したい!
目指すは、半島の反対側の西海岸
なぎさドライブウェイの出入口のある千里浜へ。
日没までにつくかなぁ…
ガンガン走って、
千里浜のレストハウスの駐車場に着いたのが、
18:30
バイクを停めて、
海岸に出ると…。
間に合った!!
しかも、ちょうどいいタイミング(*^-^)b
ふと、足元を見ると、
…!?
ポ、、ポン・デ・ライオン??
多少スケール感が違いますが、よく出来てます。
今日の夕日は、ポン・デ・ライオンと共に。
日没は毎日訪れますが、
今日の自分にとっては特別。
いよいよ夕日は赤くなって、
やがて、沈んでいきました。
そして、沈む瞬間に人生2度目の『グリーンフラッシュ』を観測!!
グリーンフラッシュを見ると幸運が訪れるって言われるけど、
まだキャンプ地を決めて無い…。
すぐ近くのキャンプ場に行って見ると、しばらく利用客が少ないせいか、
砂がゆるんでいて、バイクがちょっとスタック(°д°;)
薄明かりの中、冷汗をかきながら脱出しました…。
そこで、ツーリングマップルに載っていたOキャンプ場へ。
17:30
海に隣接した林間にある、静かなキャンプ場。
僕の他には、4人連れのファミリーだけ。
挨拶がてら聞いてみると、
管理人さんは帰ってしまわれたそうです。
料金どうしよう… 取りあえずしかたがないな。
暗がりの中、今夜の我が家を設営。
やっと一息(*´Д`)=з
さて、
楽しみにしていた海の幸。
何これ!
メチャクチャ美味い!!
特筆すべきはホタルイカ。
張りのある身に、甘いキモ!
こんなの食べたら、東京でホタルイカを食べられない!!
(一部の寿司店を除く)
あぁ… 何て罪作りなモノを食べてしまったんだろう…。
これからの僕は、どうしたらいいですか……(;´Д`)
ホタルイカ…もう一皿買えばよかった…。
あっ!
そういえば白エビ買い忘れた!!
ショック!!!(><;)
でも、静かなキャンプ場に美味しい食事。
シ・ア・ワ・セ♡
(´∀`)
今回も、
長文に付き合っていただき、ありがとうございましたm(_ _ )m