英国でローンを組む
テーマ:ウェールズで家を買う基礎知識
英国で住宅ローンを組む ![]()
家を買うときに必要なものは、頭金とローンでしょう。(まあ、世間には全部取っ払いで家を買えちゃう人ももちろん居るのでしょうが、そんな屁理屈はおいといて・・・。) 英国ではローンのことを、Mortgage(モーゲージ)と呼んでいます。
世間には、Mortgage Advserという職業の人がいて、モーゲージを組みたいときには無料で相談に乗ってくれます。(報酬は、モーゲージが成立したときに払われるのかしら?) 彼らは、モーゲージのプロであり、星の数ほどあるローン会社の動向をチェックして、そのときに有利な利率を調べてくれたり、借り入れのための手続きのお手伝いもしてくれます。Mortgage Adviserさんは、銀行やローン会社や不動産屋や個人営業などいろいろなところにいます。
詳しいことはMortgage Adviserさんに聞くのが一番ですが、それ以前になんとなく知っておくと便利な基礎知識をぴゅーこなりにまとめてみました。
***************
さて、一昔前は、モーゲージは年収の3倍程度借りられると言われていましたが、ここのところの住宅価格の高騰に伴い、現在は年収の4倍ぐらい、もしくは、もっと借りられるそうです。
例) 年収£25,000(約500万) × 4 = £100,000(約2000万)
(注)一人で借り入れる場合と、二人で借り入れる(夫婦やパートナー)場合では、また上限が変わってくるのですが、その話はここでは省きます。
私が良くモーゲージ計算に使っていたWebはこちら ↓ 興味のある方はどうぞ。
Borrowing Caluculator (Alliance&Leicester)
単純に考えると、頭金+借りられるお金=家購入の予算といったところでしょうか。
(注)まあ、実際に家を買う場合には、この他にソリシター(法的な手続きをしてくれる人)に払うお金や、サベイヤー(家自体の安全基準の調査)や、保険(保険なのでかけたくなければかけなくてもいいのかも知れませんが、かけるのがふつう)や、スタンプデューティー(ある一定金額以上の物件にかけられる税金)などの諸費用もかかってきますので、それらにかかる費用も予算にはいれます。
まあ何であれそうですが、とくにお金は借りたら必ず返すものです。さて、お金を借りたとして、月々どれぐらい払っていくものなのでしょうか。何年で払うかは、ケースによって様々だと思いますが、常識的な範囲では、20年~35年の間のどれか・・・、といったところだと思います。
お金を返していく方法として、Repayment と Interest Only という方法があります。Repaymentはお金を全額返済する方法で、Interest Onlyは利息だけ返済するものです。利息だけ返済するほうが、もちろん断然金額は安いですが返済期間を終えたときに家は手に入りません。一般的に、Interest Onlyで払うようなケースは、①ハウスリノベイター(修繕の必要な家を安く買い、修理をして高く売って利益をあげるのが仕事の人たち)とか、②Buy to Let 注:補足を記事末に足しました (購入した物件を賃貸して収入を得る。自分が住むわけじゃいので将来家が手に入らなくても痛くない。)③今はお金があまり無いけど、数年後に収入があがって後で全額払うぞ、という人とか、④将来的に自国に帰るつもりなのでこの国に家はいらないという外国人とか、そういったケースでしょうか。
また、利息に固定性(Fixed Rate)と変動性(Variable Rate)があるのは日本のそれと一緒です。固定性の場合には、2年ほどでレートの見直しがあります。どちらのほうがお得かは、そのときそのときによって変わるみたいなので、詳しくはAdvicerさんに聞くのが良いでしょう。
私がRepaymentの計算に使ったWebはこちら ↓
Quick Quote (Allilanse&Leicester)
さて、ところで、この記事のはじめのころに、
>ここのところの住宅価格の高騰に伴い、現在は年収の4倍ぐらい、もしくは、もっと借りられるそうです。
と書きましたが、このことで最近ちょっとした問題が起こっています。それは、借りられる金額が返せる金額とは限りらなくなってしまった、ということです。目一杯のモーゲージを組んだはいいが、毎月の支払いが出来なくて破綻してしまう、とか、無理めに組んだ返済のために、毎月残業や休日出勤を自らに課さざるおえないケースも多いらしいです。英国は、最近バブル経済気味で、クレジット会社など軒並み返済能力を超えている金額の貸付を行っているみたいです。怖いわー。自分が返済できる金額を良く考えて賢く借りましょう~。
*補足*
そういえば、昨日記事を書いたときは忘れていましたが、Buy to Letというものもありました。買った家を貸すわけです。入居者をいれて、その家賃収入をローン返済に充てたりします。もちろん、Repaymentで全額払っても良いのですが、とくに、自分の住むところば別に確保されているのであれば、Interest Onlyにして少ない返済額を払い、家賃収入のほとんどを自分の懐に・・・というとてもおいしいやり方です。最近の住宅価格高騰の背景には、政治経済の動向を含めいろいろな要因があるとは思いますが、このBuy to Let産業が大人気で、皆がこぞって物件を買い漁った結果でもあるとも言われています。
まあ、賃貸するといっても、ある程度入居者の当て込める物件を買わなければ、そう旨くは行かなかったりもしますが、人々の入れ替わりの激しい都市部や、毎年シーズンになれば新入生がごっそりとやってくる大学周辺などは、入居者に困ることも少ないので人気があります。また、固定収入の無い大学生などでも、親の援助などである程度の頭金の都合の付く場合は、大学に通うために住む物件を自分で買ってしまい、空いている部屋を他の学生に貸し出して、その家賃収入でローンを払い、おまけにお小遣いを得る、大家業は自分でやる・・・と上手く立ち回っている人もけっこういます。ちっ、上手くやりやがって、まことにうーらやーましー、かぎりです。







1 ■日本と仕組みは変わらないんですね。
英国のローンと日本のローンはあまり変わりがないんですね。
でも日本の場合は、年収の何倍借りられるではなくて、年収に対する1年の返済比率が3~4割ってので計算されます。
しかし、Mortgage Advicerっていいですね。日本にもそれに相当する人がいるんでしょうけど、私は、面倒くさがりなので、自分で勝手に決めました。
英国では日本と同じように、繰上げ返済で、手数料はかかるんですか(日本にもかからない金融機関はあるけど)?