ミュリエル | Untitled




ミュリエル(’62)フランス国旗イタリア国旗


監督 : アラン・レネ


非常に難しい映画でした・・・・

観終わった後の消耗度が・・・・

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

ドーバー海峡に面するフランスの港町ブローニュ

骨董屋を営むエレーヌ(デルフィーヌ・セイリグ)は、

第二次大戦後に別れた、かつての恋人アルフォンスを招待する。

やってきた彼は、姪と偽る若い愛人も連れていた。

過去の思い出に縛られ右往左往するエレーヌとアルフォンス

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

エレーヌには、亡くなった夫の連れ子ベルナールがいて

彼も、アルジェリア紛争に出兵したときに出会った

“ミュリエル” の記憶にとりつかれていた。

タイトルにもなっている “ミュリエル” という女性

ベルナールは、母エレーヌに婚約者だと説明するが、一度も会わせない。

“ミュリエル” とは、どういう女性なのか・・・・

ちょっと!あなたが食べてるの消しゴムですよ!

戦争で心の傷を負い、過去にしか生きられない人たちを

ジャンプカットを多用して、断片的な映像を繋ぎ合わせ観客を混乱させます。

全体的にくすんだ色調で、ブローニュという港町も決して美しい街並みとは言えない。

このよどんだ、もやもや感が、登場人物の心の奥底を表していのかな・・・

と思いながらも、ぐったりとしてしまったのでした(笑)


→ アラン・レネ監督作品


アルジェ紛争で心に深い傷を負いながら生活を送る、骨董屋の未亡人とその養子の日常を描いたアラン・レネ監督による人間ドラマ。
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