隣の女(’81)
監督 : フランソワ・トリュフォー
「一緒では苦しすぎるが、ひとりでは生きていけない」
離れては生きていけない、男と女の苦しいまでの愛の姿を描いています。
グルノーブルの郊外で、妻子と幸せに暮らすベルナール(ジェラール・ドパルデュー)
彼らの隣家に越してきた夫婦。若い美貌の妻は、かつて激しく愛し合った女性
マチルド(ファニー・アルダン)だった。
二人の愛が再燃するのには時間はかからなかった・・・・
並みの監督が撮ったら崩壊してしまいそうな話でも
トリュフォーの手にかかると、上質な大人の恋物語に仕上がります。
「一緒にいる時は愛を呪い、離れると愛を求める」
「男は愛には素人だ。何もわからない」
「君を愛してる。だが、君がわからない」
気の利いた台詞があちこちに散りばめられています。
トリュフォーの最後の恋人ファニー・アルダン
彼女の横顔のラインが、ほんと美しいこと。
ジェラール・ドパルデューも、まだシュッとしています(笑)
いや、ちょっとお腹出ていたかな。
フランソワ・トリュフォー監督作品
妻と幸せに暮らすひとりの男。ある日、一組の夫婦が隣に引っ越してくる。その婦人は、男の元恋人だった。
隣の女〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選7〕 [DVD]/ジェラール・ドパルデュー,ファニー・アルダン,アンリ・ガルサン
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