かまどの神様のお祭り~品川散歩 | 絵本のとびら

絵本のとびら

ご訪問ありがとうございます
11歳の娘 19歳の息子がおります 大好きな絵本の世界の扉のさきにあるような 素敵なものを探せたらと思い 始めたブログです
しかし最近はもっぱら『おでかけブログ』になっちゃっております

 

品川にある海雲寺というお寺では 毎年3月と11月に


『千躰荒神祭』という 火災から暮らしを守る『台所の神様』の


お祭りが江戸時代から続いて行われているそうで



教えてくれた 相棒ビッキーちゃんと11月の事になりますが


行ってまいりました(今年は11/27、28でした)





別称『品川千躰荒神』



荒神様は台所で一番大切な火と水をお守りくださる神様で


台所に荒神様をお祀りすれば一切の災難を除き 衣食住に不自由しないと


されているのだそう



恥ずかしながら 私たちは荒神様をお祀りしてはおりません


しかもそういう風習すら よくわかっていなかった私


今回 勉強になっちゃいました






さて こちらには 沢山の参拝客(信者さん?)の方が


日頃台所に奉っているご神体を お持ちになって



訪れておりました



ご神体を護摩の火にかざしたり 護摩木を燃やしてもらってりして


みなさんさまざまに参拝なさっていました




ご神体を持っていない私たちは


紅白のお供え餅を お供えさせてもらいました




買い求めると 火打ち石を打ってもらえる 二つで一対のお餅です








本堂の天井にはたくさんの火消しのまといと


信徒さんが奉納した数多くの扁額がありました


いづれも年代を感じさせるものばかり





全く初めて お参りさせてもらいましたが


参拝客のほとんどが女性というのも なんだか不思議な感じ


そして 非常に厳かな空気がなんとも 身がピりりと引き締まる


貴重な経験をさせていただきました





この千躰荒神祭の日は


境内から旧東海道を品川方面にたくさんの屋台がでています





金柑や唐辛子、お漬物など 素朴な屋台がいっぱいニコニコ







名物『お釜おこし』を 買いました



お釜の形をした 甘い米菓子です


一人一つ食べきると 財をなし無病息災で過ごすことが出来るとか・・




お釜の形が可愛すぎて なかなか食べられませんでしたあせる





では つづきのお散歩は また次回ということで




本日もお付き合いどうもありがとうございましたおじぎ