連合(古賀伸明会長)は19日、10年春闘の回答引き出し結果(同日午後3時現在)を公表した。報告のあった554組合はすべて、定期昇給など賃金カーブ維持分を確保した。

 連合によると、要求した1277組合のうち554組合から回答が報告された。平均賃金方式で要求した431組合の定期昇給分などの平均引き上げ額は5369円(前年同期比461円減)。このうちベースアップなど賃金改善を獲得したのは14組合で平均694円となった。パートの賃上げは75組合で平均12.05円(時給)の回答で、前年を約6円下回っている。

 中小企業の交渉は、3月末に向け本格化する。組合側は定昇相当分の5000円前後の賃上げを求めており、賃金水準維持を掲げる連合は、産別を中心に支援を強める考えだ。古賀会長は「賃金の底割れ阻止というギリギリの要求を掲げた春闘はこれからが本番だ。賃金カーブを維持した前半戦の結果を中小、非正規にも波及させるよう全力で取り組む」と決意を示した。【東海林智】

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