民主党の「医療の無過失補償制度を考える議員連盟」(森ゆうこ会長)は5月27日、設立総会を開き、医師の過失の有無にかかわらず金銭補償する無過失補償制度の創設に向けた議論を開始した。議論に先立ちあいさつした森会長は、「医療事故に関連した事件は、医療崩壊・医師不足の一つの要因になっている。患者、国民、医者の信頼関係を再構築する意味でも提言していきたい」と抱負を語った。
 
 民主党は、夏の参院選マニフェスト素案で、「医療の安心・納得・安全」の項目の中の具体策として、▽医療事故の原因究明・再発防止を図るための体制整備▽すべての診療科を対象とした無過失補償制度の創設-などを挙げている。同議連は、マニフェストで掲げた同制度の具体化を働き掛けていく方針だ。 
 医療補償制度に関しては、昨年1月に産科医療補償制度がスタートしているが、同議連の設立趣旨書では、「産科領域で施行されているが、その適応は狭く、他国の無過失補償とは大きく異なり、到底認められるものではない」と指摘している。 
 この日の総会では、厚生労働省医政局から医療裁判外紛争解決(ADR)や産科医療補償制度などについての現状を聞いた。次回総会は、6月上旬にも開催し、過去の医療過誤訴訟について、警察庁の担当者から説明を受ける予定だ。


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