そして時は経ち私のビジネスパートナーとも昔と変らぬ関係に戻ることが出来、フランチャイズビジネスは加盟店をやめて独立し、法人化するまでになったのです。

その後、私はこのビジネスの理事となり書籍からの印税を得て更にはサラリーマンとして複数の収入源を30歳で手にすることができました。

ことの発端は数年前の

私の 「まあ、仕方ないな。これ以上酷いことにならなかったから良かったよ。いい勉強になった」


A君の「はあ~・・・せっかくここまで頑張って来たのに・・・こんなところで問題が起きるとは・・・ついてないな・・・最悪だよ・・」


この両者の言葉でその後の人生の出来事が大きく変わって行ったのです。

まだまだお話したいことは沢山ありますが「A君のその後」ともう少しだけお話をしてそろそろ終わりたいと思います。

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私はさらに出版社を探し続けました。そしてやっと企画出版という著者の負担が全く無い出版形態で出版が決まったのです。

この出版にあたっても私のプーちゃん仲間から沢山の応援やメールを頂いたのです。しかし
A君からは全く違った応援を受けていました。

A君「そんなもんだよ・・、実際難しいよ・・」

しかしA君は私が嫌いで言っているわけではないのです。

何度も言うようですがここが難しいところなのです。

プーちゃんが側に居る人達が発する言葉は単なる世間話でも応援でも全てがプラスに働きます。

しかし奴が側に居る人の言葉をそのまま受け止めてしまうと
その時点で停止してしまうのです。

私がもしもマイナス思考で
A君の言葉に耳を傾けていたら確実に諦めていました。しかし窮地に追込まれても諦めずプーちゃんを呼ぶことにより状況は一変しました。
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出版社から返ってくる言葉の殆どが

「貴方の原稿は非常に興味深くこの原稿を世の中に出す価値が高いと評価しております。出来れば我が出版社と協力出版という形で世の中に本として出版しましょう」

というものばかりなのです。


結局この協力出版という出版形態では
約200万程度の出資金が必要となってくるのです。
(私の場合はですが)

一冊あたり、いったい幾らのコストがかかっているんだ!?

と目を疑いたくなる金額です。

冷静に考えればおかしな金額です。

アルバイトの私にそんなお金を支払う余裕はありません。

「どうすればいいんだ!」と前向きに悩んでいました。

この時、また心の中にプーちゃんの声が聞こえてきたのです。


「なんでチャンスの目前で諦めるの?なんでここまで来てわざわざ諦めるの?」


私はこの言葉に俄然!火が付きました。

私は他の出版社をまた探し始めて20社ほどリストアップしました。
この時、私から奴は完全に去っていたような気がします。

そして偶然にいつも私を助けてくれていたプロゴルファーを目指している古き友人から連絡があり会うことになったのです。

友人の話は祝い話でした。


とうとう彼はプロテストに晴れて合格しプロゴルファーになったのです。

彼はプロテストの時の話を始めたのですが

この話が私にとって後ろ向き(マイナス思考)と停滞(停止)がどれだけ危険でプラス思考がどれだけ自分にとって有効なのかを改めて考えさせられた話なのです。


「俺な結構いいスコアを出していたんだ。初日からずっとバーディ狙いで

攻めまくっていたからな。そのおかげで合格ラインまで4打落としても

大丈夫なくらいのスコアだったんだ。4打も貯金があったから最終日は

攻めのゴルフを辞めて、確実にパーを取る守りのゴルフに切り替えたんだ。

しかしその途端、見る見るスコアを落として、一打も落とせない状況に急降下さ。

ビックリしたなあれは。攻めのゴルフをしている時はバーディーを取りにいってい

るからパーを取って当たり前なんだよ。でも守りのゴルフはパーを取ることが目標

だからボギーが出てしまうんだ。前に進む、チャレンジすることを止めた途端

調子がおかしくなってしまったんだよ。
不思議だよこれは。で面白いのがチャ

レンジしようとすると何かが止めようとするんだよ。何か側に居るんだよ。

俺はそれを奴って勝手に言っているんだけどね。奴
が止めようとするんだよ。

ハハハ!でも奴に打ち勝って何とか合格できたけどね!」


この友人の話が私に出版社を探し続けろと言っているように聞こえたのです。

この話に出てくるの生みの親実はこの友人なのです。


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私にはコネも何もありません。

プーちゃん仲間に聞いてみたところ運悪く

1人も出版社の知り合いがいませんでした。

自分で何とかしなくてはなりません。

私はまずネットで無料相談できる弁理士事務所の先生を探しました。
そして出版に関することを聞き、注意する点や出版社の探し方を自分なりに

まとめスタートしました。

またインターネットや新聞の広告を毎日毎日見続けました。

そして約40社ほどの出版社をリストアップして片端から連絡をしていきました。しかしそのなかで話を聞いてくれたところは8社。

原稿を見て頂けたのはたった3社でした。このような出版社探しを来る日も来る日も続けていました。

そして遂に私も諦めモードに入ってきました。

実はこの原稿は以前、奴が私の側に居たときにも何度か見ているのですが気にも止めていませんでした。

チャンスとしてこれが見えていないのです。

本の執筆となればお金は必要ありません。

必要なのは時間だけです。

まさにお金のない私にとってはこれしかないと思いました。

しかも印税という収入源が得られるのです。

私はこの原稿を完成させるために毎日何かに取り付かれたようにアルバイトをしながら書き続けました。

「こんなことサラリーマン時代にでも出来たのに!!」

と思いながら昔の自分を悔やみました。

そして数ヶ月かけて完成した原稿をプーちゃん仲間に見てもらいました。

しかし・・・

読みにくい・・・疲れる・・」という感想がいきなり出ました。

当然です。

執筆など初めてなのですから。

しかし今の私にはプラス思考しかありません。

「そうか・・読みにくいのか!」とすぐさま書き直しです。

この時、自分に本を書く才能が無いなんてこれっぽっちも思いませんでした。

昔のようなプラス思考が芽生えてきたのです。

そしてその原稿を読みやすくして仲間に合格点をもらうまでに約一ヶ月がかかり遂に完成しました。

それから次の段階です。

出版社探しです。

「時間」というものに行き着いたのです。


私のアルバイトは17:00~深夜1:00までです。

規則正しい生活を送れば朝から16:00までは時間がフリー状態です。

就職活動はインターネットを使えばものの10分程度で終了します。

明らかにサラリーマンをしている時に比べれば時間は有り余っています。

私はこの時間帯に出来ることを考えました。

最初にトライしたのは株式投資です。

中長期の投資は経験があったものの以前から興味のあった超短期のデイトレードは未経験でした。私はこのデイトレードに挑戦することにしました。株式投資は9:00~15:00の間でまさに理想的でした。

本を買い勉強をしてバーチャル投資で予行練習を重ねて、いよいよ実際にスタートすることにしました。

しかし最初は投資の世界の洗礼を受けました。

持ち越しの損切り・塩漬けと痛い目をみました。

しかし何とか月に数万円程度の利益をやっと出せれるようになりました。

でも私の目標はあくまで複数の収入源、デイトレードはやってみて非常に勉強にもなりましたし凄く楽しく出来たのですがこれは私の挑む世界ではないと思い違う方法を考えることにしました。

ある日、部屋の片付けをしていました。

そこであるものが出てきて私の生活が急変するのです。

私はサラリーマンと言ってもちょっと特殊な仕事をしていたので現役時代にその仕事内容をまとめて将来、本として出せないかと思い原稿を少しずつ書いていたのです。

私はその出てきた原稿を見て気がついたのです。

「これだ!」と。

プーちゃんが来てくれたおかげで、

今が最悪だから

これからは良くなる
と思えたのです。

このような状況になった訳が何かあるはずだ。

私が就職先の内定を取り消されたのは不運ではないのでは・・・」

と考え始めだしたのです。

この時、前向きな気持ちを持ったままで、

窮地に追込まれる

という条件がそろったのです。

私はこの不運の中に何かがあるはずだと確信するようになり

アルバイトをしている最中も

前向きにその事を考えていました。

そんな事を考えている最中のことです。

心の中に聞こえてきたのです。

プーちゃんの声が。

「目の前なんだよ。もう少しなんだよ。」

私はハッとしました。

ひょっとしてこの不運は


実は不運ではなく

チャンスなのでは?

「ということは・・いったい何がチャンスなんだ?」

と真剣に考えました。

そして私が出した答えとは。

アルバイトを始め、昼と夜が逆転したのでA君ともあまり会うことがなくなっていきました。

そしてなぜだか少し落ち着きを取り戻していました。
今考えるとA君の側にいる奴の影響を受けなくなったからだと思います。

私はこれからどうするかを真剣に考えていました。

アルバイトが決まった今、次は就職先を見つけることが最優先なのですが

「なぜこんな事になってしまったのか?」

「何が原因なのか?」

「自分の目標はどうするのか?」

こんなことを考えていました。

そこで私はまた最初からプーちゃんを呼ぶことに専念することにしたのです。まず、目標を再確認するために紙に書き出しました。

それを手帳にはさみ持ち歩きました。さらに手に入れたい将来像を絵に描き画像として持ち歩きました。

そして朝起きたとき・昼食後・夜寝る前に目標を書いた紙と将来像の絵を目の前に広げ、自分の将来像を数分間イメージしその後、声に出して目標を3度読み上げることをはじめました。


これを私は毎日続けていました。

しかしこの間は辛い時期でした。

つい先月までは

「立派なところにお勤めされているのですね。へ~会社勤めをしながら事業もされているのですか!若いのに立派ですね!」と言われていたのが、


ある日を境に「無職ですか・・・いい年なんだから頑張らないと・・」こんな風に一変したのです。世間は過去のことなど評価してくれません。

「過去、こんなに頑張っていたんだ!」と言ったところで無職は無職としてしか見られません。


世間は今を評価するのです。


まあ、幸せなことに私は両親が健在で住む家も食べるものも
最悪何とかなりました。

しかし自分にとっては人生の中でこの時期が一番最悪の時でした。

そんな中、プーちゃんだけはいつでも前向きな人に味方するのです。

私はアルバイトを探すことにしました。

とにかく目先のお金を稼がないと生活が出来なくなります。

私は求人誌を片手にアルバイトを探し10社程度面接にいきました。

しかし

アルバイトさえなかなか決まらないのです。

今まで無職経験のない履歴書を見て

10社に同じ事を言われたのです。


「長い間、定職に就かれていますね。もし就職先が見つかれば当然うちを

辞めますよね。来週、就職先が見つかるかもしれませんよね。

お気持ちはわかりますが、すぐに辞められるのが一番困るのですよ。」



予想もしていない言葉でした。

その事について
A君と話をしました。

私と同じく

窮地に追込まれている
A君の側に居る奴の究極のパワーが私に迫ってきました。

私「アルバイトもなかなか決まらないんだ・・・・」

A君「ふんっ・・だから言っただろ。あせっても無駄だと・・同じことだ

よ・・・実際に頑張ってみて解っただろ。あせっても、ゆっくり待って

いても同じ
なんだよ。いつか何とかなるんだよ。こんな時は頑張っても

疲れるだけだぞ。」

しかし、この時は奴の誘いには乗らなかったのです。

私は諦めずに探し続け13社目でやっと夕方から夜中までのアルバイトが決まりました。

そして精神的に少しだけ余裕がでてきました。