大王エリエール最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

大混戦を制したのは横峯さくら(-18)。今季初V、昨年の「伊藤園L」以来の通算23V。

1打差の2位にテレサ・ルー、森田理香子、鈴木愛。
更に2打差の5位に原江里菜、北田瑠衣、酒井美紀。

横峯のパットは、テークバックを小さくフォローを押し出して距離勘を作ります。

男子プロではI・H・ホが同じやり方です。

ホは体幹がしっかりしているのでパットも上手いです(現在JGTOで平均パット数ランク3位)。

横峯の場合、ストロークの軸がぶれてしまっているので、だいぶ損(?)をしているように感じますが、最近はテンポを少し落として来てストロークも安定しているようにお見受けしました。

これはご主人のアドバイスなのかどうか分かりませんが、これも結婚がもたらしたプラス効果?と感じました。

今回、私的に注目したのが森田と北田でした。

森田は3日目、4日目とノー△の66、66。
スイングに落ち着きが出て来て復調を思わせます。

#17(パー3)では、ティーショットのダウン寸前に後方からノイズが入り、大分右にオン。
ファーストパットは1.5mもオーバーしましたが返しを入れてパー。
これも自分のリズムでショットやパットが出来ているからだと思います。

ショットを見ていて、テンポがかつての岡本綾子そっくりです。
今季1V(→「Tポイント」)ですが、これからの活躍が期待されます。

それに、北田瑠衣。
2日目にはノー△で久々に首位に立っています。
結果的には3打届かなかったですが、かつてのストロークが蘇ったように落ち着いていました。
2010年の「Tポイント」(→「北田逃げ切りV」)での6勝目以来Vがないですが、今後につながると良いですね。

3人の平均パット数とそのランクは。.以下2桁表記で( )内がランク。
    横峯さくら 森田理香子 北田瑠衣
2010  1.79(13)   1.84(37)    1.82(22)
2011  1.79(10)   1.82(26)    1.82(27)
2012  1.78( 7)    1.79( 9)    1.85(55)
2013  1.76( 1)    1.79(12)    1.83(46)
2014  1.79(13)    1.78(10)    1.82(43)

あ、鈴木の平均パット数は1.7648でランク4位。
これは日本人選手の中では最上位です。
まだ、怖さを知らない強さ(失礼!)ですが、いつまでもこういうパットを続けて欲しいですね。

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