パット上達ブログ

パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。


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FANCLクラシックの行われた裾野CCは「CY-2」というベント芝がグリーンに採用されているとUPしました。→「FANCL2日目」

日本で開発された品種であると言うことは知ってたのですが、これを機会に調べてみました。

以下は日本芝草学会誌「芝草研究第39巻第2号」から一部を引用させて頂きます。
(文責:Green Keeper)

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クリーピングベントグラス(いわゆるベントグラス)は葉が非常に繊細で低刈りにも耐え、きめ細かいグリーンを作る半面、ダラースポット病や葉腐れ病(ブラウンパッチ)に罹病率が高く、パッティングクォリティーを維持するのに多くの労力と費用をかけざるを得なかった。

また、ベント芝は気温の低下とともに(体内にアントシアニンンを生成し)葉が紫色に変色して景観を損なっていた。

これらの改良型として育成(開発)されたのが、CY-2で、2007年には全米芝草評価プログラムにおいて、諸形質の高い再現性が確認されて総合評価で高得点を得たそうです。

CY-2は、既存品種である(ベント芝の代表的な品種である)L-93、ペンA-1やペンクロスよりもダラースポット病およびブラウンパッチに対する耐病性は高く、冬季のアントシアニンの発現性も低いことが確認されている。
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ゴルフに限らず、芝草は米国が先進的な研究を行って来ていました。

「ティフトン」と言われる品種の由来はジョージア州にある町の名前で、ここにある米農務省農業試験場が開発した「バーミューダ芝」の改良品種で有名で、夏芝としては日本で最も普及しています(尤もJリーグ発足以来なんだと思いますが)。

普通はこのティフトン芝がグリーンに使われることはないのですが、米国では比較的多く耳にしますし、日本でもまれにグリーンに使われています。
→サブローさんのブログ「ティフトン」参照。

CY-2ってこんな素晴らしい芝なんですね、それにこの研究報告には既に80カ所のコースに採用されている(2011年3月時点)そうです。

昔から、日本は果物の品種改良技術は世界一だと思っていました。青色のバラが開発されたりしていますが、日本の優れた品種改良技術、バイオ技術の成果ですね。

CY-2についても、世界に誇れる成果だと思い記事にさせていただきました。

我々がプレーするコースでもCY-2を使っているところもあると思うのですが、単に「ベント」という表現をしているので、そのことに気がつかないのかな、とも思います。

なお、名前の由来。
これは千葉県農林総研と雪印種苗㈱の共同研究による成果です。それで千葉のCと雪印のY、-2は開発番号では、と推定されます。当らずとも遠からず、ではないでしょうか。
但し、農林水産省品種登録では「シーワイツー」とされています。

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