酒井美紀とのプレーオフを第1ホール目で○とした一ノ瀬優希が混戦を制しました(-7)。
一ノ瀬は昨年のTポイントに次ぐツアー2勝目です。
→「TポイントL2013」
一ノ瀬のメンタルの強さや、パットの時の下半身の使い方については、この過去ログにUPしました。
このTV解説をしていたアヤコさんの、下半身不動のための極意もUPしてあります。
タラレバを2つ。
先ずは@の森田遥、#16(パー4)での第2打をピン右≒1mへつけたパットがカップの左側(下側)を舐めて外れパー。
惜しかったですね、これでP.O.進出のチャンスを失いました。結果は宋ボベと並び3位T。
そして酒井美紀。
#16では左≒3mからを沈め○。これで-7として一ノ瀬に並びました。
ところが#17(パー3)の右下≒12からのバーディーパットを大幅にショート。≒5mのパーパットを惜しくも外して△。1打を追う展開に後退してしまいました。
#18(パー4)で第2打を上≒1mに乗せて○、-7として一ノ瀬に追いつきました。
#17でファーストパットを寄せてパーとしておけば、逆転での酒井の初Vがなるところでした。
#17での酒井のパット。何があったのでしょうか?
酒井の単独2位は最高位のフィニッシュです。大ショートの原因を見究めて初Vへ邁進して欲しいですね。
ところで、アヤコさんの解説の中で素晴らしい指摘がありました。
LPGA賞金女王だった岡本綾子の解説はいつも楽しみにしているのですが、最終日に「パットとアプローチは毎週波があるもの」だと。当たり前のことですが、ここまではっきり解説をなさるのは他にはいらっしゃらないですね。
だからプロは毎日パット練習をするわけですが、我々一般アマは何をしたらよいのでしょうか。
グリーンでの練習なんて望むべきもないわけですから、やれることをやるしかないですね。
それは宅練で毎日ストローク練習を行い、①再現性の高いストロークを身に着けておくこと②距離勘の基準となる距離を転がすこと、ではないでしょうか。
→「上達7つの基本」
これを毎日5分だけでも続けていると、実戦での現場力が高まります。