第六回 庭方役拝命

阿部に艦船の設計図を見せる斉彬.

完成した暁には幕府に売ってくれという阿部に対して,斉彬は売りはしない,献上するという.

これに阿部は感慨の表情を浮かべる.



西郷の到着を受け歓迎会をする先に江戸に留学をしていた薩摩武士たち.

藤田東湖の教えを受けたことがあるという仲間に驚きを隠せない西郷.

そしてきれい所の集まる場所へ行こうというが断固として断る.



斉彬に呼び出された西郷は,斉彬から意見書をほめられ直々に庭方役を申し付けられる.




そして斉彬は西郷に世の中のことを教える.

地球儀を持ち出し西郷に日本は?清国は?イギリスは?と尋ねる.

答えに窮した西郷にイギリスの場所などを教え,「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という.

さらに孫子の言葉として「知によって勝が第一,義によって勝が第二,武によって勝つが第三」と続ける.

西洋のことをまず知ることが重要と説く.



西郷が藤田東湖に会う.

東湖は西郷に尊皇とはと尋ねる.

そして日の本が夷狄にけがされん時はどうするとさらに尋ねられる.

西郷は我が身を捨てて日本のために戦うという.

それを受け東湖は,そういう西郷の主人は蘭癖が強すぎるという.

西郷は返す言葉がなく,東湖は今は諸外国が押し寄せる今はただ朝廷を敬い団結することが重要だと述べる.




東湖に影響され,攘夷論にかぶれた西郷は斉彬に死をもって意見する.


蘭癖が気がかりであり,日本は2000年穢れなき国体であり守らなければならない中,斉彬は西洋のものなら何でも有難がっていると批判する.


それに対して,斉彬は攘夷と叫ぶが蒸気船の一つも持たずして異国を打ち払えない.だからこそ技術は大事であり,若者たちが中心になって改革を行わなければならない.そんな真実に迫らず,物事を学ぶことを忘れ過激に走るのは愚の骨頂.と批判する.



そして感銘を受けた西郷はすぐに考えを改める.


そんな西郷に妻が死んだことが知らせられる.


そして斉彬の唯一残っていた子が死んだ.どうもお由羅によって呪い殺されたと噂になる.


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