FUJITA'S BAR
2006年12月11日(月) 10時08分18秒

アナザー・ロンリー・クリスマス / プリンス

テーマ:プリンス

ANOTHER LONELY CHRISTMAS / PRINCE


I WOULD DIE 4 U single



本日紹介する名曲は、1984年のプリンスの「アナザー・ロンリー・クリスマス」です。


プリンス の凄かったところのひとつは商業主義が蔓延していた80年代にあって敢えてその逆のことをしていたことです。

それはシングルにも言えることで、80年代においては中期以降のシングルのB面のほとんどがアルバム未収録曲でした。

しかも毎年実験的なニュー・アルバムをリリースしていたにもかかわらず、シングルのB面もそれ以上に実験的というかお遊び的な冒険心に満ちた作品ばかりだったのです。


この「アナザー・ロンリー・クリスマス」は、この年大ヒットしたアルバム「パープル・レイン」 からの第4作目のシングル「I WOULD DIE 4 U」のB面としてリリースされました。


死んでしまった恋人のことを歌うこの曲が「君のためなら死ねる」と歌う曲のB面というのは狙ったんでしょうか。

少なくともクリスマス・シーズンの需要とヒット中のアルバムからのシングル・カットに合わせてこの曲を用意したことは間違いようです。


実験精神の旺盛なこの時期のプリンスは、この曲でひとつのチャレンジをしているように聴こえます。

つまり、ロックにおける大きなテーマである「クリスマス・ソング」「死を悼む歌」、このふたつをひとつに出来ないものだろうか?と。



ここにはクリスマス・ソングにありがちな鈴の音聖歌隊のコーラスもありません。

やけにヴォーカルだけにかかっていているエコー、語りかけるようなメロディ、エモーショナルで振り絞るように歌われるサビ、これらが歌の内容とマッチして独特の雰囲気を作り出しています。



クリスマス・ソングといえば子供やカップル向けのドリーミーでロマンティックなものが多いのですが、こうしたシリアスな内容のもののほうが神聖な感じがして個人的には好きです。






アナザー・ロンリー・クリスマス



昨夜 また一人ぼっちのクリスマスを過ごした

ダーリン 君がいるべきだったのに

誰よりも夢に見る君

愛さずにはいられない

君は僕が愛している唯一の人


君のパパのプールで泳いだ時のことを覚えているかい

あの夜君のパパは慌てていたっけ

でも気分は最高だった


賭けでピノクルをやった時のことを覚えているかい

君は僕を騙そうとしたね

欲しくない9のカードが来て

君は大騒ぎしたっけ


今日の午後 湖でスケートをしてる君の妹を見たよ

ああ なんて大きくなったんだろう

彼女はとても背が高く 少年たちをおどしてた

君のパパの子だもの

君は誰よりも素敵だった

君は北極星よりも輝いていた


昨夜 また一人ぼっちのクリスマスを過ごした

ダーリン 君がいるべきだったのに

誰よりも夢に見る君

愛さずにはいられない

君は僕が愛している唯一の人


僕のママがよく言ってたものさ

お前は幸せ者だって

誰も彼女の代わりにはなれないよ

ベイビー 君は僕に誓ったよね

決して僕から離れないって

なのに君は12月25日に逝ってしまった


昨夜 また一人ぼっちのクリスマスを過ごした

ダーリン 君がいるべきだったのに

誰よりも夢に見る君

愛さずにはいられない

君は僕が愛している唯一の人


君のパパは肺炎だと言った

君のママはストレスだと言った

でもドクターは君が逝ったと言い

僕は全て嘘だと叫んだ


あれから7回のクリスマスはいつも

バナナダイキリを酔い潰れるまで飲む

ああ 君の笑い声を聞くことができたなら

君には僕の悲しみが伝わらないのだろう

そして孤独なクリスマスだけが残る




この曲はプリンスの3枚組のベスト盤「ザ・ヒッツ&Bサイド・コレクション」に収録されています。

プリンス ザ・ヒッツ



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