FUJITA'S BAR
2006年04月09日(日) 02時04分18秒

つづれおり / キャロル・キング

テーマ:洋楽・ポップス

TAPESTRY / CAROLE KING



①I FEEL THE EARTH MOVE  空が落ちてくる

②SO FAR AWAY  去りゆく恋人

③IT'S TOO LATE  イッツ・トゥー・レイト

④HOME AGAIN  恋の家路

⑤BEAUTIFUL  ビューティフル

⑥WAY OVER YONDER  幸福な人生

⑦YOU'VE GOT A FRIEND  君の友だち

⑧WHERE YOU LEAD  地の果てまでも

⑨WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW?  ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロー

⑩SMACKWATER JACK  スマックウォーター・ジャック

⑪TAPESTRY  つづれおり

⑫(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN  ナチュラル・ウーマン



本日紹介するのはキャロル・キングの1971年のアルバム「つづれおり」です。


70年代を代表する超名作であり、全米アルバムチャート15週連続ナンバー1、そして302週にわたってチャートに留まっていた驚異の作品であり、全世界で2,200万枚を売り上げた、正にモンスターアルバムです。


全曲、キャロル・キングの作詞作曲です(一部共作あり)。

アルバム収録曲はほとんどがミドル~スローテンポのラヴソングで構成されています。

現在でもCMで使われたり、カヴァーされたりしているので、キャロル・キングというアーティストを知らなくても一度は聴いたことのある曲がいくつかあるはずです。


このアルバムの魅力はシンプルでありながらも美しく忘れ難いメロディにつきます。

最初から最後まで、全ての曲がこのアルバムのハイライトです。

本当にいい曲ばかりです。


このアルバムが大ヒット・ロングセラーした背景のひとつにベトナム戦争があると思います。

戦争の渦中にあったアメリカで(戦場はあくまでベトナム本土でしたが)、人々は「癒し」を求めていた、とオレは思います。

そうした時代のニーズにこのアルバムは見事にマッチしたのではないでしょうか。

②では、

「あなたは遠い彼方へ行ってしまった」

④では、

「もう一度、家に帰れるかしらと時々思う」

と、歌われてます。

そうした歌の中に、当時のアメリカ人はベトナムへ赴いた家族や恋人のことをダブらせたのかも知れません。


チャートインし続けた302週というのはほぼ6年近い期間になります。

71年~76年がそれに当たりますが、ベトナム戦争の終結が75年であることを考えると、やはりこのアルバムは「時代」に求められていたように思います。


もちろん大ヒットした最大の理由は彼女のソングライティングの能力と楽曲のクオリティの高さですが。



ケビン・コスナー主演の「ファンダンゴ」という映画(1985年作品)があります。

数日後にベトナム出兵しなければならない青年たちが、青春の思い出に車で旅をする、というストーリーです。

主人公たちが車を運転していてキャロル・キングの「イッツ・トゥ・レイト」が流れる場面があるのですが、とても心を打たれるシーンです。

戦争に行きたくない主人公たち、そうした現実を逃避する意味もあるこの旅、そして車のラジオから流れるキャロル・キングが「もう遅すぎるのよ」と歌っている...。

このシーンを観るだけでもこの映画を観る価値はあります。



ちなみに「つづれおり」とは、織物の織り方のひとつです。「綴れ織り」と書くらしいです。

詳しく知りたい方は勝手にググって下さい。

キャロル・キングはこの綴れ織りを人生に例えて歌ってます。

個人的には、このアルバムタイトル曲の⑪が白眉です。



ところで最近、このアルバムのリマスター盤がリリースされました。

それ自体は良いことだと思うのですが、ボーナストラックが2曲入ってるんですよ。


もうね、アフォかと。


最後「ナチュラル・ウーマン」で終わるのがイイんですよ。

それなのにそっからまだ2曲もあるんです。

これはもう何ちゅうんですかね、映画で例えるならエンディングのあとにその後のストーリーを何分か追加するようなもんですよ。

食事に例えるなら最後デザートを食べ終わったのにまた料理が出てくるようなもんですよ。

ミニスカートに例えるなら丈を何cmか長くするようなもんですよ。

もう全体が台無しですよ。

2曲多いからトクした、と思って購入する人より、アルバムコンセプトを無視してボートラを入れるなんぞけしからん!といって買わない人のほうが多いような気がするのはオレだけですかそうですか。



最後に、キャロル・キングはポップミュージックにおける女性シンガーソングライターの第一人者であるとオレは思います。

つまり、現在活躍している女性シンガーソングライターのルーツはキャロル・キングなんですよ。




つづれおり



私の人生は豊かで気高い色のつづれ織り

変化し続ける視界の不朽のまぼろし

青と金とで素晴らしく織られた魔術

感じたり見たりは出来るけど

手に触れることはできないつづれ織り







宇多田ヒカルや浜崎あゆみや椎名林檎や矢井田瞳を聴く暇があったらコレを100回聴け!です。


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

3121さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。