purobatoさんのブログ-CA391416.jpg


作品を作る上で刺激が欲しくなっていたので冒険に出ました。

10年以上前に住んでいたのでなんとなくゆかりのある京都へ。
行ってみたらなんとなくどころかなんかサウダーヂがすごい!!

まだあるの!?っていうおばあちゃんのカレー屋さんやジャズ喫茶、細い迷路の路地裏銭湯…懐かしさがこみあげて泣きそうになります。
かと思えば、洗練され変貌をとげた場所にも新鮮な感動があり……なんとも京都という町は……ため息です。


ゲストハウスのレンタチャリはイスが固定できないくらいサビており、けっこうキツかったですが碁盤の目におおいに助けられ、雨と懐かしさと発見でぐちゃぐちゃになりながらお店へ飛び込んでは口下手なままアピールしまくりました。

地図を見ながらの道のりは好きになれない…その上雨オンナになっちゃったけど、ノルマ達成すべくカタログと作品を守りながら一軒一軒訪ねる日々。
営業のお仕事でまわっている人はこんな気持ちになるんだろうか…。
なかなか孤独と戦いますね。大変ですね。


おかげさまで収穫もあり、興奮さめやらずです。
狩りに出た気分で帰ってまいりました。ギラギラしたオオカミの気分で。


しばらく一人旅ができていなかったので、今回なにか衝動のようなものに従って動いてみてよかったなぁと思います。
心がさわぐ限りまだまだ珍道中は続くのでしょう。。。



purobatoさんのブログ-CA391668.jpg

お手伝いしているお店が昨日、2軒目オープンの門出をお祝いしました。

一軒目のお店はフランス語で小鳥「pieni」という名前でかわいらしい空間になっております。

教室メインのカフェ&ギャラリーという色々兼ね備えた形になっていて、いろんな教室がふくれ始めているところに、近所になかなかいい空き家がという話でトン トン トン ♪ とテンポ良く店主はそのお家の2階に引っ越し、春らしく新たな幕を開けたのでした。

2号店 pieni deux。。

こちらの方がスッキリと広いので、ヨガや料理、ダンスなどスペースのいる教室やイベントにもってこいです。

昨日のオープニングとともに、写真展『テンセン』も始まっています。


海水浴も お散歩秋も…
雨も 晴れも…

変顔も 泣きべそも…
病気も 元気も…


真っ白い壁にずぅーと細長く母子が歴史を刻んでいます。

お父さんの見守る目をした写真たちはまるで一本のフィルムを観ているように1コマ1コマの間が錯覚されてきます。
ようく生きてきたなぁ~。って涙がちょちょぎれるような。。

そんな「テンセン」にのせてBGMを担当させてもらいました。

結局対面式のライブとなり、土下座したいほど静かに聴いて下さるのでどんどんぎこちなくなってしまいました。スミマセン。

なかなかかなわないことなのですが、飲んだり食べたりおしゃべりしたりしているところで空気のようにじんわりな音楽がやりたいです。。
ユルリ ユルリ 漂いながら風景に溶け込んで、いつの間にかいなくなっちゃうみたいな。。。





purobatoさんのブログ-CA391646.jpg

2日間続けてビニール張りとトンネル張りを手伝いました。

毎年この時期になると、ビニールハウスやトンネル(屋根だけ)を作ってブドウの発芽を促進するのです。

この時ばかりは家族総出で親戚も応援にかけつけます。

休憩後の足元はミカンの皮まみれになります。ミカンだけは肥料あつかいなのですね。


久しぶりに大量に汗をかいてクタクタに疲れました。
この疲れが食事(ご飯うますぎ!量もいつもの倍!)の後の心地よいまどろみを誘います。

本当に気持ちいい疲れとはこのことか…と久しぶりに思い出しています。


おばあちゃんもこうして山の畑で作業しながら産気づき、お父さんが産まれてきたっていうし、これが真っ当なありようなんだな。。と百姓の血を受け継いだ私は、ちょっとかじっただけで何を言うか!と怒られること承知でシミジミするのです。。

はて?私の兄弟はここの伝統を継いでくれるのでしょうか?


この辺りはピオーネの産地です。


しかし、この作業…
花粉症になることうけ合いです。。トホ。。