2017年05月06日(土) 17時39分37秒

トヨタ・クラウン スピーカーの音質アップ

テーマ:日々の雑想

先ほど福岡空港に着いて、現在は福岡店からブログを書き込んでいます。


さて、今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業からトヨタの

200系クラウンです。





異形パネルの専用ナビオーディオ付のお車に、ベーシックパッケージの取付けと、

ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。






システムはトランクに多チャンネルアンプが付いていて、センタースピーカーとサブ

ウーファーが付いているグレードです。





まずはドアの内貼りと防水シートを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを

貼り合わせます。



ドアの中ほどに広い範囲に防振マットが貼ってあって、これまで施工した200系クラウン

と資料を基に、純正のマットが同じかどうか確認してから作業にかかります。

もし年式違いで貼ってある量に差があった場合は、響きを調査してから、貼り方を工夫します。


写真で比べてこれまでの200系のクラウンと同じ貼り方だったので、図面通りに防振作業を

行い、防水シートと内貼りを組み付けました。






普通はトヨタ車のドアの16センチスピーカーはフルレンジで制限なく鳴っていますが、

クラウンではスピーカーの裏にコイルが付いていて、これで高音域に制限をかけています。



ただこのコイルは真ん中にコアがあって、そこでインダクタンスを上昇させて、少ない

巻き数の割に効力を増して使っています。


これは音質的には良い方法では無いので、ここをパスして車内のピュアコンのコイル

で制限をかけます。


最初のコイルは必要値以上にインダクタンスが高く、車両アンプから見てインピーダンス

が高かったので、ピュアコンのコイルのインダクタンス値を低い物を使い、合成インピー

ダンスを下げて適切な音にコントロールしました。



そうはいっても200系クラウンは何台も取付け実績があり、前もって値が探り出して

あるユニットを付けています。


フロントの2WAYスピーカーは16センチ+ダッシュのツイーターで、グリルが大きい

割に中身はスコーカーサイズではないので、純正ツイーターは使わず・・





グリルの上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付け

て、ガラスの反射無しに上質な高音をリスナーに届けます。





このクラウンにはセンタースピーカーでモノラル成分をプラスして、左右のスピーカー

の間の音の薄い部分をカバーしていますが、パッケージを装着するとステレオ効果で

スピーカー間の音が濃くなり、センターが邪魔になって来るのですが、クラウンのシス

テムで全く鳴らなくするとそれはそれで変なので、アッテネーター回路を入れて少しず

つレベルを下げて上手くマッチングさせました。





最後にナビオーディオのトーンとフェダーを少しだけ調整して、クラウンのWパッケージ

は完成しました。





ツイーター以外は純正スピーカーをそのまま使用しているので、「本当に音が良くなる

んだろうか?」と半信半疑で入庫される方も多いのですが、車両アンプ付のプレミアム

サウンドのお車では車両アンプとのインピーダンスの整合性が音質アップの決め手に

なっていて、クラウンのお客様は音の出来にはとても満足して頂きました。

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