アウトランダーPHEVは何故静かなのか? | サウンドピュアディオ井川のブログ

アウトランダーPHEVは何故静かなのか?

本日2度目の書き込みです。





土日にみん友のたくちゃんパパさんが三菱のアウトランダーPHEVを1泊2日のレンタルで借りて


乗られたみたいですが、ピュアディオのユーザーの方で次の車にアウトランダーのPHEVを考えて


おられるお客様は沢山おられます。







サウンドピュアディオのデモカーのPHEVは現在福岡で作業の間の僅かな時間でちょこちょこと


防振作業を進めています。






今まではベーシック防振すら行っていない素のドアでしたが、多くのお客様が試乗されて、


「これは防振してありますよね?」と聞かれていました。





まあ、防振していなくてもかなり静かだという事です。






その秘密を探るべくフロントドアの内張りを外したら、サービスホールに厚いゴムが貼ってあって、


これで外からのロードノイズの防止と、スピーカー裏の密閉度を上げています。







それにプラスしてサービスホールの下の方がパネルで塞いであって、スピーカー上の小さい


サービスホールも塞いであります。





これでは密閉度が高くて静かなはずです。






続きはまだあって、内張り裏の白いフェルトやら・・







外板裏にも他メーカーに比べたらかなりの量の防振材が使ってあって、普通のデットニングなら


不要と言っていい位の状態です。







リアドアもフロントドアとほぼ同じ様な構造で、「これだと車が静かで当たり前だ。」と思い


ましたが、やはりここまでされてモーターのみの走行で更に静かだとノーマルで乗られる方の


気持ちも分かります。










ただこの状態でもピュアディオのフル防振から比べると100%パーフェクトな状態とは言えず、


高速道路で90キロ超えた辺りから気になるノイズの対策と、音質アップのための施工を行ないました。







防振材や金属の張りの間の隙間に防振メタルを貼って、カーンという高い響きを静めます。








それとドアの内張りのフェルトを一度外して、セメントコーティングを行ないました。







内張り裏も乾いてはめようと思ったら・・





急に作業が立て込んで来て、とりあえずアウトランダーの作業はお預けになりました。





これで100キロ走行でも静かになって、スピーカーの音質もアップしているはずです。





ヘッドユニットはサイバーナビのプレイヤー部を使いますが、現在下は小物入れで、将来的にベンツE


からナカミチのCD-700kkを移植して来ます。








今回の書き込みでアウトランダーPHEVの静かさばかり目立ちましたが、他の車種でもフル防振に


すれば静かにする事は可能ですが、PHEVならではの電源環境の安定さという部分がこの車を選んだ


理由で、自分も含めて「車を買い替えたら充電制御で電源が絞られて、前と同じ音が出なくなった。」


という不満から開放されるという意味でこの車をデモカーにしました。






早くフルシステムにしたいのですが、6月のきららドームのモーターフェスティバルで一般の


お客様にベーシックのデモンストレーションを行なわないといけないので、フルシステム化は


それが終わってからになります。