2015年09月27日(日) 10時51分31秒

スズキ・ワゴンR カーオーディオの音質アップ

テーマ:カーオーディオについて

今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からスズキのワゴンRです。





富士通テン・エクリプスのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り

付けとドアスピーカーの交換、そしてベーシック防振の施工を行ないました。







まずはドアの内張りを外して外板裏に防振メタルと防振マットを貼って鉄板の響きを静めます。






「こんな小さいメタルをピンポイントで貼るだけで本当に響きが取れるの」と不思議に思われる方も

多いのですが・・






以前テレビ取材で超ズームで撮影した時の画像で説明しますと、多重構造になっていて、その組み

合わせ方は何度も変えてテストを行い、少ない面積ながらも車のドアで高い周波数の響きを最も

効率良く消す様に組み合わせました。




自分が最初に防振メタルを考案したのは、以前持っていた50系のエスティマにあるボーカリストの

方を助手席に乗せて移動していた時に、その方の楽曲をCDで再生して一緒に聴いていて思わず

その方がCDに合わせて歌われて、本人の声とスピーカーの再生音を同時に聴く事になりました。



その時にスピーカーの音とは別にドアに高い周波数の響きが乗っていて、それが車内の音と

本人の声に差を付けている事に気が付きました。

その方を送り届けた後に福岡店に戻りエスティマをピットに入れて、何度も防振をやり直しても本人

の声に完全に近くなりません。


「今の防振材で量を増やしても無駄なんだ。」とそこで気付いて、固い材質で高い周波数を消すという

発想で防振メタルの開発にかかって、時間をかけて材質の組み合わせを変えて今の防振メタルが

出来たのです。




再び話は取り付けに戻って、今回はドアスピーカーを交換するので、純正のスピーカーはケーブル

とは別にピュアディオプランドのPSTケーブルをはわします。



そしてスピーカーは16センチの純正よりもサイズの小さい13センチのJBLのP560を使うので、

インナーバッフルを製作してサイズを合わせます。


あっ、それとバッフルの上半分にはレインガードが付けてあって、スピーカーが雨水に濡れない

様にしています。




スピーカーをインナーバッフルに組み込んで、周りにシール材を貼ったら内張りを組みた立てて

ドアの作業は完了です。





次にダッシュの前の方にある純正ツイーターを鳴らない様にして、その前にスタンドを使って角度を

付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。






ドアスピーカーとツイーターにはエクリプスのナビから送られて来た音信号をグローブボックス下の

ピュアコンで分配して鳴らします。



ワゴンRはドアスピーカーが下の方にあるので中音域の上の方の音がリスナーに届き難く、それに

対応するためにミッドのコイルの巻き数を少なめにして上の周波数を伸ばしてバランスを取ります。




最後にイコライザーの調整を行って音を整えます。


これはパナメトリックイコライザーで周波数を選んで上下させるだけでなく、動かすバンドの幅も動か

して調整出来て、まずQ1だとかなり緩やかな山で広い範囲に影響します。





Q2にすると山の裾野は狭くなり・・





Q3ではツンと狭い範囲だけ音が変化する様になります。



動かす周波数と緩やかか急峻なカーブにするかを選びながら時間をかけて調整を行ってワゴンR

のシステムは完成しました。



パナメトリックイコライザーは幅を広げると隣のバンドに影響を及ぼし、それが良い事もあれば悪い

方向に行く事もあるので、「この人の声はこう!」とか、「この人の楽器の音はこう!」というハッキリ

した目標が無いと調整し難いですね。


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