2015年08月23日(日) 11時06分31秒

ホンダ・Nボックススラッシュ サウンドマッピング車の音質アップ

テーマ:カーオーディオについて

今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業からホンダのNボックス・スラッシュです。





テレビCMでおなじみのサウンドマッピングのプレミアムサウンドのお車で、今回はベーシックパッケ

ージの取り付けとベーシック防振の施工を行いました。




ドアの上部には最初からツイーターが装着されていますが、車両アンプからミッドとツイーターは別々

に周波数帯域が制限されて送られて来ています。




リアのサイドにもミッドとツイーターが付いています。





センターコンソールの下にはエンクロージャーにフォステックスのマークが付いたウーファーが付いて

います。





ナビオーディオはホンダのディーラーオプションのギャザーズで、お客様は直ぐ横から聴こえる広が

りの無いツイーターの音と、量だけ出ているキレの無い低音に不満を持たれて来店されました。





まずは純正のツイーターを鳴らない様にして、ダッシュにスタンドを使って角度を付けたピュアディオ

ブランドのATX-25を取り付けました。





ツイーターに行っている信号はフルレンジではなくて帯域制限がかかっているので、一度ホーム用

のスピーカーで音を確かめてからどの値のピュアコンを入れるかを予想します。





通常のホンダのNシリーズで使う値とは別な物を選びますが、現行のブラックボックスのストックの

値では合わないので専用設計で一から回路を起こしました。






次にドア防振の作業にかかりましたが、軽自動車にしてはゴムが貼ってあったり・・





フェルトが貼ってあったりと至れり尽くせりで、サウンドマッピング用の標準の防振にプラスして、

ディーラーオプションの『ピュア・サウンド・ブース』という防振もプラスしてありました。





その防振の中でもスピーカーの周りに貼ってあるスポンジが音がボワボワする原因で、入庫時の

前の日に降った大雨でスポンジに大量に水が染み込んでいたので、ここは外す事にしました。





Nボックス・スラッシュのドアの外板は通常のNボックスよりも構造が入り組んでいて、その入り組んだ

隙間に防振メタルを貼ってドアが震えるのを防ぎました。






予想ではこれで低音がタイトに鳴ると思っていましたが、メタルで音が外に漏れなくなった事で更に

低音の量が増しました。



ドアスピーカーの低音とウーファーの低音の同じ周波数が広い範囲で重なっていて、それが原因で

ユニットが一生懸命動いている割には体感出来る音の出方ではありませんでした。



かぶっている周波数にピュアコンのパーツで制限をかける事によって効率良く鳴らし、あまりボリュ

ームを上げていない割りには音を体感出来て、音のレスポンスも良くなりました。



文章で書けば直ぐですが、音を合わせるのに何度もパーツ交換を行って、量とキレ味のバランスを

どこで折り合いを付けるか比較を繰り返しました。




Nボックス・スラッシュのお客様は自分が直接あった事があるアーティストさんのファンで、8月13日

に福岡で行われたコンサートに行かれていて、コンサートホールのPAの音を聴かれているので、

実際の生の声とPAの中間ぐらいの音になる様にセッティングを行いました。




実は13日のコンサートは自分も行きたかったのですが、ちょうどコンサートの始まる時間に福岡空港

から新千歳に向かって出発しないといけなかったで聴きに行けませんでした。



その方のライブDVDが入っていて、CDの音とDVDの音の両方で調整を行いました。




最初に音色を合わせて最後にイコライザーで各周波数のレベルを合わせて、Nボックス・スラッシュ

のサウンドマッピング車の作業は完成しました。




普通車ではプレミアムサウンド車は以前からありますが、軽自動車でマルチアンプのプレミアムサウ

ンド車が出るとは予想もしていませんでした。



純正で満足出来ない部分をベーシックパッケージや防振でアップさせて、アーティストの本当の声や

演奏に近づけて満足して頂けるサウンドに変身させます。

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