2015年05月13日(水) 13時10分46秒

スバル・アウトバック ダイヤトーンスピーカーの音質アップ

テーマ:カーオーディオについて

今日ご紹介する1台は先週の札幌店の作業からスバルのレガシィ・アウトバックです。


オプションのダイヤトーンスピーカー付き車で、フロントがセパレート2WAYでリアはコアキシャル2W

AYの物が付いていました。


このダイヤトーンのスピーカー付き車にベーシックパッケージをドッキングさせて音質アップを図る事

になりました。




まずダッシュの純正位置のダイヤトーンツイーターを取り外します。

外ドームの良い所と内ドームの良い所の両方を兼ね備えるという構造ですが、逆に中途半端なため

に使うメリットが無いという事で外しました。


6万円のG20と同じツイーターに見えましたが、独立したネットワークは付いておらず、後ろに6デジ

スロープのコンデンサが1個付いていました。


純正位置でもツイーターはやや上を向いていましたが、グリルを外して別配線をひいて来てスタンドで

きちんと角度を付けたJBLの25ミリサイズの外ドームツイーターを取り付けます。


グリルを閉じてここは完成ですが、おおよその目分量で45度以上の仰角の差が有る様に見えました。



続いてドアスピーカーですが、こちらもG20と同じ物に見えました。

ただしセパレートのネットワークは付いておらず、スピーカーの横にネットワークのボックスらしき物が

付いていました。



中を開けたら鉄心入りの少ない巻き数でもインダクタンスを上昇させる事が出来る構造のコイルが

入っていて、空芯コイルだと磁気の影響を受けやすいのであらかじめ鉄心でインダクタンスを上げて

影響を受け難くしている構造でした。

ここをバイパスして磁気の影響を受けない場所に付けたピュアコンの空芯コイルを使う事で音を滑ら

かに改善します。



結局ツイーター・ミッド共にディーラーでの作業時間を短縮するための構造で、「ちょっとこれは?」と

いう構造でした。




そしてベーシックパッケージの取り付けの他にはドア防振の施工も行いました。

ドアの防水ビニールの大量に純正のゴムが貼ってありますが、その下のサービスホールを防振して、

ドアの外板裏にもベーシック防振の施工を行なっています。


純正のゴムの手前で2段階の防振が施工してあり、外からのロードノイズのカットとドアの密閉度を

上げてスピーカーのエネルギーが無駄にならない様にしてあります。



ドアの内張りを組み付ければ見た目は純正のフォルムままです。


ここで車を外に出してエンジンをかけて音調整を行います。



ナビオーディオはスバル純正のストラーダの大型画面の物が付いていました。

いつもは札幌から写真を送ってもらってそれに自分が解説を入れているのですが、この日は札幌に

いたので自分のテスト用のCDとお客様の音源の両方で現地で調整しました。


お客様がお持ちのCDは自分が東京のスタジオで生の声を聞いた事のあるアーティストさんでした。



今回はスバルのオプションのダイヤトーンスピーカーへのパッケージの開発でしたが、歌っている

本人の声を聞いた人間がネットワークのパーツの値やコイルの巻き数を決めるといのが他のパッケー

ジ商品と全く違う所です。



ピュアコンのブラックボックスの交換とコイルの交換で音を追い込んだら、最後にストラーダのイコラ

イザーの調整を行って完成です。

このストラーダの13バンドイコライザーはICの容量の関係でメモリーすると音質が下がるためにピー

クの値を記録しておいて調整画面からそのまま閉じて出庫しました。



メモリーすると音が抑圧されて新鮮さが無くなるナビが増えていますが、使い方を工夫すればメーカー

が想定している以上の音が再生出来ます。



ツイーター交換・ミッドのコイルのダイレクト化・ピュアコン取り付け・防振・調整の5つの改善で入庫時

に比べたら夢の様な良い音に変わりました。


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