2015年01月17日(土) 11時09分30秒

トヨタ・ラクティス カーオーディオの音質アップ

テーマ:カーオーディオについて

今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からトヨタのラクティスです。




トヨタ純正の2DINデッキが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとベーシッ

ク防振の施工を行いました。



まずはドアにマスキングを施して内貼りを外します。


防水用のビニールを一度外して外板裏に防振メタルと防振メタルを組み合わせて貼って、音質アップと

静粛性のアップを図ります。

この年式のラクティスは初めてだったのでドアの響きを確かめてマーキングして作業にかかりました。



ダッシュ上にはピュアディオ製スタンドを使ってJBLの外ドームタイプのツイーターを取り付けました。


JBLの中級グレードのツイーターは既に内ドームになっていて、ベースグレードの外ドームはサイズが

小さくなっていますから、このツイーターは貴重な存在です。




純正デッキは一度取り外して裏から音信号を取り出して、グローブボックス下のピュアコンに送ってドア

スピーカーとダッシュのツイーターに分配します。


先ほども書いた様にこの年式のラクティスの作業が初めてだったので棚からコイルなどのパーツを沢山

持って来てあれこれ交換しながら音が一番いい組み合わせを探しました。

なぜこんなに数があるかというと、音がそこそこ良くなる組み合わせはいくつも出来て、その中で最も

いいのはどこかというのを探していて、例えばブルスリーの映画の『燃えよドラゴン』の最後の方の

合せ鏡が沢山ある部屋でどれが鏡の中の敵でどれが本物の敵か分からない、それで多くの敵の姿の

中から唯一実在の敵を見つけるみたいな探し方をしているからこれだけどっさりのコイルが必要になる

のです。



そのなかからこれが本当の音と言えるのは歌っている本人の声を聞いたり、演奏している楽器の生の

音を実際に聴いていて、そのイメージで選んでいるからです。



あれこれ選んでいましたが、最近の純正スピーカーの傾向としては巻き数の少ないコイルが必要な場合

が多く、今回はたまたま棚に無い値が必要だったので何も無い所から一から巻きました。

巻が少ないとインダクタンス値が低く、ミリでもマイクロでもなくナノレベルで正確に測定する必要が

出ます。



そこで通常のプラスとマイナスの2本のクリップの測定ではなくて・・


シールド線4本による上下から挟み込んで平均値を出す測定でインダクタンス値を測っています。

このシールドの4点測定プローブだけで25000円して、一般的なカーオーディオ専門店が使っている

安い測定機よりもプローブの方が高い位で、ナノレベルで計測する物は通常は持っていません。



そして必要なインダクタンス値が得られるまで手作業でキリキリと音を立てながらきつく巻いて行って、

現行ラクティスで最もいい音が出せるコイルが完成しました。


そのコイルを組み込んだら中高音がスムーズにつながったのにプラスして、純正状態に比べたら

ピュアコンでインピーダンスを整えたのと防振の効果が効いて低音がかなりアップしました。



デッキの音調整がパッケージのイコライザーとバス・トレブルかの選択で、そこでバスを絞ってトレブルは

センターのままにしてCDの録音レベルであろう状態にして調整を終了しました。

一般的に音が悪いと言われている純正のドアスピーカーですが、こもっている音域を取り除いてインピー

ダンスをコントロールしたらトレードインスピーカーよりも音が良くなるから不思議です。




追伸


ちなみにトレードインスピーカーは強い音域と弱い音域を意図的に作って音を良くなった様に錯覚させて

いますから生音にならず、ピュアコンを装着してもそのクセが取れないために推奨していません。

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