2014年10月13日(月) 18時23分16秒

日産・キャラバン カーオーディオの音質アップ

テーマ:カーオーディオについて

今日2度目の書き込みは宇部店の作業から日産のNV350キャラバンのご紹介です。


オーディオレス車で入庫となって・・



カロッツェリアの1DINのデッキとベーシックパッケージの取り付けと・・



ドアの中の防振作業とドアスピーカーをJBLのPシリーズのミッドに交換しました。


ダッシュのツイーターに対してドアスピーカーはかなり下にあるために通常は音はつながりません。



スタッフがコイルの巻き数を少ない物に変えてドアからの上の周波数がぬけやすくしていたのですが、

なかなかツボがつかめなくて、そこで福岡店から雨の中急遽移動して来ました。

一度コイル無しでミッドからの音をフリーで鳴らしたのですが、今度は再生すると良くない音域まで聞え

て来たのでギリギリのところまで書き数の少ないコイルを巻く事にしました。




ここから先の写真は先日の福岡店で撮影したもので説明しますが、ピュアディオではコイルは一度

工場で機械巻きした物を巻き変える方法と空のボビンに一から巻く2種類を巻き数によって使い分けて

います。


これは機械巻きしたコイルを巻き変えてある値に合わせてあるものですが、右から左に行くと僅かに

巻き数が減っています。(4分の1周とか2分の1周です)


一番右が入り口出口が同じ所にあるのに対して左は半周ほどいた所に入り口があります。




測定器で左のコイルを測ると0・0865が表示されます。



右のコイルを測ると同じ0・0865と表示されて、巻き数は半周違いますがインダクタンス値は同じ

です。


これは同じ長さの銅線を巻いても微妙な締め付けトルクの違いでインダクタンスが変わり、強く引っ張っ

た方が同じ長さでもインダクタンス値が上昇します。


そのため微妙な巻き数を変えてある車種にあるスピーカーをインナーで取り付けた時の一番よく聴こえ

るインダクタンスの0・0865を出そうとしているのです。



この中途半端な位置のコイルは糸鋸でボビンに切り込みを入れて、ちょうどいい所で止めて0・0865

のインダクタンスを得ています。


こんな細かい事を毎日行っていてピュアコンのドンピシャという状態を作っているのですが、分かる人に

は分かるし、分からない人には全く分からない努力です。



一般的なメーカー製のネットワークはほとんどの物でコイルの巻き数が多めに作ってあって、ピュアコン

を考案する今から20数年前は市販のネットワークのコイルをほどいて音を合わせていました。



そういえばよくドアの鉄板にネットワークのボックスや熱収縮チューブに包まれたコイルが当たっている

取り付けを見かけますが、コイルに鉄が近づくとインダクタンスが上昇します。



圧着ペンチを近づけただけで0・0865から0・0890に上昇していますから、これがノーマルネットワークで元のインダクタンスが多い場合は更に多くなり、ミッドからの一番高い周波数は更に出なくなり、ツイー

ターとのつながりは更に悪くなります。



だからサウンドピュアディオはコイルの巻き数をピタリと合わせたり、コイルを鉄板から離すことに力を

注いでいるのです。




かなり前置きが長くなりましたが、今回のキャラバンではお客様のご希望でノーマルの位置を使うという

限られた条件の中で最大限に良い音を出さないといけなかったのですが、時間をかけてコイルを徐々にほどいて行って一番良い音が出るポイントを探しました。



ただしドアスピーカーの位置が低い分ツイーターの周波数レンジを問題ない範囲で下に広げてつながり

を良くしました。

こちらはピュアコンのブラックボックスの中に手を入れてワンオフで対応しましたが、一度データーが

取れれば次に同じ様なご要望があった時にはスピーディーに対応出来ます。




市販の固定式のコイルや固定式のコンデンサのネットワークでは表現出来ない音を表現するのが

ピュコン方式のいいところです。





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