だんじり祭への思い | ちっとも偉くない坊さん宝玖のスピリチュアルな話

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仏教の難しい教えは言えないけれど…日々の霊視体験や神社仏閣参詣時の高次元・光の世界からのメッセージなどの真実を語ります。

10月3日(金)からK町ではだんじり祭です。

だんじり祭に参加されてる、ある方に
日本酒の『剣菱』を届けに行きました。

それはなぜか…

K町のだんじりは今から29年前に有志が集まって復活させました。

その中のお一人に『Hさん』がいました。
Hさんは年上・年下関係なく皆に慕われるお人柄です。

奥様も良く出来た方で、毎年だんじり祭の時は
自宅を解放し地元の人を接待されていました。

でもHさんは仕事中に脳溢血を起こし
意識が戻らぬまま帰らぬ人になりました。

Hさんのお葬儀の出棺時にはだんじりを出庫させ
『だんじり葬儀』をした程
だんじりと言えば…Hさん!です。

毎年だんじり祭の季節になると
Hさんへ思いをはせる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

今年、Hさんからメッセージが降りてきました。

それは来年のだんじり祭での曳航責任者が
(最高責任者の事で、このお役目は毎年変わる)
来年はHさんの後輩の『Nさん』だからのようです。

Nさんは、亡くなったHさんと同じく
29年前のだんじり祭復活の時からのメンバーらしいです。

そして来年は記念すべき『だんじり復活30周年祭』です。
その最高責任者の役が回ってきたのが…

Nさん!

なんという巡り合わせでしょうか?!

誰よりもだんじりを愛するHさんが
同じくだんじりを愛する後輩のNさんに
30周年記念祭を託すかのような巡り合わせです。

亡くなったHさんのメッセージは…

『Nさんにお酒の剣菱を届けて伝えて欲しい事がある…』

という事のようなので…
本日、だんじり祭中のNさんに会いに行きました。

なぜ剣菱なのか?

亡くなったHさんが愛していたお酒の銘柄だからです。

そしてメッセージは…?

Nさんを訪ねて行った私を前に
『えっ?何の用?なぜ?』とキョトンとしていらっしゃいます。

私はだんじりの事は詳しく知らないのですが…

『まえてこ』という言葉が聞こえてきます。

それも『(だんじりから見て右側の)まえてこ』だそうです。

その『まえてこ』に剣菱のお酒をかけて…

清める?
無事に『まえてこ』のお役目が務まるように?
ケガが無いように?

私には意味はわかりませんが
Nさんにはわかっているようで
納得されてたようです。

次に亡くなったHさんの言葉は…

『来年は俺も一緒にやるからな(乗る…?)』で…

私もなんだか…
『きっと良い祭りになると思います。』と
感覚で感じたままをお伝えしました。

更にメッセージは…

Nさんは十何年前に一番最初のお子さんを
幼児突然死症候群で亡くされてるのですが
そのお子さんを亡くなったHさんは
『抱っこしてだんじりに乗る』と言うのです。

Nさんは亡くなったHさんの気持ちを
深く感じ取って下さり
目にはうっすら涙を浮かべておられます。

早速、まえてこに剣菱をかけに行って下さいました。

亡くなったHさんも30周年のお役目が
Nさんで嬉しいのでしょうね。
『良い祭りにしてくれ』と頼んでいるのか?
きっと応援してるのでしょうね。

Hさんが生きていたら30周年を迎えた事は感慨深く
そして誰よりも喜んだ事でしょう。

頑張れ!のメッセージと大きな後押しをNさんは頂いたようです。

後で聞いた話では…

なんと!

Nさんが担当してる『だんじり』の場所は
『右側のまえてこ』だそうです!

人の思いは思念のエネルギーで
形は無くなってもちゃんと息づいている。

この世には説明出来ないものは存在してます。

今年のだんじり祭も終わらないうちに
来年のだんじり祭の話になってますが
私も心から良い祭りを!と願っています。

たくさんの寄付金とたくさんの引き手の青年団が集まり
大いに盛り上がってくれたら嬉しいです!

あっ!まだ明日のクライマックスが残ってました…

だんじりは危険が伴います。
誰もケガなく無事に終わりますように…。

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元気だった頃のHさんが写ってる…

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(追加)まえてこを操作するNさん