1 | 2 次ページ >> ▼ /
2005-08-29

僕らの部屋の法則 (4-5)

テーマ:僕らの部屋の法則
 たぶん人が人でありえなくなったその日、神はこの星とその親愛なる子供たちの生命を
犠牲にして、最も神の寵愛を賜わったはずの人間どもに粛清を加える。
 名も知らぬ、その存在さえも知らぬ何かがこの星に降り注いだ。それは目に見えぬもの
を信じようとしない者が一番恐れる非科学の皮をかぶって、多くの『オロカナイキモノ』
を狂わせていった。

バケモノ。

 人々はそれにとらわれた者たちをそう呼んだ。その容姿たるや、決して大自然の法則に
は、あってはならない異形をとっていた。
 人の身体の外部と内部をそっくり入れ替えたような、内臓が外皮で外皮が内蔵のような、
そんな容姿。
 生きているまま人の身体を喰らい、喰らわれた者は自ら己れの身体を大自然の法則の呪
縛から解き払うのだ。それはまるで大宇宙の法則のもとで解脱を果たした、新たなる究極
の進化形を白日のもとにさらすものとでもいえるのか。

2005-08-25

台風の端っこ

テーマ:ブログ
VFSH0304.jpeg

台風の嵐を抜けて暫くした頃、新幹線の窓から夕焼けと一緒に架かる虹。
下から上までくっきりと浮かび上がるそれは、まさに虹の橋。

台風の雲の一番端っこでひろった一枚でした(^O^)
2005-08-20

真夜中を照らす太陽

テーマ:物書きもどき



太陽から見放された時間に輝くもう一つの太陽。

その輝きは、時には真昼に輝く太陽よりもまぶしい。

碧い宙(そら)故にまぶしい蒼い太陽。

まぶしいなんて言葉、相対の世界の極みだね。。。。。



2005-08-20

ヒコちゃんの浜で竹善唄う

テーマ:ブログ
8/11に旧俗称"コバリハーマー"にて行われた日本海夕日コンサート。
今年はなんと竹善がゲストとしてやってきた。skoopもくっついてきたけどね(笑)
いくら夕暮れからのスタートだとしても、σ(^-^)は仕事なんで行けなかったんだがね・・・・_| ̄|〇
仕方ないんで、録画放送見てます(^^ゞ
そういや、杉山清貴が来たとき以来行ってないな。。。

まあそれはさておき・・・
竹善とskoop、一緒に唄ったんだけど、歌った曲は竹善がカバーしてるあの曲、そう『amanogawa』。予想していた通りさね^^
歌った曲も当然Corner Stonesの中から。
てか、竹善、また太ったねぇ・・・なんか顔パンパン(^^ゞ
渡辺真知子ともデュエットしてたけど、なんかボンレスハムの親子みたいだったぞ!??

2005-08-15

僕らの部屋の法則 (4-4)

テーマ:僕らの部屋の法則
 どのくらいの時間が過ぎたのか、明後日の方角の空のぼやけた光源が、捨てられた愚か
者の星を冷笑していた。
 力の入らぬ四肢を棒きれに託し、ヨロヨロと荒野に足を進める。

“あとどのくらい生きられるのか・・・・・”



(あと、二・八一切り捨て時間くらいです)



「!!」

 腐れた大地が目の前でゆらめく。大きく蹴つまづいたその先には、どす黒い肉色をぶち
まけた『何か』の肉片が散乱していた。

「!! うっ・・・」

 習慣のように、無いはずの、実際にも何も無い胃の内容物を、ひび割れた不毛の大地に
垂れ流した。

 そう。

 それはあの日のそれと同じように大地を汚していた。

2005-08-15

ひまわり

テーマ:ブログ



これは津南のひまわり畑。

ここは3面のひまわり畑を持っていて、時期をずらし開花させている。
全てあわせると30万本のひまわりなんだそうだ。
でも、今回は3面のうちの一番最後、おおきさも他の面の半分程度なので、数にしたら6万本程度なのかな。
まあそれにしてもこんな感じなので、その景色には圧倒される。

σ(^-^)、ひまわり大好き。
今年は植えなかったけど、毎年庭にひまわりを植えているんだ。
ひまわりってさ、咲くまでは太陽を追いかけて首を振るんだけど、咲いてしまうと常に東向きなんだよね。
だから学校の全校集会みたいに、みんな同じ方向で花を咲かせる。
おもしろいよね^^

2005-08-12

僕らの部屋の法則 (4-3)

テーマ:僕らの部屋の法則
 あれは夢を見るための薬。

 すばらしい夢を見る手助けをする薬。

 人は死ぬ間際、その恐怖と苦痛を和らげるために、ある種の麻薬のような成分を持つも
のが体内につくられるという。
 人間はなんとか弱く偉大なものか。
 己れの末期を許容せず、ただ認識の奥底に“忘却”という名の貼札にまみれた逃避に身
を任せるだけだとは。

 見よ。それの是非を論せず、一部の快楽だけを手に入れることを生業とする連中。それ
を頼る人間。即ち、魂を売り渡した悪魔の奴隷が如きこの様を。

 今ベッドで横たわるあの人間もきっと死トイフモノを愚弄しながら、至福のひとときを
極上の夢とともに過ごしているのだろう。

 どんな夢を見るのか?

 数多の美女に囲まれ、果てることなく天空を突き刺す陰茎を、不変の狂王の名において、
その数多の陰穴にねじりこむか。
 はたまた黄金の海で飽くるまでその色に酔い、使い切れぬ黄金を抱いてセイレーンに魅
入られるが如く海深くに沈むのか。
 いや、太古の昔の王のように神を求め、神に贖い、そして神にならんとし、米粒の虫ケ
ラどもを従え、贅の限りを尽くすのだろうか。

 明日をも知れぬ立場に立たされた時、人はその本当の価値がわかるという。
 私利私欲のみに捕らわれた己れを顧みずに、それに思う、思わされることの善し悪しだけ
に固執することのなんと愚かなことか。
 嗚呼、その愚かしさもこの終末になんの意味をもたらすものか、私には解らない・・・。

2005-08-11

あの虹の下くぐって

テーマ:物書きもどき
立秋を過ぎると、降る雨一雨毎に夏のにおいは薄れ、秋の気配が増してくる。

そして今回は今をさかのぼる1ヶ月前・・・・・ちょっと前のお話。。。



虹




雨降り続く梅雨の合間、夕暮れ時のほんの一瞬だけ現れた虹。

夕焼けと虹のコラボは、普段見る虹よりもその色を鮮明にしてくれる。

夕暮れの虹、見たの何年ぶりだろうな・・・





子供の頃、虹を追いかけて自転車を走らせたことがある。



 『あの虹の下へ行きたい。あの虹をくぐり抜けて向こうへ行きたい。』



ただそれだけを思ってペダルをこいだ。

だけど、行けども行けども虹へはたどり着かない。

近づけば近づくほど逃げていく虹。

そしてあの向こう側へは行けず、虹は姿を消す。





今では解る。虹の向こう側へは行けないことを。

でも、虹を見るたびに思うんだ。



 『あの虹の下へ行きたい。あの虹をくぐり抜けて向こうへ行きたい。』



って。





だから追いかけたよ。

今度はあの頃よりももっと早くて力強い乗り物で。

でもね。。。やっぱりダメだった。

追えば追うほど虹は逃げていった。あの頃と同じように。

何年後?

またあの向こうへ行けそうなほどくっきりとした虹に出会えたとき、

ボクはまた追いかけるかもしれない。
2005-08-10

<「100円」響く…日本マクドナルドHDが大幅減益>

テーマ:ニュースにツッコミ
<「100円」響く…日本マクドナルドHDが大幅減益>


 日本マクドナルドホールディングスが9日発表した2005年6月中間連結決算は、経常利益が前年同期比77・4%減の5億円、税引き後利益が57・5%減の4億円と、大幅減益となった。
 売上高は5・3%増の1576億円だったが、4月からチーズバーガーなど9品目を100円に統一した「100円マック」などの低価格戦略により、客単価が7・6%減少(既存店ベース)したのが響いた。
 原田泳幸会長兼社長は記者会見で、上半期の大幅減益は「今後の成長のための投資」とし、まず低価格で来店客数を増加させた後、新商品投入などで客単価を上げる戦略だと強調した。さらに、「下半期には必ず収益が回復する」と話したが、7月末から500円のセットメニューの半数以上を30円値上げしており、低価格路線の変更が客離れにつながる懸念もある。



[記事]:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050809-00000216-yom-bus_all
------------------------------


商売のなんたるかは、σ(^-^)のような者には計り知れない部分が多いのだろうが、物には必ず適正価格というものがあると思う。
だから必ずしも「安売り=善」とは言い切れない。
安売りをすると、顧客はそれがその物の適正価格だと誤認する。
そうすると今度はその価格より安くなることを期待する。そしてまた安売りする・・・
という悪循環にはまるのだ。
これは顧客にとっても供給者にとっても良くないことなんじゃないだろうか?

2005-08-10

僕らの部屋の法則 (4-2)

テーマ:僕らの部屋の法則
「お目覚めかな」

 薄暗い男、とうに初老の域に達しているであろう男が、僕に覆いかぶさるように顔を覗
きこんでいた。

「・・・くっ・・ん・・ん・・はっ・・・・
・・・セ・・リカ・・・・」

 声が出ない。喉が…重い。

「苦しいか。仕方ないな」

 無機質な男の存在が、さして広くはないこの空間にねじりこまれてきた。
 右目の片隅で乱暴に燃えているローソクの光が、容赦なく無様な僕を照らしだしている。

「次の客が待っている。早く出て行ってくれ」

 疲れたように動かない身体を精一杯の力で起こそうとする。

「手伝ってやれ」

 男がそう言うと、両脇にいた傴僂男が、僕の手足を掴んで無理やり持ち上げ、そして家
の入口付近に向かって放り投げた。

「ぐはぁっ!」

 血の混じった大きな痰が、口腔を下品に汚した。

「さあ、ブツを頂こうか」

 傴僂男が「次の人」と呼ばれた人間から、薄汚い麻袋を受け取っている。
 家かと思っていたものは小屋だった。それは農舎を思わせる、朽ちたボロボロの小屋。
到底扉とは呼べぬ、ボロきれを垂らしただけの入口の外から、僕はただポカンとそれを眺
めている。

 やがて初老の男は注射器を取り出し、それをベッドの上に横たわる人間にぶちこんでい
った。

「すばらしい夢を………」

 人間の渡したあの麻袋から、微かに血の臭いが漂っていた。

Amebaおすすめキーワード

    1 | 2 次ページ >> ▼ /
    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト