日本人が海外へ行くときには絶対に気にしなくてはいけないことがありますよね!!


それは旅行で出かけるに時も、ロングステイで行く時も、仕事や留学で行く時も同じことが言えます。



それは最近、連日ニュースで報道されている「為替」なのです。


今日のレートでは1ドル=97.435円となっていましたが、一昔前では1ドル=360円の時代もありました。


その時から比べれば日本円がアメリカドルに対して、約3.5倍もの価値になり、


1個360円で買わなければいけなかった、ハンバーガーが今では1個100円弱で買えるのです。


これってすごいことですよね???



逆に日本から物を輸出するときは、大変です!


これまでは720円の物がアメリカでは2ドルで売られていたのに、今では約7ドルもの値段が付けられる。


同じものでも、5ドルぐらいの差がある。


日本に置き換えて、例えるなら、これまで100円ショップで売られていた物が、全て350円ショップになってしまう。


全部が350円になったら、大変ですよ!(同じものを買うのに・・・)



今回はちょっと難しい話になってしまいましたが、海外にご興味のある方にとっては、切り離せないどうしても気になる話題ではないでしょうか?






ロングステイや海外で生活と一言で言っても多種多様だと思います。


それは、どこの国によって全然違ってくるからです。

(当然と言えば、当然ですよね・・・)


そこで、今回は国を選ぶポイントを簡単ですが、お伝えしようと思います。



まず、旅行とは違うということです!!


遊びに行きたい所は世界中、たくさんあります。


ハワイ・カナダ・オーストラリア・ヨーロッパなどなど。


でも、旅行と生活となると、選ぶ要素は大きく異なりますよね!


私が思ういくつかポイントを挙げてみます。


1.物価の違いはどの程度なのか?

2.どのような気候が過ごしやすいか?

3.日本からの距離は?

4.治安は大丈夫?

5.言葉は通じやすい?

6.食事は口に合うの?

7.医療は大丈夫?

8.宗教はどうなっているの?


ざっと、挙げてみてもこれだけあります。


まだ、たくさん押さえておくポイントはありますが。


ただ、このような表面的なことだけではなく、その国の本質的な部分まで知る必要があると思います。


「どういうこと?」


と思われたかもしれません。


本質的な部分はどういうことかと言いますと、


「その国のことを知ろうと思えば、その国の歴史を探ることが正しい情報の集め方なのです。」


その国の文化やマナーは全て歴史から創られています。

一番影響力の大きい宗教にしても、このことが当てはまると思いますし。


希望の国は人それぞれあると思いますが、後悔しないためにも本質的な部分を見極めた上で選ばれるのが良いのではないでしょうか?




先日、ロングステイのカリスマ的存在であり、たくさんの本を執筆されている、


布井敬次郎氏のお話を聞きました。


どんな内容だったかの前に布井氏を簡単にご紹介します。


1930年長崎生まれ。

在日米国大使館査証事務官を経て、布井国際行政事務所を設立。

数多くの仕事をこなす傍ら、「アメリカ渡航法入門」を出版や多くのテレビ番組にも出演。


現在はタイ政府から日本人ロングステイ希望者おサポートする顧問に任命され尽力する傍ら、フィリピン大使館商務部・ロングステイコンサルタントとして活躍するなど、その存在は多くのロングステイヤーに影響を与え続けている。


~移民法研究の灯は一生消さない~

その信念が、現在の日本における査証研究の礎を築き上げたことは言うまでもない。



という、ロングステイに関しては右に出るものはいないというぐらいの方です!!



では、どのようなお話だったかをご紹介します。


海外で生活するときに必要なのは、その国にある差別や貧富をいい意味で知ることだそうです。


東南アジアの国の方は、日本人というだけでリッチマンだという認識があるため、日本人が現地の方が行くようなレストランなどに行くと、逆に「なんで日本人がこんな所に来ているのか?」と思うようです。


日本と違い、まだまだ東南アジアなどの発展途上国にはその差別や貧富が残っています。


残っているからこそ、それをいい意味で知らないと、相手に不快な思いが伝わってしまうとのことです!!


日本人ではあまり理解できない部分ですけどね。。。




ロングステイをされる方にお伝えしたいことは何ですか?という質問に関してはこのように答えが返って来ました。


「現地経済へ、貢献するためにお金を使って欲しい!! ロングステイヤーひとりひとりが個人のODA(政府開発援助)として」


とのことです。



布井氏のお話は約3時間にも及んだため、ここでは全部をお伝えすることはできませんが、


これまで本当に海外を数多く経験されたんだなというのが、お話を聞いて感じました。


ご興味にある方は、ぜひ一度布井氏の出版されている本を読んでみてはいかかでしょうか??


私が一番オススメする本は、『定年後の海外暮らし』(KKベストセラーズ)

                  『海外ロングステイ生活術』(PHP研究所)

などがオススメです。



今回、ロングステイの第一人者である布井敬次郎氏のお話を聞いて、「ロングステイ」という事に対して奥深いものを感じました。


今後ロングステイが増える中、ロングステイヤーももっと意識を変えて行く事によってもしかしたら少しでも世界に貢献できるんじゃないでしょうか!