先日、ロングステイのカリスマ的存在であり、たくさんの本を執筆されている、
布井敬次郎氏のお話を聞きました。
どんな内容だったかの前に布井氏を簡単にご紹介します。
1930年長崎生まれ。
在日米国大使館査証事務官を経て、布井国際行政事務所を設立。
数多くの仕事をこなす傍ら、「アメリカ渡航法入門」を出版や多くのテレビ番組にも出演。
現在はタイ政府から日本人ロングステイ希望者おサポートする顧問に任命され尽力する傍ら、フィリピン大使館商務部・ロングステイコンサルタントとして活躍するなど、その存在は多くのロングステイヤーに影響を与え続けている。
~移民法研究の灯は一生消さない~
その信念が、現在の日本における査証研究の礎を築き上げたことは言うまでもない。
という、ロングステイに関しては右に出るものはいないというぐらいの方です!!
では、どのようなお話だったかをご紹介します。
海外で生活するときに必要なのは、その国にある差別や貧富をいい意味で知ることだそうです。
東南アジアの国の方は、日本人というだけでリッチマンだという認識があるため、日本人が現地の方が行くようなレストランなどに行くと、逆に「なんで日本人がこんな所に来ているのか?」と思うようです。
日本と違い、まだまだ東南アジアなどの発展途上国にはその差別や貧富が残っています。
残っているからこそ、それをいい意味で知らないと、相手に不快な思いが伝わってしまうとのことです!!
日本人ではあまり理解できない部分ですけどね。。。
ロングステイをされる方にお伝えしたいことは何ですか?という質問に関してはこのように答えが返って来ました。
「現地経済へ、貢献するためにお金を使って欲しい!! ロングステイヤーひとりひとりが個人のODA(政府開発援助)として」
とのことです。
布井氏のお話は約3時間にも及んだため、ここでは全部をお伝えすることはできませんが、
これまで本当に海外を数多く経験されたんだなというのが、お話を聞いて感じました。
ご興味にある方は、ぜひ一度布井氏の出版されている本を読んでみてはいかかでしょうか??
私が一番オススメする本は、『定年後の海外暮らし』(KKベストセラーズ)
『海外ロングステイ生活術』(PHP研究所)
などがオススメです。
今回、ロングステイの第一人者である布井敬次郎氏のお話を聞いて、「ロングステイ」という事に対して奥深いものを感じました。
今後ロングステイが増える中、ロングステイヤーももっと意識を変えて行く事によってもしかしたら少しでも世界に貢献できるんじゃないでしょうか!