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frontal midline theta(FmΘ)の高い活動よりも低い活動の方がパットの結果が良好。
Kao et al.2013
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《中村の解釈》
脳波の研究です。
集中力や注意の指標となる脳波をfrontal midline theta(FmΘ)と呼ぶそうです。
リラックスしている時はα波、活動している時はβ波、興奮している時はγ波、
うとうとしている時はΘ波、眠っている時はδ波というのが一般的かと思います。
FmΘは正中前頭葉、つまり頭の前の方の中央部分から、
眠い時に出るはずのΘ波が集中している時に出現するようです。
パッティングなんて高い集中力を必要とする作業ではFmΘが観察されるわけですね。
今回の研究では活動が高ければ高い程良いのかというと、そうではないとのことでした。
これは覚醒水準とパフォーマンスの話でもよくある通り、
適度に集中している時の方が結果が良いというのに似ています。
例えばものすごく眠い時に100mを走ってもベストタイムが出るわけがありません。
一方、入れ込み過ぎと表現されますが、
気合いが入りすぎて結果が出なかったということもよくあります。
良い結果や悪い結果が続くとどうしても興奮してしまいますが、
それを上手く冷静にコントロールできるようにしなければならないということですね。
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