・・ココロのビタミン・・

 人が高度な文明を築くことができたのは、
動物が本来持つ生命維持のために働く脳(脳幹、間脳)と、
本能により働く脳(大脳辺縁系)に加え、
人間が理性や判断をつかさどる脳(大脳皮質)、特に前頭部にある
前頭連合野を発達させることができたからですドキドキ

黄色い花 昨今のような情報化社会では、この前頭連合野が休息することなく、
過剰に働いています。この前頭連合野の過剰な緊張は、
本能の脳(大脳辺縁系)に不快な刺激を与え、
自律神経を調節する視床下部に乱れを引き起こします。

視床下部に乱れが生じると、生体の維持機能が乱れ、
不眠、食欲不振、イライラ、便秘などが生じることも。

これらの不定愁訴のトリガーとなっている脳疲労を解消させ、
自律神経を安定させるためには、大 脳皮質にある前頭連合野の休息が必要となります。

 私は、未病の段階でのケアには、
嗅覚と触覚を刺激する、アロマトリートメントが有効だと考えています。

  フロリダ州のアトランティック大学のティファニー・フィールド博士らが、
脳波とスウェーディッシュマッサージの関係について調べたところ、
落ち込んでいるときに見られる前頭葉右側の脳波の振幅が
著しく小さくなったと報告されています。

・・ココロのビタミン・・
 嗅覚によって感知された香りは、
前頭葉に投射されます。
その同定と識別に重要な領域は、
前頭眼窩野で、香りの認識と前頭葉との
結びつきは強いとされています。

実際に、ストレスを負荷した後に、
ベチバーの精油を吸入すると、
前頭葉の神経活動が鎮静化し、前頭葉の
酸素化ヘモグロビン濃度(神経活動の状態をよく反映する)
が減少したという研究結果もあります。

 心療内科で芳香心理療法を
実践してきた経験から、
アロマテラピーは、ストレスの緩和、
免疫機能の調節、自律神経活性の調節、
睡眠改善などがあることを実感しています。


ブーケ2 例えば、パチュリやローズなどを調合した香りは
不眠改善効果を示すという研究結果もあります。
セダーウッドに含まれる、セドロールの香りは、自律神経系に作用し、
副交感神経系を優位にしてくれて、リラックスさせてくれるのです。

これらの精油は、睡眠構造自体には、変化を与えず、
睡眠をより良好な状態 にすることが示唆されていますキラキラ
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