2005-02-10 22:56:49

車運転中の携帯電話は事故が4倍 その1

テーマ:心理学 (運転・飛行機)

車を運転中に携帯電話を使うと事故が4倍に増える。これは心理学がどのように世の中に役立っているのかを見る良い事例なので、ゆっくり紹介していこうと思う。

原因として、携帯を持つ手の格好、右耳左耳と右脳左脳の違い、むずかしい話の理解、同乗者と話すのとの違い、そんなことが研究されている。ただし、これは現在進行中の研究で、なぜ携帯電話を使うと事故が増えるのかの根本的な理由はまだ不明なことが多いと言うことも先に言っておこう。もし、これだ、と思う理由を考えた方はぜひコメントください。あなたの案が研究に使われるかも。

原因究明というのはすごく大事なことだ。僕のブログでは因果関係の起こる理由をデータから見ていく、というのが一つの主旨だ。原因がわからないと事故の統計を応用する境界があいまいになる。車の運転中の携帯の使用を完全に禁止するべきなのか、拡大解釈して歩行中の携帯の使用も同じく禁止すべきなのか。ポピュラー心理学ではこの拡大解釈が頻繁に行われていて、一般人を欺いてる時が多いのがすごく気になるよ。

原因究明は教育心理学や精神療法などでも同じだ。ある事例で効いた方法をどこまで応用できるのかは、その効いた原因による。そんな事を車と携帯の関係から今後語っていくよ。

キーワード:心理 心理学 認知 二重課題 多重課題 


関連する記事:
しんりの手FC2「ハンズ・フリーでも運転中の携帯は事故率4倍」

しんりの手「運転中に携帯を使うと事故率4倍は反応速度や不注意性盲目のせい」


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コメント

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2 ■二重課題

小枝さん、情報ありがとう。こういう情報が今後の僕の記事の更新に繋がるんで助かるよ。
そう、僕の記事では明確に書いてなかったけど、心理学で論議される携帯電話の問題は、大抵が二重課題(または多重課題)が絡んでいる。またコメントをお願いします。

1 ■無題

こんにちは。
私が最近目にした携帯電話関係のペーパーです。
”No effect on cognitive function
from daily mobile phone use.”
Besset A et al.
Bioelectromagnetics. 2005 Feb;26(2):102-8.

(要旨)携帯電話からの電磁波は認知能力に影響を与えない

長期的な健康被害という視点からは、携帯電話は人間の認知能力に慢性的な影響は与えないという主旨のペーパーです。

恐らく使用中の事故の増加は、同時にマルチタスクを行なうということで注意を散漫にするということに基づくのでしょうか?人間が同時平行でどれだけの仕事を行なえキャパシティがあるか?というテーマは興味深いですね。

また続報を期待しています。

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