毎授業で試験すると期末成績上昇 | しんりの手 :psych NOTe

毎授業で試験すると期末成績上昇

ある大学のクラスで、毎クラスごと(日本語?)に試験を行ったところ期末試験の成績が上がった。この前の期は、試験は10クラス日に1回だけだったがそれを1クラス日に1回の試験というやり方に変えてみた。すると、「学習と記憶」のクラスではクラス平均が81%から89%に上昇。心理学クラスでは74%から80%に上がった。

研究としては穴だらけ。クラスの期も違うし、教官も期待しながら教えていたかもしれない(いや、きっとしていたはずだ)。でもこれは信じられるな。誰かちゃんとした環境で実験しないかな。

引用元
Leeming, F. C. (2002). The Exam-A-Day procedure improves performance in psychology classes. Teaching of psychology. Vol.29(3). 210-212.

教育心理学は認知心理学とは視点が違う
http://edhs.ri.aoyama.ac.jp/~susan/archives/2004/10/post_20.html#trackbacks
教育心理学は認知心理学とは視点が違うという話。僕のこの記事の引用元である学会雑誌(teaching os psychology)を読むと、これを認知心理学風に実験すればもっと面白くなるかも、と思うことは多かったです。