2014年10月30日(木)

Goldebriarsの「ベストオブ」コンピ発売

テーマ:News
Walkin' Down the Line: The Best of the Goldebriars
Goldebriars
Walkin' Down the Line: The Best of the Goldebriars

Goldebriarsはカート・ベッチャーのレコードデビューとなった男女混声グループ。カートのほかロン・ニールセン、ドッティ・ホルンバーグ(SundazedのコンピCDでお馴染み)とその姉のシェリ(のちのキース・オルセン夫人)によって1963年にミネソタで結成されました。当時メンバーは皆10代で、カートはまだ18歳でした。

メジャーのColumbiaと契約した彼らは、傘下のEpicから1964年に2枚のアルバム、"The Goldebriars"と"Straight Ahead"をリリース。オーバーダブを用いた斬新なコーラスハーモニーは、後続のママス&パパスらに大きな影響を与えました(キャス・エリオットいわく、「私達(ママス&パパス)は、ゴールドブライアーズのサウンドを盗んだのよ」)。

ジャンルとしてはピーター、ポール&マリーなどのモダンフォークの部類に入るんでしょうが、そこはカート・ベッチャー、このあとのフォークロック~ソフトロックからアシッドフォーク~サイケデリックをも予感させるような、革新的な響きをそなえているのはさすがです。特にポップさを増した2ndアルバムは、「元祖サンシャインポップ」「元祖ソフトロック」ともいえるような作品となっています。

その後メンバーチェンジがあり、のちのMusic Machine~Millenniumのロン・エドガーらを加えた6人組となった彼らは次作用の音源を録音。しかし、1965年の突然のグループの解散とともに、リリース直前だったサードアルバムはお蔵入りとなってしまったのでした(2006年に日本で“クライミング・スターズ”としてCD化)。

今回のコンピは、これら3枚のアルバムやシングルから選んだ26曲に、未発表のボーナス4曲を加えた内容となっています。このボーナストラックは、ドッティによる手記、「ゴールドブライアーズ・ストーリー『ジェザベルに何があったの?』」に登場する、「世界初の正方形ステレオ・ソノシート盤」からの4曲と思われます。これは、グループがレコード契約を探っていた時にプロモートに使用したもので、後半の2曲のFlinthill Singersというのは別のグループだったと思います(Now Soundsから12月2日発売予定)。

ちなみに、下の動画の"Honey Bunny"は、彼らがテーマ曲を歌った映画"Once Upon a Coffee House"(aka "Hootenanny a Go-Go", 1965)からのもので、当時のカートのパフォーマンスが見れる貴重な映像です(一時グループを抜けていたシェリの代わりにキャシ・ウィーヴァーがメンバーとして出演している)。

Track Listing:
1. RAILROAD BOY
2. COME WALK ME OUT
3. ALABAMA BOUND
4. A MUMBLIN' WORD (HE NEVER SAID)
5. SHENANDOAH
6. VOYAGERS LAMENT
7. SEA OF TEARS
8. MAC DOUGAL STREET
9. CASTEL IN THE CORNER
10. HAIKU
11. NO MORE BOMB
12. SWEET POTATOES
13. JUMP DOWN
14. I'VE GOT TO LOVE SOMEBODY
15. ZUM GALE GALE
16. HUSH HUSH
17. NOTHING WRONG WITH YOU THAT MY LOVE CAN'T CURE
18. WALKIN' DOWN THE LINE
19. LAST TWO PEOPLE ON EARTH
20. TELL IT TO THE WIND
21. NOTHING MORE TO LOOK FORWARD TO
22. I'M GONNA MARRY YOU
23. JUNE BRIDE BABY
24. SUNSHINE SPECIAL
25. NOAH
26. MY SONG
PREVIOUSLY UNRELEASED BONUS TRACKS
27. ROLLIN' STONES
28. OLD TIME RELIGION
29. BLOWIN' IN THE WIND (The Flinthill Singers)
30. COME ALONG (The Flinthill Singers)






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2014年10月22日(水)

Loveの"Black Beauty"がCDリリース

テーマ:News
Black Beauty
Love
Black Beauty

Arthur Lee & Loveが1973年ごろに発表するつもりだったものの、レーベルの倒産やらなんやらでお蔵入りとなってしまった幻のアルバム "Black Beauty"が、先に出たアナログLPに続いてCDリリースされます(6曲のボーナス+62頁のブックレット付属で、High Moon Recordsから11月11日発売予定)。

内容は、実質上のLoveのラスト作"False Start"(1970)と、Arthur Leeのソロ名義の"Vindicator"(1972)を折衷したような感じでしょうか。Elektra時代のファンが「これはLoveじゃない」とコメントしてるのを見かけたりしますが、単純にジミヘン・フォロワーのアルバムとしても楽しめます。

ちなみに、"Black Beauty"のCD化はこれが初めてというわけではなくて、1997年にフランスのEvaから"Black Beauty & Rarities"というコンピCD(サブタイトルは「Unreleased 1973 "Black Beauty" LP + Bonus」)が出ています。また、Sundazedからリリースされた1971年の未発表音源集、"Love Lost"(2009)にもBlack Beautyの曲が何曲か収録されています。

1. Young & Able (Good & Evil)
2. Midnight Sun
3. Can't Find It
4. Walk Right In
5. Skid
6. Beep Beep
7. Stay Away
8. Lonely Pigs
9. See Myself In You
10. Product Of The Times
CD Bonus Tracks:
11. (Title Song From The Motion Picture) Thomasine & Bushrod
12. Arthur Lee Interview (Steven Rosen, 1974)
13. Every Time I Look Up, I'm Down (Live)
14. Nothing (Live)
15. Keep On Shining (Live)
16. L.A. Blues (Performed By Arthur Lee & Ventilator)
(Tracks 13-15 Live, Electric Gardens, Glasgow, Scotland. 5/30/1974)



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2014年10月19日(日)

Dick's Picks Vol.14 再発

テーマ:News
Dick's Picks 14: Boston Music Hall 11/30/73 & 12/2
Grateful Dead
Dick's Picks 14: Boston Music Hall 11/30/73 & 12/2

Grateful DeadのDick's Picks再発シリーズ、第14巻は1973年11月30日と12月2日のBoston Music Hallでの公演を4枚のCDに編集したもの。この年の春にピグペンが亡くなり、ミッキー・ハートは翌年にバンドに復帰する前で、ドナは出産のために欠席していたため、デッド史上最少の5人編成での演奏となっています。

ちなみに、この巻がリリースされた2か月後の1999年8月、編者のDick Latvalaは心臓発作により56歳で亡くなっています(Real Gone Musicから12月2日発売予定)。

November 30, 1973
CD One:
1. Morning Dew - 14:29
2. Mexicali Blues - 3:47
3. Dire Wolf - 5:10
4. Black-Throated Wind - 7:01
5. Don't Ease Me In - 4:45
6. Big River - 5:31
7. They Love Each Other - 6:02
8. Playing in the Band - 23:18

CD Two:
1. Here Comes Sunshine - 11:54
2. Weather Report Suite - 14:45
3. Dark Star Jam > - 9:18
4. Eyes of the World > - 19:26
5. Sugar Magnolia - 10:17

December 2, 1973
CD Three:
1. Cold Rain and Snow - 7:21
2. Beat It on Down the Line - 3:40
3. Brown-Eyed Woman - 6:11
  The Merry-Go-Round Broke Down - 0:17
  Beer Barrel Polka - 1:08
4. Jack Straw - 5:22
5. Ramble on Rose - 8:05
6. Weather Report Suite - 15:55
7. Wharf Rat > - 10:38
8. Mississippi Half-Step Uptown Toodeloo > - 8:03

CD Four:
1. Playing in the Band > - 12:09
2. Jam > - 15:39
3. He's Gone > - 10:27
4. Truckin' > - 13:34
5. Stella Blue - 10:15
6. Morning Dew - 14:31

Musicians:
Jerry Garcia - guitar, vocals
Bob Weir - guitar, vocals
Phil Lesh - bass, vocals
Bill Kreutzmann - drums
Keith Godchaux - keyboards
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2014年10月17日(金)

Vanguardのサイケコンピ発売

テーマ:News
Follow Me Down: Vanguard's Lost 1966-70
Various Artists
Follow Me Down: Vanguard's Lost Psychedelic Era 1966-70

1966年から1970年のあいだにVanguard Recordsからリリースされたサイケデリックなトラック18曲を集めたコンピCDが、12月にAceから発売されます。

収録曲を見ると、当ブログではお馴染みのアーティストが多いので、「レアサイケコンピ」という感じではないんですが、ダウナー系中心の渋い選曲で、マニア心をくすぐってくれそうです(下のトラックリストのリンク先はYouTube動画)。

1. Getting Together - The Third Power
2. You Said / But I've Got My Way - Erik
3. Stoned Is - Listening
4. A Nickel's Worth Of Benny's Help - The 31st Of February
5. You Should Be More Careful - Elizabeth
6. I Can Understand Your Problem - Jeff Monn
7. See You Again - Listening
8. Travelin Around - Circus Maximus
9. Take My Hand - The Frost
10. Where I'm At - Notes From The Underground
11. I Can't Make A Friend - The Vagrants
12. The Endless Tunnel - Serpent Power
13. Saigon Girls - The Family Of Apostolic
14. Persecution - The Third Power
15. Why Did You Put Me On - Notes From The Underground
16. Did You Have To Rub It In? - The Hi-Five
17. Hellhound - The Far Cry
18. Big Time Spender - The Frost
2014年10月16日(木)

Powderの新譜コンピ発売

テーマ:News
Ka-pow! An Explosive Collection
Powder
Ka-pow! An Explosive Collection 1967-68

渡米していたニュージーランドのポップスター、Ray Columbusと、San Mateoで活動していたRich & TomのMartin兄弟によって1967年に結成されたThe Art Collectionから発展したパワートリオが、このPowder。サイケデリックムーブメントまっただ中のサンフランシスコ周辺のグループでありながら、The WhoやSmall Facesら英国モッズにインスパイアされたパワーポップを奏でていたというユニークな存在です。

Sonny & Cherに気に入られ、彼らの'68年のツアーでバッキングをつとめたのちにレコーディングされたデビューアルバム用の音源は結局お蔵入りとなり、1993年に"Biff! Bang! Powder"というコンピで「発掘」されるまで、世に知られることはなかったのでした。

彼らの楽曲は、シンコーのディスクガイド「ガレージ・パンク」で、「・・・これはまるでザ・ジャムのオール・モッド・コンズ時代を髣髴とさせる良質のパワー・ポップ。ヒッピー文化の陰に埋もれた早すぎた68年のネオ・モッズ。」と評されていたように、パンキッシュなモッズサウンドとビートレスクなパワーポップが自然に融合していて、しかも時代を超越したような普遍的な響きがします。それに加えて、Powderにはソフトロック~ソフトサイケ風のボーカルハーモニーが備わっているから、さらに美味しい(メロウチューンあり)。そのへんの魅力は言葉で説明するより、1曲目の"Turn Another Page"(下の動画)を聴いてもらったほうが早いでしょう。

"Biff! Bang! Powder"には27曲が収録されていましたが、今回は全26曲。トラックリストを比較してみると、Powderのトラック(どちらも16曲)は、前者にあった"Magical Jack"のバッキングトラックのかわりに"Do I Love You"の別バージョンが収録されています。Martin兄弟がのちに結成するThomas & Richard Frost(Rev-OlaからコンピCD "Visualise"が出ている)による1969年の音源(4曲)は今回は省かれ、前身のArt Collectionのトラックが7曲から10曲に増えています。前回は音質がイマイチだったのが残念なところでしたが、今回は新規リマスターということで期待されます。

Big Beatから10月27日発売予定。

POWDER
1. Turn Another Page (version 1)
2. Gladly
3. Do I Love You (version 1)
4. Magical Jack
5. I Try
6. Ruby Red Lips (alternate mix)
7. Grimbley Leitch
8. What The People Said
9. Rodeo
10. Flowers
11. Hate To See Her Go
12. Let's Look At The Moon
13. Too Many Miles
RAY COLUMBUS & THE ART COLLECTION
14. Kick Me (I Think I'm Dreaming)
15. Snap Crackle & Pop
THE ART COLLECTION
16. Millicent
17. I Go To School
18. I'm A Boy & You're A Girl
19. So Sad About Us
20. She's My Girl
21. a) What The World Needs Now b) Tired Of Waiting For You
22. Morning
POWDER
23. Turn Another Page (version 2)
24. Grimbley Leitch (alternate vocal)
25. Do I Love You (version 2)
RAY COLUMBUS & THE ART COLLECTION
26. Kick Me (I Think I'm Dreaming) (alternate version)



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