2013年01月28日(月)

Sugar Shoppe 再発

テーマ:News
The Sugar Shoppe [from UK]
The Sugar Shoppe
The Sugar Shoppe [from UK]

ソフトロックのガイド本でよく取り上げられているカナダ出身の男女4人組、Sugar Shoppeが1968年にCapitolからリリースした唯一のアルバムが、4曲のボーナストラックを追加してCD再発されます(Now Soundsから3月25日発売予定)。

Sugar Shoppeは、男ふたり女ふたりという編成からも窺えるように、ママス&パパス・フォロワーなサンシャインポップグループ。かたちだけではなく、本家のママス&パパスのバッキングをつとめたレッキングクルーのメンバーが制作に参加していて、プロデュースにAl De Lory、ドラム演奏にHal Blaineがクレジットされています。また、サイケファンには"The Zodiac: Cosmic Sounds"でお馴染みのMort Garsonがアレンジを担当。決して「ママス&パパスの二番煎じ」ではない、クオリティの高い作品となっています。(Halがノリノリで叩きまくっているのも聴きもの。)

Donovanカバーやシタール入りのサイケ風味の曲、ハードエッジなギターが登場するフォークロックナンバーからメロウチューン、グッドタイミーな曲まで、いろいろ楽しませてくれます。ちなみに、メンバーのVictor Garber(ジャケ左から二番目)はのちに俳優として名を成し、映画「タイタニック」では船の設計者トーマス・アンドリュース役で出演しています。トラックリストはリンク先のamazonのページで。


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2013年01月24日(木)

Search Party関連音源がCD2枚組で再発

テーマ:News
Montgomery Chapel (1968)/St. Pius X Seminary Choir
Search Party
Montgomery Chapel (1968)/St. Pius X Seminary Choir

レココレ・サイケ号でもサイケ本「サイケデリック・ムーズ」でも取り上げられていたサイケ基本アイテムのひとつ、西海岸のSearch Partyの"Montgomery Chapel"(1969)と、その関連作であるSt. Pius X Seminary Choirの"Each One Heard in His Own Language About the Marvels of God"(1968)をカップリングしてボーナストラックを追加した2枚組CDが、Lion Productionsからリリースされます(2月5日発売予定)。前者は何度かCD再発されていましたが、後者はこれが初CD化だと思います。

Search Partyは、いわゆるクリスチャン・サイケの代表格であるとともに、その極北ともいえる異彩を放つ「変態グループ」。彼らを率いたNicholas Freund牧師がSearch Partyに先行して制作したのが、今回カップリングされるSt. Pius X Seminary Choirでした。Search Partyのバンドとしての中心人物だったPete Apps(ギター、ボーカル)がここでも参加していますが、Search Partyにくらべると男女クワイア(聖歌隊)の歌がメインとなっていて、サイケ(変態)度も高くはありません。それでも、(信仰に対する)ピュア&イノセントさが、逆に不気味なほどのサイケ感覚を呼び起こすという、Search Partyの萌芽を聴き取ることができます。下の動画のサイケ定番曲"Get Together"を聴いても、本当に熱狂しているのかマインドコントロールされているのか判然としないような、異質な情熱を感じ取れるのではないかと思います。

今回収録されるボーナストラックは、それよりも前にSt. Pius X Seminary Choir名義で発表されたアルバムから取られているようです。ちなみに、Search PartyやSt. Pius~のオリジナルLPはCenturyというレーベルからリリースされていますが、これは厳密には自主レーベルではなくて、主にカスタムメイドのレコードを制作していた会社で、高校や大学の楽団とか教会の合唱隊などが注文したレコードを多数リリースしています。


サイケデリック漂流記


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2013年01月19日(土)

Stark Realityの3枚組コンピ発売

テーマ:News
Acting, Thinking Feeling:Complete Works 1968-78
Stark Reality
Acting, Thinking Feeling:Complete Works 1968-78

"Complete Works 1968-78"というサブタイトルのStark Realityのコンピレーション、"Acting Thinking Feeling"がNow Againからリリースされます(CD3枚組で2月5日発売予定)。

Stark Realityは60年代末にボストンで結成されたジャズ(ファンク/フュージョン)グループ。正式なアルバムとしては1970年の"The Stark Reality Discovers Hoagy Carmichael's Music Shop"一枚のみですが、近年、ボーナスを追加してのリイシューや発掘音源CDがリリースされたり、ヒップホップ系アーティストに盛んにサンプリングされたりして再評価されています。

彼ら、サイケ関連のレビューで紹介されることはあまりないのですが、変態さでは決して負けていません。ファズギターとファズバイブ(ビブラフォン)が競演するという、とてもヘンテコリンなサウンド。ただ、下の動画なんかはサイケなんですが、すべてこういう感じというわけではなくて、ロックファンの耳には冗漫に聞こえるかもしれないジャズインプロが展開するような曲もあります。

Disc 1 :
1. Merry Go Round
2. Junkmans Song
3. Thirty Days Hath September
4. The Whale
5. The Old Prospector
6. Grandfather Clock
7. Cooking
8. Shooting Stars
9. Rocket Ship

Disc 2 :
1. Dreams
2. Blue Pillow
3. Swing High
4. Clouds
5. Travelling
6. Bustin Out The Doors
7. Comrades
8. All You Need To Make Music
9. Roller Coaster Ride
10. Too Much Tenderness
11. Sundays Song
12. Acting, Thinking, Feeling Pt 1
13. Acting, Thinking, Feeling Pt 2
14. Acting, Thinking, Feeling Pt 3
15. Prelude To Say Brother
16. Theme To Say Brother

Disc 3 :
1. On Being Black
2. New World Generation
3. Red Yellow Moonbeams (Big Band Version)
4. Red Yellow Moonbeams
5. Nani
6. Pretty Music


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2013年01月15日(火)

サイケ&バイカー映画が二本組廉価盤で発売中

テーマ:映画
嵐の青春+白昼の幻想 (初回生産限定) [DVD]
嵐の青春+白昼の幻想 (初回生産限定) [DVD]

当ブログではお馴染みの二大60sサイケムービー、「白昼の幻想」("The Trip", 1967)と「嵐の青春」("Psych-Out", 1968)をカップリングした二本組のDVDが廉価で発売されています。映画の詳細については過去記事(→「白昼の幻想」、→「嵐の青春」)をご覧ください。

また、バイカー映画のハシリとなった「ワイルド・エンジェル」("The Wild Angels", 1966)と、「続 地獄の天使」("The Glory Stompers", 1967)の二本組も、同じシリーズからリリースされています。前者はピーター・フォンダ、後者はデニス・ホッパーが主演していて、このあと「イージー・ライダー」で合流するふたりによるバイカー映画というのも興味深いところ(このふたりは「白昼の幻想」でも共演。「ワイルド・エンジェル」にはナンシー・シナトラや、「白昼の幻想」「嵐の青春」にも出ていたブルース・ダーンも出演している)。

この二本はMike CurbとDavie Allanのコンビが音楽を制作していて、サイケファンには映画よりもファズギター満載のサントラLPの方がお馴染みかもしれません。Davie Allan & the Arrowsによる「ワイルド・エンジェル」の主題曲、"Blue's Theme"はシングルでも全米37位のヒットを記録しています。

ワイルド・エンジェル+続 地獄の天使 (初回生産限定) [DVD]
ワイルド・エンジェル+続 地獄の天使 (初回生産限定) [DVD]


サイケデリック漂流記


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2013年01月12日(土)

Mad River再発

テーマ:News
Mad River/Paradise Bar And Grill (2in1)
Mad River
Mad River/Paradise Bar And Grill (2in1)

西海岸の5人組、Mad RiverがCapitolからリリースした全2枚のアルバム、"Mad River"(1968)と"Paradise Bar and Grill"(1969)をカップリングした2on1CDが、英BGOから3月に発売されます。同様のCDは以前Collectors' Choiceからも出ていましたが、ここのところamazonでは個別盤も含め在庫切れになっていたようなので、嬉しい再発となりそうです。

Mad Riverという名の小川が流れる、オハイオ州Yellow Springsで1966年に結成された大学生バンドは、地元~ワシントンD.C.での活動ののち、サンフランシスコ東岸のBerkeleyに拠点を移します。そこでCountry Joe & the Fishらの知遇を得て、1967年にWeeというレーベルから3曲入りのEP(*1)をリリース。その年の末、FillmoreやAvalonでギグを繰り返していたMad Riverに目を留めたメジャーのCapitolは、Quicksilver Messenger ServiceやSteve Miller Bandとともに、彼らとレコード契約を結んだのでした。

この二作は、わが「無人島レコード」でもある、サイケの基本アイテムといえるもの。記事を書くときには対象の音源を聴き直すことにしているのですが、何度も何度も回しているはずなのに、やっぱり聴くたびに新鮮。永遠に「あたらしさ」を失わない強力なインスピレーションに満ちています。

前述のEPでは典型的なシスコ王道サイケ然とした風情だったんですが、アルバムでは強烈な個性と変態さがさらに深刻化。変則リズムと特異なアシッド感覚の曲展開、それを先導するリードボーカルのLawrence Hammondの震え声が、あちらの世界への旅立ちを助けてくれることでしょう。もとは東部の医学生がドロップアウトしたシスコサイケということで、インテリジェンスと狂気、東部的整合性と西部的無頼さが交錯する、唯一無二のMad Riverワールドが繰り広げられます。

セカンドアルバムではカントリーチューンなど、アコースティックなトラッド色が強まりますが、シスコのCharlatansらによるルーツ系サイケの伝統を受け継いだ、こちらも甲乙つけがたい傑作。

*1
1stアルバムで再レコーディングされた"Amphetamine Gazelle"(ここでのタイトルは"A Gazelle")と"Wind Chimes"、およびノンLP曲の"Orange Fire"を収録。アンダーグラウンドで洗練されていない分、ファズ度も「どサイケ」度もアルバムより上で、当時のAvalonでのライトショーを交えたギグが目に浮かびます。この音源は、CJ & the Fish, Frumious Bandersnatch, Notes from the UndergroundのEPとともに、"The Berkeley EPs"という有名なコンピCD(Big Beat 1995)に収録されています。

Berkeley Ep's
Various Artists
Berkeley Ep's


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2013年01月07日(月)

Pharaway Soundsから1月発売予定のCD

テーマ:News
スペインのGuerssen傘下で、中近東・西アジア関連のリイシューに特化した新興レーベルPharaway Soundsから、1月29日発売予定の新譜CD(アナログバージョンもあり)が届いています。


Tisheh O Risheh: Funk Psychedelia & Pop
Various Artists
Tisheh O Risheh: Funk Psychedelia & Pop from the Iranian Pre-Revolution Generation

"Zendooni"、"Khana Khana"に続く、ペルシア(イラン)物コンピ第三弾。アナログLPはこちら

1 Asheghi Ham Hadi Dare - (Shahram)
2 Nazr - (Beti)
3 Nasim-E Yaar - (Soli)
4 Pichak - (Nooshafarin)
5 Tisheh O Risheh - (Amir Rassaie)
6 Ki Bood - (Neli)
7 Maadar - (Habib Mohebian)
8 Dele Khoshbavar - (Shohreh Solati)
9 Sabr Kon - (Morteza)
10 Sar Sepordeh - (Sattar)
11 Leila - (Shahram)
12 Yek Rooze Taazeh - (Neli)
13 Baroone Bahari - (Fereidoon Farrokhzad/ Mahnaz)
14 Delakam - (Ramesh)
15 Khooneh Khaleh - (Beti)
16 Dige Base - (Afshin Shad)
17 Asal - (Sattar)
18 Eshghe To - (Gita)



Soul Raga: Anthology
Abbass Mehrpouya
Soul Raga: Anthology

ペルシア物コンピブームに火をつけた"Pomegranates"にも収録されていたイランのシタール奏者、Abbass Mehrpouyaの2枚組アンソロジー。アナログLP(3枚組)はこちら

CD1:
1. Soul Raga
2. Ghame tanhai (instrumental)
3. African Jumbo
4. Aseman migeryad emshab
5. Ghame tanhai
6. Nemimanad
7. Man ke mordeham
8. Ghabileye leyli
9. Dokhtare shab
10. Teshnehe mohabbat
11. To kojaye
12. Ahh
13. To bemani va man

CD2:
1. Afsaneye eshgh
2. Saaze ghamgin va gharibe man
3. Nasim sard e mehregan
4. Khaleh siah
5. Lotfeh khodaye
6. Sahrah
7. Sareban
8. Bargizan
9. Seda kon mara
10. Solenzara
11. Ragseh golhaah
12. Hargez dobareh ashegh nakhaham shod
13. Maharaja dance (instrumental)



Elektronik Turkuler
Erkin Koray
Elektronik Turkuler

もはや説明不要のターキッシュサイケマスター、Erkin Korayが1974年にリリースしたセカンドアルバム。以前CD再発されていたのとは別ジャケでのリイシューです。アナログLPはこちら

1. Karli daglar
2. Sir
3. Hele yar
4. Korkulu ruya
5. Yalnizlar rihtimi
6. Cemalim
7. Inat
8. Turku



Arap Saci
Erkin Koray
Arap Saci

ファーストアルバムの"Erkin Koray" (1973) およびサードの"Erkin Koray 2" (1976) から採られたトラックにシングル曲を追加した2枚組コンピレーション。アナログLPはこちら

1. MESAFELER
2. ASKIMIZ BITECEK
3. YAGMUR
4. SILINMEYEN HATIRALAR
5. ISTEMEM
6. SANA BIRSEYLER OLMUS
7. SENI HER GORDUGUMDE
8. ASKA INANMIYORUM
9. ANMA ARKADAS
10. SASKIN
11. EYVAH
12. FESUPHANALLAH
13. SEVINCE
14. ESTARABIM
15. ARAP SACI
16. KOMSU KIZI
17. TIMBILLI
18. NEDEN BOYLE
19. ILAHI MORLUK
20. SENDEN AYRI
21. ZULEYHA
22. HOP HOP GELSIN
23. YINE YALNIZIM
24. KOPRUDEN GECTI GELIN



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2013年01月06日(日)

デッドのDVD 2タイトル再発

テーマ:News
Dead Ahead [DVD] [Import]
Grateful Dead
Dead Ahead [DVD] [Import]

Grateful Deadの80年代のショーを記録したDVD、"Dead Ahead"と"Ticket to New Year's"が、お手頃な価格で再発されます(リージョン1。Shout Factoryから2月12日発売予定)。

"Dead Ahead"は、1980年10月22日から31日までNYのRadio City Music Hallで行なわれたマラソン公演の模様を収録。これは1981年にリリースされたライブアルバムの"Dead Set"および"Reckoning"と同時期の公演で、同じく1981年にVHSでリリースされたのが初出です。映像にはアコースティックセットとエレクトリックセットの両方が収められています。

"Ticket to New Year's"は、1987年12月31日のOakland ColiseumにおけるNew Year's Eveショーの模様を収めたもので、1996年にVHSでリリースされ、1998年に初DVD化されました。

Ticket to New Year's [DVD] [Import]
Grateful Dead
Ticket to New Year's [DVD] [Import]


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2013年01月04日(金)

Cat Motherの1st再発

テーマ:News
The Street Giveth… and the Street Taketh Away
Cat Mother and the All Night Newsboys
The Street Giveth… and the Street Taketh Away

NYのCat Mother and the All Night Newsboysが1969年にPolydorからリリースしたデビュー作、"The Street Giveth... and the Street Taketh Away"がCD再発されます(Real Gone Musicから2月26日発売予定)。

Cat Motherといえば、本作収録の全米21位ヒット曲"Good Old Rock 'n' Roll"で知られていますが、アルバムの中ではこのようなストレートなロックンロールチューンはむしろ異質で、陰影とフックに富んだ(ちょっとヒネクレた)プレハードロック的ナンバーが主流です(ボーカルハーモニー入りの曲や、約10分の長尺曲あり)。私が最初にこのアルバムを聴いた時に連想したのは、同郷のBlue Oyster Cult(とその前身のStalk-Forrest Group)でした。思うに、BOCの方がこのCat Motherから多くの影響を受けているのではないでしょうか。

前述のように、本作でメインとなっている楽曲は、エッジの効いたギターとハモンドオルガンをフィーチャーしたプレハードロックチューン。しかし、彼らはそれだけに留まらず、フィドル入りの本格的なカントリーロックをもレパートリーとしているのがユニークなところ(それがメジャーになりきれなかった原因かもしれませんが・・・)。その傾向は次作の"Albion Doo-Wah"(1970)でさらに顕著になり、アルバムの半数を占めるようになります。

Cat Motherは最初、ジミヘンのマネージャーだったMichael Jeffreyのマネージメントを受け、ジミのステージの前座を何度かつとめたという縁で、本作はそのJimi Hendrixのプロデュースのもと、Electric Ladyスタジオで録音されています。その後、バンドは西海岸(San Francisco~Mendocino)に拠点を移し、サードアルバムの"Cat Mother"からはCat Motherとバンド名を短縮して、1973年の"Last Chance Dance"まで4枚のアルバムをリリースしています。ちなみに、バンドの中心人物のRoy Michaelsは、Stephen StillsとRichie Furay(のちにBuffalo Springfieldを結成)が在籍していたことで知られるAu Go Go Singersのメンバーでした。


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2013年01月01日(火)

明けましておめでとうございます

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