2012年02月29日(水)

バーズのオリジナルモノアルバムが紙ジャケでCD再発

テーマ:News
ミスター・タンブリン・マン
ザ・バーズ
ミスター・タンブリン・マン

The Byrdsの最初の5枚のアルバムのオリジナルモノバージョンがソニーミュージックジャパンからCD再発されます。モノバージョンの本編に加え、モノラルによるボーナストラックと、本編のステレオミックスも収録されていて、モノとステレオのバージョンの違いを聴き比べられるようになっている模様です。最新リマスタリングによるBlu-specCD+モノラル盤を再現した紙ジャケット仕様の完全生産限定盤で、5月2日発売予定。

初期のバーズはステレオミックスよりモノラルの方が圧倒的に良いという声をよく聞きますね(アナログ盤での話ですが・・・)。各アルバムのボーナストラックは以下のとおり。

「ミスター・タンブリン・マン 」 ("Mr. Tambourine Man", 1965)
シー・ハズ・ア・ウェイ(MONO)
オール・アイ・リアリー・ウォント(MONO Single Version)

「ターン・ターン・ターン」 ("Turn! Turn! Turn!", 1965)
イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー(MONO)
シー・ドント・ケア・アバウト・タイム(Version I / MONO)
時代は変わる(Version I / MONO)
シー・ドント・ケア・アバウト・タイム(Version II / MONO Single Version)

「霧の5次元」 ("Fifth Dimension", 1966)
何故(MONO Single Version)
アイ・ノウ・マイ・ライダー(MONO)
サイコドラマ・シティ(MONO)

「昨日よりも若く」 ("Younger Than Yesterday", 1967)
ドント・メイク・ウェイヴス(MONO Single Version)
イット・ハップンス・イーチ・デイ(MONO)
マイ・バック・ペイジズ(MONO)

「名うてのバード兄弟」 ("The Notorious Byrd Brothers", 1968)
レディ・フレンド(MONO)
年老いたジョン・ロバートソン(MONO Single Version)


ターン・ターン・ターン
ザ・バーズ
ターン・ターン・ターン

霧の5次元
ザ・バーズ
霧の5次元

昨日よりも若く
ザ・バーズ
昨日よりも若く

名うてのバード兄弟
ザ・バーズ
名うてのバード兄弟


また、バーズがリリースした全シングルのAB面(および未発シングル曲)をミックス違いなどの別バージョンを含めてCD2枚組に網羅したコンピレーション、"オリジナル・シングルズ As&Bs 1965-1971"も同時に発売予定です。

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2012年02月28日(火)

「グレイトフル・デッド・ムーヴィー」日本盤DVD発売

テーマ:News
グレイトフル・デッド・ムーヴィー [DVD]
グレイトフル・デッド・ムーヴィー [DVD]

Grateful Deadが1974年10月にサンフランシスコのWinterlandで開催した5日間のショーの模様を収録した名作フィルム、"The Grateful Dead Movie"(1976)の日本盤DVDがリリースされます(4月25日発売予定)。

意外な気がしますが、これまで日本盤DVD出てなかったんですね?。今回の再発は132分の本編(日本語字幕入り)に加え、本編未収録のライヴシーン(95分)やジェリー・ガルシア、ボブ・ウィア、ビル・グラハムらへのインタビュー、メイキング映像などを収録した175分の特典ディスクが付属した2枚組となっています。

このフィルム、その後数多くリリースされるデッドの映像作品の第一弾(1981年にビデオ化)となったもので、冒頭のアニメーションシーンや、(あまりにもお金と手間がかかりすぎるのでこのショーで打ち切りとなってしまった)巨大サウンドシステム(The Wall of Sound)を組み立てる様子、デッドヘッズの生態など、見どころが満載です。

1974年10月のウィンターランドでの5日間のショーは、デッドが(一時的な)活動休止宣言をした「フェアウェルコンサート」として開催されたもの。1971年に脱退したドラマーのミッキー・ハートがゲスト出演して3年ぶりにバンドに復帰、その後ふたたびツインドラムのスタイルとなる歴史的な瞬間も収められています。おそらく、私もこれが最初に買ったデッドのビデオ(VHS)だったんじゃないかと思います。


$サイケデリック漂流記


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2012年02月27日(月)

ジャニスの"Pearl Sessions"発売

テーマ:News
Pearl Sessions
Janis Joplin
Pearl Sessions

Janis Joplinの遺作となった"Pearl"(1971)に、モノシングルバージョンや未発表セッション音源などを追加した、発売40周年を記念する2枚組CD、"Pearl Sessions"がSony Legacyからリリースされます(4月17日発売予定)。

ジャニスの死の3か月後にリリースされたアルバム"Pearl"は、ドアーズとの仕事で有名なPaul Rothschildのプロデュースのもと、Full Tilt Boogie Bandらをバックに制作されたロック史上に燦然と輝く名作。本作録音中(1970年10月)にジャニスが突然亡くなったため、Nick Gravenitesが彼女に提供した曲、"Buried Alive in the Blues"はボーカルパートのないインストナンバーとして収録された(ボーカルパートは死の翌日に録音予定だった)という逸話が、その意味深なタイトルとともに涙を誘います。

今回の"Pearl Sessions"は、ディスク1に本編の10曲に加えオリジナルモノシングルバージョンの6曲を、ディスク2には新たに発見された未発表テイクを含むスタジオセッション音源と、ボーナスとしてカナダのFestival Expressツアーからのライヴテイクが収録されています。

DISC ONE :
The Pearl Album (produced by Paul Rothchild)
Move Over
Cry Baby
A Woman Left Lonely
Half Moon
Buried Alive In The Blues
My Baby
Me and Bobby McGee
Mercedes Benz
Trust Me
Get It While You Can
Bonus Tracks (the Mono Single Masters)
Me and Bobby McGee
Half Moon
Cry Baby
Get It While You Can
Move Over
A Woman Left Lonely

DISC TWO :
The Pearl Sessions & more...
Overheard in the Studio...
Get It While You Can (take 3) previously unissued
Overheard in the Studio...
Get It While You Can (take 5) previously unissued
Overheard in the Studio...
Move Over (take 6) previously unissued
Move Over (take 13) previously unissued
Move Over (take 17) previously unissued
Me and Bobby McGee (demo version)
Me and Bobby McGee (take 5 - alternate) previously unissued
Cry Baby (alternate version)
A Woman Left Lonely (alternate vocal)
Overheard in the Studio...
My Baby (alternate take) previously unissued
Overheard in the Studio...
Get It While You Can (take 3) previously unissued
My Baby (alternate take)
Pearl (instrumental) - Full Tilt Boogie Band
Bonus Tracks :
Tell Mama (Live) - June 28, 1970 - Toronto

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2012年02月20日(月)

Gerardo Manuel & El Humo 再発

テーマ:News
Apocallypsis
Gerardo Manuel & El Humo
Apocallypsis

以前、南米サイケ特集で取り上げたGerardo Manuel & El Humoの "Apocallypsis"(1970)がLion ProductionsからCD再発される模様です(2月28日発売予定)。

本作は、ペルー出身のGerardo Manuel (Rojas)が、Los Shain's ~ Pepper Smelterののちに立ち上げたリーダープロジェクトによるデビューアルバム。GFRの"Are You Ready"、ジミヘンの"Power of Soul"、Mysteriansの"96 Tears"、果てはバート・バカラックの"Raindrops Keep Falling on My Head"と、さまざまなタイプのカバー曲をまじえながら、ヘヴィサイケナンバーからメロウチューンまで、天性のロックセンスと高いボーカル能力で聴く者を圧倒します。

特に、マイフェイバリット南米サイケナンバーのひとつである自作のタイトル曲、"Apocallypsis"は何度聴いてもシビれる!


サイケデリック漂流記


サイケデリック漂流記


2012年02月19日(日)

ソフトロック紙ジャケ再発

テーマ:News
USMジャパンから、A&M系のソフトロックタイトルが紙ジャケ+SHM-CD仕様の限定盤で大量に再発されます。これはニック・デカロ没後20年とA&M創立50周年を記念した一連のリリースとのことです。

ハッピー・ハート+1(紙ジャケット仕様)
ニック・デカロ
ハッピー・ハート+1(紙ジャケット仕様)

モア・アイ・シー・ユー~コール・ミー(紙ジャケット仕様)
クリス・モンテス
モア・アイ・シー・ユー~コール・ミー(紙ジャケット仕様) (1966)

タイム・アフター・タイム(紙ジャケット仕様)
クリス・モンテス
タイム・アフター・タイム(紙ジャケット仕様) (1966)

フーリン・アラウンド(紙ジャケット仕様)
クリス・モンテス
フーリン・アラウンド(紙ジャケット仕様) (1967)

愛の聖書(紙ジャケット仕様)
クリス・モンテス
愛の聖書(紙ジャケット仕様) (1968)

悲しき天使(紙ジャケット仕様)
ジュリアス・ウェクター&バハ・マリンバ・バンド
悲しき天使(紙ジャケット仕様) (1968)

フレッシュ・エアー(紙ジャケット仕様)
ジュリアス・ウェクター&バハ・マリンバ・バンド
フレッシュ・エアー(紙ジャケット仕様) (1969)

以上は3月7日発売予定。以下は4月18日発売予定。

ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ:デラックス・エディション(紙ジャケット仕様)
ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ:デラックス・エディション(紙ジャケット仕様) [2CD]

パレード(紙ジャケット仕様)
パレード
パレード(紙ジャケット仕様)

グァンタナメラ(紙ジャケット仕様)
サンドパイパーズ
グァンタナメラ(紙ジャケット仕様) (1966)

サンドパイパーズ(紙ジャケット仕様)
サンドパイパーズ
サンドパイパーズ(紙ジャケット仕様) (1967)

ミスティー・ローゼズ(紙ジャケット仕様)
サンドパイパーズ
ミスティー・ローゼズ(紙ジャケット仕様) (1967)

ソフトリー(紙ジャケット仕様)
サンドパイパーズ
ソフトリー(紙ジャケット仕様) (1968)

ワンダー・オブ・ユー(紙ジャケット仕様)
サンドパイパーズ
ワンダー・オブ・ユー(紙ジャケット仕様) (1969)

カム・サタデイ・モーニング(紙ジャケット仕様)
サンドパイパーズ
カム・サタデイ・モーニング(紙ジャケット仕様) (1970)

クロディ-ヌ(紙ジャケット仕様)
クロディーヌ・ロンジェ
クロディ-ヌ(紙ジャケット仕様) (1967)

恋の面影(紙ジャケット仕様)
クロディーヌ・ロンジェ
恋の面影(紙ジャケット仕様) (1967)

恋は水色(紙ジャケット仕様)
クロディーヌ・ロンジェ
恋は水色(紙ジャケット仕様) (1968)

カラ-ズ(紙ジャケット仕様)
クロディーヌ・ロンジェ
カラ-ズ(紙ジャケット仕様) (1968)

ラン・ワイルド・ラン・フリー(紙ジャケット仕様)
クロディーヌ・ロンジェ
ラン・ワイルド・ラン・フリー(紙ジャケット仕様) (1970)

2012年02月18日(土)

Fort Mudge Memorial Dump 再発

テーマ:News
Fort Mudge Memorial Dump
Fort Mudge Memorial Dump
Fort Mudge Memorial Dump

以前、ヘヴィサイケ特集で取り上げたボストンのFort Mudge Memorial Dumpが、1970年(69年説あり)にMercuryからリリースした唯一のアルバムがCD再発されます(2月29日発売予定)。数年前にもAkarmaから再発されていましたが、今回はRelicsからのデジタルリマスタ再発(オリジナルアートワーク使用)とのことです。

サイケ本「サイケデリック・ムーズ」でも紹介されていた本作は、(1)ファズギター入りのヘヴィサイケデリア、(2)グレース・スリック似の女性ボーカルを含む男女混声グループ、(3)スベり気味なボスタウンサウンド、という個人的なツボを押さえてくれる有難いアルバム。いきなりオープニングナンバー(下の動画)で、昔の学園青春ドラマで流れてきそうなコテコテのグルーヴにノックアウトされてしまいます。

ただ、結局この先頭ナンバーのインパクトに及ぶものはなく、いまひとつ説得力のない男性ボーカルのみの曲が半数を占めているのも残念なところ。ちなみに、アルバムのプロデュースは同郷のListeningでオルガンを弾いていたMichael Tschudinで、スリーブノートの謝辞にはPeter Iversの名がクレジットされています。ハーモニカが入ってる曲があるんですが、これはPeterが吹いているんでしょうか?

Track Listing :
1. Mr. Man
2. Crystal Forms
3. Actions Of A Man
4. Blue's Tune
5. The Seventh Is Death
6. What Good Is Spring
7. Tomorrow
8. Know Today
9. Questionable Answer
10. The Singer


サイケデリック漂流記


2012年02月14日(火)

"Rock Messiah"がCD再発

テーマ:News
David Axelrod's Rock Interpretation of Handel's Messiah
David Axelrod
David Axelrod's Rock Interpretation of Handel's Messiah

David Axelrodが1971年にRCAからリリースした、ロック版ヘンデルの「メサイア」、"David Axelrod's Rock Interpretation of Handel's Messiah"(通称"Rock Messiah")がReal Gone MusicからCD再発されます(3月27日発売予定)。

38人編成のオーケストラと、それを指揮するのはジャズ界のビッグネーム、Cannonball Adderley(サックス奏者)・・・というと、どんな超大作なのかと思われるかもしれませんが、心配は無用です。先頭の「序曲」からAxelrod節全開(あのリズムやファズギターも健在)で、長い曲でも5分台、ほとんどが3分前後の9曲からなる、とっつきやすいアルバムです。

本作では男女によるゴスペル・コーラスが主役級になっていて、これをサイケと呼べるかどうかは微妙ですが、少なくとも「変態」であることに間違いないでしょう。(「バッドトリップした“ジーザス・クライスト・スーパースター”」なんて評されたこともあったらしい。これは批判記事のようだけど、サイケ的には褒め言葉に聞こえる。)

David Axelrodについては過去記事をご覧ください。

Track Listing :
1. Overture
2. Comfort Ye My People ... Recitative
3. And the Glory of the Lord ... Chorus
4. Behold ... Recitative
5. Pastoral Symphony
6. And the Angel Said Unto Them ... Recitative
7. Glory to God ... Chorus
8. Hallelujah ... Chorus
9. Worthy Is the Lamb ... Chorus

2012年02月10日(金)

2月~4月発売予定のCD

テーマ:News
Hell's Angels 69
O.S.T.
Hell's Angels 69

Reel Timeから、恒例となった60sバイカー映画のサントラ再発です(2月29日発売予定)。前回の"Hells Angels on Wheels"同様、ヘルズ・エンジェルス・オークランド支部がモデルで、リーダーのSonny Bargerらが出演しているのですが、こちらでは実際のメンバーたちが俳優としてセリフもしゃべっているという異色作(邦題「大暴走・地獄のライダー 」)。

音楽を担当しているのはTony Brunoという人で、バイカー映画のサントラにしてはかなりソフトな印象。ジャズ~ソフトロックな感じのグルーヴィ・インストと、歌入りの曲はR&Bポップチューンがメインとなっていて、サイケ度は高くありません。ただ、Stream of Consciousnessという謎のバンドによる2曲が異色で、なかなかカッコいいカントリー(フォーク)ロックをやっているのですが、どうやらこれはスタジオグループのようです。

追記:Stream of Consciousnessの"Till You're Through"(前述の2曲のうちのひとつ)が、フォークロック系ガレージコンピの"The Electric Coffee House"に収録されていて、ライナーノートによると、Butterscotchというバンドがこのサントラのみで名乗った変名だそうです(フロントマンは元Renegades, Floating OperaのChuck Maultsbyというカリフォルニア出身のボーカリストとのこと)。



Engelchen Macht Weiter
O.S.T.
Engelchen Macht Weiter

これはまったく知らなかったのですが、ドイツのエロコメディ映画(1969)のサントラだそうです(Reel Timeから2月29日発売予定)。音楽を手がけているのはジャーマンサイケバンドのImproved Sound Limited。(→動画



The Love Circle
The Crome Syrcus
The Love Circle

Crome Syrcusはシアトル出身で、のちにサンフランシスコに移って活動した、オルガンポップサイケ5人組。1968年の"Love Circle"は、LPのB面を占める17分超のタイトル曲を含む唯一のアルバム(ファズギター入り)。数年前にスウェーデンのレーベルからCDが出ていましたが、こちらは英Auroraからのリイシューです。3月12日発売予定。(→動画



Inner Dialogue
Inner Dialogue
Inner Dialogue

ソフトロックのガイド本でお馴染みのInner Dialogueは、二人の女性ボーカルを擁する西海岸のスタジオプロジェクト(Jim GordonやJerry Scheffらがバッキングに参加している)。本作は1969年の1stで、少し前に日本盤紙ジャケが出ていました。Free Designをクール&ミスティックにしたようなカッコいいソフトロックサウンドです。Auroraから3月12日発売予定。(→動画



Cold Turkey
Big Boy Pete
Cold Turkey

Gear FabからのコンピCDで知られる、英国(マイナー)フリークビート野郎の新譜コンピ。50年代末から活動しているベテランで、60年代(サイケエラ)に膨大な数の録音を残しながら、ほとんどの作品が近年まで世に出ることはなかったという変り種です。Gear Fabから4月17日発売予定。(→動画



Lucifer-Black Mass/Ataraxia-Unexplained
Mort Garson
Lucifer-Black Mass/Ataraxia-Unexplained

こちらは、"The Zodiac: Cosmic Sounds"制作の中心人物で、シンセ音楽のパイオニアMort Garsonが、LuciferおよびAtaraxia名義でリリースした2作をカップリングしたもののようです(4月17日発売予定)。前者の"Black Mass"(1971)は「悪魔崇拝と黒ミサ」がテーマで、後者の"Unexplained"(1975)は当時ブームとなっていた「オカルト」をテーマにしたコンセプトアルバム。ジャケ画像はAtaraxia/Unexplainedのアナログ盤のものです。(→動画

2012年02月09日(木)

Wizards From Kansas 再発

テーマ:News
Wizards From Kansas
Wizards From Kansas
Wizards From Kansas

以前、ヘヴィサイケ特集で取り上げたカンサス出身の5人組、Wizards from Kansasの唯一作がSunbeamからオフィシャル・リイシューされます。(2月23日発売予定。ボーナストラックが収録されるとのことですが、まだ詳細は不明なので、トラックリストはわかり次第、こちらに追記しておきます。)

1970年の夏にサンフランシスコで録音された本作は、同年の秋にメジャーのMercuryからリリースされましたが、レコード発売の直前になってリズム隊の二人が「ジャズをやりたい」と言い出してバンドを脱退。実体のなくなったバンドのレコードはプロモートされることもなく、そのまま埋もれてしまったのでした。しかし、その後サイケファンの絶大な支持を受け、レココレ・サイケ号でも「サイケデリック・ムーズ」でも取り上げられるような「基本アイテム」となったのです。

私も大好きなアルバムで、いま久しぶりに回しているんですが、やめられずに何度もリピートして聴いている次第です。特にシスコサイケ好きにはツボが満載で、Grateful Dead, Quicksilver Messenger Service, Charlatans、そして女性ボーカルはいないもののJefferson Airplaneといったグループへのオマージュを容易に聴き取ることができます。それは、先頭の"High Flyin' Bird"(JAのライブの定番曲で、オリジナルはBilly Edd Wheeler)や、"Codine"(QMSやCharlatansのバージョンが有名。オリジナルはBuffy Sainte-Marie)といったカバー曲からもうかがえます。

ギターオリエンテッドなヘヴィネスとダンディズム。それと対比する繊細なボーカルハーモニーとメロウさ、そしてカントリー風味のアコースティックな側面。それらのアンサンブルが絶妙・・・というか、奇妙な整合感と、クリスチャン系に通じるような不思議な美しさを湛えたアルバムです。

ある意味では、本家シスコのデッド、JA、QMSの「御三家」による70年代の作品よりもむしろ、60sシスコサイケを70年代に「正しく」伝承したアルバムといえるかもしれません。それは、1970年という微妙な時代を背景にした、一瞬の奇跡的な化学反応が生み出したものだったのでしょうか・・・。

ちなみに、バンドは2011年に再結成アルバム、"Reunion"(→MP3 ダウンロード)をリリースしています。また、Sunbeamからは、これもサイケ基本アイテムの"Morgen"もリイシューされる模様です。詳細はまたのちほど・・・。


サイケデリック漂流記


サイケデリック漂流記


2012年02月04日(土)

ジャニスの未発表ライブ発売

テーマ:News
Live at the Carousel Ballroom 1968
Big Brother & The Holding Company
Live at the Carousel Ballroom 1968

Big Brother & the Holding Company時代のジャニス・ジョプリンの未発表ライブがColumbia/Legacyからリリースされます(3月13日発売予定。3月21日発売予定の日本盤はこちら)。

収録されているのは1968年6月23日のCarousel Ballroom(サンフランシスコ)公演で、時期としては"Cheap Thrills"がリリースされ(68年8月)、ジャニスがホールディングカンパニーとの決別宣言をする数か月前に当たります。

録音はアシッド製造者にしてグレイトフルデッドのサウンドエンジニアだったOwsley "Bear" Stanley。昨春、不慮の交通事故で亡くなる前に、彼自身がマスタリングを監修したものだそうです。

Track Listing :
1. Combination Of The Two
2. I Need A Man To Love
3. Flower In The Sun
4. Light Is Faster Than Sound
5. Summertime
6. Catch Me Daddy
7. It's A Deal
8. Call On Me
9. Jam - I'm Mad
10. Piece Of My Heart
11. Coo Coo
12. Ball & Chain
13. Down On Me
Bonus Track :
14. Call On Me (Saturday Show-June 22, 1968)



また、Janis Joplinのドキュメンタリーフィルム、「ジャニス」("Janis", 1974)の廉価盤DVDが再発される模様です(4月13日発売予定)。内容については過去記事をご覧ください。

ジャニス [DVD]
ジャニス [DVD]

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