2012年01月22日(日)

Cosmic Michaelが2on1で再発

テーマ:News
Cosmic Michael / After a While
Cosmic Michael
Cosmic Michael / After a While

謎のヒッピー、Cosmic Michaelが世に残した2枚のアルバム、"Cosmic Michael"(1969)と"After a While"(1970)をカップリングした2on1CDがGear Fabからリリースされます(3月20日発売予定)。

1stをNYで録音したのち、LAに移って制作された"After a While"は、以前RadioactiveからCD化されていて、サイケ本「サイケデリック・ムーズ」でも取り上げられていたので、すでにそのヘンテコリンなアルバム作品に親しんだ(あるいは眉をひそめた)方も多いことでしょう。でも、レココレ・サイケ号の巻頭カラー頁に(誤って2ndのタイトルで)ジャケが載っていた69年のデビュー作は、これが初CD化ではないかと思います。

2ndは「サイケデリック・ムーズ」で、「サイケと呼ぶのもはばかられるアウトサイダー・ミュージック」と評されていたように、ピアノの弾き語り?+鍵盤ハーモニカ?という楽器編成のみの、似たようなブギーチューンが延々と繰り返されるという、サイケファンでも聴く者を選ぶような「ど変態」アルバムでした。

ところが、1stはキーボード(ピアノ、チープオルガン)に、エレキギターやベースやドラムまで従えたバンドサウンドの、驚くほど「まっとう」なロックをやっています。ややブルース寄りながら、Country Joe & the Fishあたりを連想させるようなヒッピーサイケロック・・・。セカンドだけでは判然としなかった、彼の音楽的背景みたいなものも見えてくるので、今回の2on1は画期的なリリースではないかと思います。それにしても、69年から70年の1年間で、なんでこんなにも「退化」してしまったのか、やはり謎です。

Track Listing :
"Cosmic Michael" (1969)
1. Now That You've Found It
2. Salty Jam
3. Cosmic Michael Theme
4. Too Much
5. River City
6. People's Fair
7. Mother Earth
8. The Heavy Boogie

"After a While" (1970)
9. Woodstock Nation
10. She's My Girl
11. Feel Free
12. Rock Me
13. After A While
14. Shake It Loose
15. Fine Spaces Of Time
16. Let Me Be
17. Truckin

Total Time: 61:24


サイケデリック漂流記


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2012年01月21日(土)

Impala Syndrome 再発

テーマ:News
Impala Syndrome
Impala Syndrome
Impala Syndrome

南米はベネズエラ出身の5人組、Impala Syndromeが1969年にリリースした唯一のアルバムがGear FabからCD再発されます(3月20日発売予定)。

彼らはベネズエラでLos Impalaとして結成されたのち、1965年にスペインのマドリードに渡って活動。数年後に渡米して、シカゴで本作を制作・リリースしています。ということで、USサイケとしてFuzz, Acid & Flowersにもエントリーされています。

メンバー写真には、どこのギャング団かと思うようなコワモテのお兄さんたちが並んでいるのですが、音は意外にも繊細系のボーカルをフィーチャーした、メロディアスでメロウ&メランコリックな楽曲が飛び出してきたりします。ビートチューンやヘヴィサイケナンバー、地元南米のフォルクローレをベースにした曲などもカッコイイ(「どサイケ」チューンあり)。随所に歪み度の高いファズギターが入っているのもシビれます。

全編違和感のない英語で歌われていて、演奏やソングライティングも堂に入っている・・・というと、同郷のLadies WCを連想してしまいますが、彼らに勝るとも劣らない、聴き応えのある好盤だと思います。

Track Listing :
1. Too Much Time
2. Love Grows A Flower
3. Children Of The Forest
4. For A Small Fee
5. New Love Time
6. Let The Try It
7. Land Of No Time
8. I Want To Hug The Sky
9. Leave, Eve
10. Run (Don't Look Behind)


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2012年01月19日(木)

Jerry Coleの新譜コンピ発売

テーマ:News
Psychedelic Guitars
Jerry Cole
Psychedelic Guitars

Ace Recordsから"Hot Rod Twangin","Guitars a Go-Go"に続くJerry Cole関連音源コンピシリーズ第三弾がリリースされます(3月6日発売予定)。

ジャケとタイトルを見て、あれ?と思われるかもしれません。以前Gear FabからCD再発されていた"More Psychedelic Guitars"のジャケ画に、タイトルはその前編の"Psychedelic Guitars"(どちらも1967?年のオリジナルの綴りはPsychedellic)とごったになっていてまぎらわしいんですが、内容はこれらのアルバムとは関係ありません。

収録されている曲は、Jerry Coleが関係した以下の4枚の「企画もの」アルバム(いずれもCustomレーベル)から集められたもので、これらはThe IdやAnimated Eggの元になった音源と同時期のレコーディングやセッションによるものと思われます。

Projection Company - "Give Me Some Lovin'" (1967)
T. Swift & the Electric Bag - "Are You Experienced?" (1968)
Generation Gap - "Up Up and Away" (1968)
Stone Canyon Rock Group - "MacArthur Park" (1968)

ということで、これまでのAceのJerry Coleコンピの中では、サイケデリック的に最も美味しいものとなっています。下のトラックリストを見ると、The IdやAnimated EggのCDのボーナストラックなどで、すでにお馴染みの曲も見受けられますね。

正直いうと、それぞれオリジナルジャケットで個別にCD再発してほしかったんですが・・・。おそらくGear Fabから再発されたT. Swift & the Electric Bagの"Are You Experienced"以外はまだCD化されていないんじゃないでしょうか?

Track Listing :
1. OUR MAN HENDRIX - The Projection Company
2. HARD TIMES - The Generation Gap
3. WHAT'S YOUR BAG? - T Swift & The Electric Bag
4. WILD TIMES - The Stone Canyon Rock Group
5. KIMEAA - The Projection Company
6. FOOL'S LUCK - The Generation Gap
7. TUNE OUT OF PLACE - The Projection Company
8. HIGH ON LOVE - The Generation Gap
9. FREE FORM IN 6 - T Swift & The Electric Bag
10. BOIL THE KETTLE - The Projection Company
11. STRANGE SHADOWS - The Generation Gap
12. ARE YOU EXPERIENCED- T Swift & The Electric Bag
13. THE STRUT- T Swift & The Electric Bag
14. EXPO IN SOUND - T Swift & The Electric Bag
15. I LOVE YOU, I DO - The Stone Canyon Rock Group
16. GIMME SOME LOVIN' - The Projection Company
17. RED EYES - T Swift & The Electric Bag
18. WOMAN OF MINE - The Generation Gap
19. I CAN'T STAND IT - The Stone Canyon Rock Group
20. A JET (THE LETTER)- T Swift & The Electric Bag
21. THE STINGER - T Swift & The Electric Bag
22. LISA - The Generation Gap
23. WHAT ELSE. - The Projection Company
24. MACARTHUR PARK - The Stone Canyon Rock Group


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2012年01月18日(水)

Exkursions 再発

テーマ:News
The Exkursions
The Exkursions
The Exkursions

シカゴのクリスチャン系ヘヴィサイケトリオ、Exkursionsが1971年にリリースした唯一の自主制作アルバムがCD再発されます(2月20日発売予定)。本作は1998年に米国のHidden VisionというレーベルからCDが出ていましたが、近年は入手が難しくなっていたようです。

スタイルとしてはクリーム~エクスペリエンス系統のブルースベースのヘヴィロックサウンドで、ところどころにジャズっぽいフレーズが飛び出してきたりします。全曲オリジナルのほとんどの曲が、リズムギターはディストーションしないペナペナな感じの音なのに対して、途中に入るリードギターは60sヘヴィサイケ風に歪んだファズギターサウンドになるのが特徴(下の動画のようなリフからリードまで全編歪んだファズギターチューンはむしろ例外的)です。

Track Listing :
1. Picture Woman
2. Dry Ground
3. Baby You Lied
4. What Happened to Me
5. Third Eye
6. You and Me
7. It's Been Set Down
8. Would You Believe


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2012年01月12日(木)

Roky Erickson & the Aliens 再発

テーマ:News
Five Symbols
Roky Erickson & the Aliens
Five Symbols

13th Floor ElevatorsのRoky Ericksonが1980年にRoky Erickson & the Aliens名義でリリースしたソロアルバムがCD再発されます(2月21日発売予定)。

本作は彼が70年代半ばに精神病院から帰還したのち、新譜アルバムでの復活を遂げた記念すべきソロ第一作。でも、内容やタイトルやジャケットが微妙に異なるリリース(再発)があって、かなりややこしいことになってます。

まず、最初にリリースされたのは1980年の英国CBS盤。オリジナルのタイトルは、なんと読んだらいいのかわからない(英字タイプ不能な)5つのルーン文字が描かれていて、通称"Five Symbols"と呼ばれています。本国アメリカでは、その翌年の1981年にサンフランシスコのインディレーベル415 Recordsから、"The Evil One"というタイトルでリリースされましたが、多くの曲は重複しているものの、少々曲目や曲順が異なっています。

その後、1987年にEdselからアナログ再発された際には、英国バージョンのA面とB面の最後に1曲ずつボーナスが追加され、タイトルも"I Think of Demons"に変更されています。私が持っている1997年のEdsel盤CDでは、その再発LPと同じ曲順になっていて、ボーナス曲が6曲目と12曲目に収録されています。今回の再発ではその2曲が末尾にまわされて、より1980年のオリジナルに近い形でのリリースとなっている模様です。

内容は、フックに富んだ親しみやすいリフやメロディを持ちながら、60年代以来のパンキッシュさを失っていない良質な楽曲が詰まった佳作(プロデュースはCCRのStu Cook)。あらためてRokyのボーカルとソングライティングの才能に気づかされます。Elevatorsの巨大な幻影がなければ、もっと持てはやされていたかもしれません。

ちなみに、その後ふたたび精神を病んだRokyは、ジャンクメールと音響機器からの騒音に埋もれて引きこもり、廃人同様となってしまいます。そのショッキングな姿はDVDの"You're Gonna Miss Me"に描かれています。これは、宗教を信仰して精神科医や薬物治療を否定し、彼の病を悪化させている母親と、彼女のもとからRokyを引き離して再生させようとする兄弟たちが対立し、最後には裁判で争うという、一大家庭争議(Rokyの母・父・兄弟・子供・元妻等総出演!)を克明に描いた、驚くべきドキュメンタリーでした。このフィルムは、裁判に勝った弟がRokyの後見人となり、しだいに彼が回復していくところで終わっています。2010年には15年ぶりとなるアルバム"True Love Cast Out All Evil"で復活を遂げたことは記憶に新しいところです。

Track Listing :
1. TWO-HEADED DOG (RED TEMPLE PRAYER)
2. I THINK OF DEMONS
3. I WALKED WITH A ZOMBIE
4. DON'T SHAKE ME LUCIFER
5. NIGHT OF THE VAMPIRE
6. WHITE FACES
7. COLD NIGHT FOR ALLIGATORS
8. CREATURE WITH THE ATOM BRAIN
9. MINE MINE MIND
10. STAND FOR THE FIRE DEMON
Bonus Tracks :
11. THE WIND AND MORE
12. BLOODY HAMMER


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2012年01月06日(金)

Heaven & Earth, Sandstone 再発

テーマ:News
載せるのが遅くなってしまいましたが、米Lion Productionsから1月16日発売予定のCD再発2タイトルです。


Refuge
Heaven & Earth
Refuge

シカゴの女性デュオ、Heaven & Earthによる唯一のアルバム"Refuge"(1973)は、「サイケデリック・ムーズ」でも紹介されていたフィーメールサイケフォークの傑作。昨春、日本盤紙ジャケCDがリリースされていましたが、今回はノンアルバムシングルや未発表音源を含むボーナス15曲+豪華ブックレット付属の、見開き紙ジャケ仕様での再発です(2011年新規マスター)。

バンドサウンドをバックにしたフォークロックやファンキーなソフトロック、Linda Perhacsにも通じるアシッドフォークなど、どの曲もふたりの美しいハーモニーに聴き惚れてしまいます。楽曲は彼女らによるオリジナルが中心ですが、ディラン、エルトン・ジョン、スティーヴン・スティルス作のカバー曲も違和感なくアルバムに溶け込んでいます。

バッキングは当地の一流セッションマンとハイブラウなストリングアレンジによるメジャー感あふれるもので、なぜ近年までCD化されなかったのか不思議に思える完成度の高い作品(逆にいうと、似た構図のジャケから連想されるThe Sound of Feelingのような変態っぽさはありません)。

Track Listing :
1. Jenny
2. Voice in the Wind
3. To a Flame
4. Tomorrow is a Long Time
5. Refuge
6. Sixty Years On
7. Song for Craig
8. Tell Me How to Know You
9. A Light Is Shining
10. Feel the Spirit
Singles :
11. Voice In The Wind (single mix)
12. Jenny (single mix)
13. Home For Christmas (single A-side)
14. Country Women (single B-side)
Unreleased :
15. We All Need A Friend
16. You’re The Reason
17. Unknown
18. Joy
19. Jenny (alternate take)
20. Voice In The Wind (alternate take)
21. Refuge (alternate take)
22. Song For Craig (alternate take)
23. A Light Is Shining (alternate take)
24. Country Women (alternate take)
25. Hawg For You Baby



Can You Mend A Silver Thread
Sandstone
Can You Mend A Silver Thread

Sandstoneは米国ペンシルバニアの男性2人+女性1人の3人組。本作はディスクガイド「アシッド・フォーク」でも取り上げられていた、1971年の唯一の自主制作盤(ジャケットの絵もメンバーの兄弟の手によるもの)です。

これ、覆面で聴かせたら、みんな英国トラッドフォーク系だと思うんじゃないでしょうか。メンバー3人によるアコースティックギター&ボーカルに、ゲストのストリングス(バイオリン、ビオラ、チェロ)、ハープシコード、フルート等のバッキングは的確で過不足なく、自主制作とは思えないクオリティ。録音時は全員18歳未満だったという、(痛々しいまでの)ナイーブ&イノセントな感覚と、それに相反するような音楽的早熟さを併せ持った、忘れがたい印象を残す一枚です。

今回の再発は数年前の韓国Bella Terra/Rivermanからのリリースと同内容で、2曲のボーナス入り。

Track listing :
1. Can You Mend A Silver Thread?
2. Lovely Hunters
3. The Tattered Drum
4. Asking Life
5. What If You Could Love The Flute Player
6. The World Is Around Us
7. Again
8. Farewell Valley
9. Jamie's Song
10. Can You Mend A Silver Thread? (Coda)
Bonus Tracks :
11. Black Cat Paw Print
12. Bright Morning


サイケデリック漂流記


サイケデリック漂流記


2012年01月01日(日)

Happy New Year!

テーマ:News
$サイケデリック漂流記


明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


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