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2009年02月28日(土)

「いいえ、キッスはイヤよぉ」

テーマ:YouTube
サイケデリック漂流記

50年代末から60年代前半のレアトラックを集めた"Lost Treasures!"というアーリーガレージコンピに収められているYo Yo Hashiの"Yo Yo's Pad"。ニホンゴの女性の「しゃべくり」が異様にサイケで、頭にこびりついて離れません。

「いっしょに銀座を歩かない?」
「手をつないで行きましょう」
「わたしはタカです。あなたは?」
「いいえ、キッスはイヤよぉ」
「では、サヨナラ」

クレイジーケンさんがお気に入りで、ライヴとかの幕間に流れているそうです。一説によると、正しいタイトルは"On the Ginza"で、"Yo Yo's Pad"はシングルのB面の題名。手違いでA面とB面のタイトルが入れ替わったのがそのままになってしまったらしい。そのB面曲の"On the Ginza"は"Jungle Jive!"というコンピに収められています。雷鳴をバックにしたラウンジジャズ風のピアノに乗せて、

「火鉢のそばはあたたかい」
「あなたがいたならいいわネェ」
「あたしカクテールもって待ってますワ」
「あなた来ない?」
「待ってますワ」

と、こちらも負けずに強烈です。

Lost Treasures! Rarities From the Vaults of Del-Fi
Various Artists
Lost Treasures! Rarities From the Vaults of Del-Fi

Jungle Jive! Go Exotic With Kari Wuhrer!
Various Artists
Jungle Jive! Go Exotic With Kari Wuhrer!
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2009年02月26日(木)

Grateful Deadの新譜発売

テーマ:News
最近amazonでデッドの新譜の発売が間遠になって、数年前までのリリースラッシュがウソのような静けさになっていましたが、ひさびさに3枚組と9枚組(!)ボックスというデッドらしいタイトルが発売(オフィシャルリリース)されます。

To Terrapin: May 28 1977 Hartford Ct
Grateful Dead
To Terrapin: May 28 1977 Hartford Ct

1977年5月28日のHartford Civic Centerでの公演をCD3枚組に完全収録したもの。77年春のツアーというのはデッドヘッズの間では伝説となっていて、人気投票で1位常連のCornell University(Barton Hall)の公演も77年5月(8日)です。この5月28日もトレーダーのあいだでは人気が高かったショーのひとつ。ちなみに、タイトルの"To Terrapin"というのは、この2か月後にリリースされるスタジオアルバム"Terrapin Station"収録曲が演奏されていることによります。


Winterland 1973: Complete Recordings
Grateful Dead
Winterland 1973: Complete Recordings

昨年dead.netのみで発売されたボックスセットで、1973年11月9~11日の三日間のWinterland公演をCD9枚組に完全収録したもの。オフィシャルでは全曲が未発表です。ソースは2トラックのサウンドボードテープですが、音質は良好。個人的にはこのころの演奏がいちばん好きです。

サイケデリック漂流記

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2009年02月24日(火)

Paul Levinson再発&Shadoksの新譜

テーマ:News
トゥワイス・アポン・ア・ライム
ポール・レヴィンソン
トゥワイス・アポン・ア・ライム

レココレのサイケ特集号で紹介されていた、Paul Levinsonの"Twice Upon a Rhyme"(1972)が限定紙ジャケ仕様でCD再発されます(4月15日発売予定)。ボーナス・トラック3曲+ポール本人によるライナー、歌詞・日本語解説付。

ポール・レヴィンソンはローカス賞を受賞したSF作家で、NYの大学の教授。邦訳もある「デジタル・マクルーハン―情報の千年紀へ」などのノンフィクションライターとしても知られています。

その彼がまだ作家になる前、60年代後半から70年代はじめごろは音楽家志望で、ソングライターやレコードプロデューサーの道を模索していました(Rhinoのコンピ"Come to the Sunshine: Soft Pop Nuggets from the WEA Vaults"に収録されているThe Other Voicesの"Hung Up on Love"は1968年のポールの作)。"Twice Upon a Rhyme"は1972年にリリースされた唯一のソロアルバムで、1969年から1971年にかけて録音されたそうです。

内容はLovin' Spoonfulのようなグッドタイミーで親しみやすいメロディを持つサイケフォークロック。全曲オリジナルの素晴らしい楽曲自体はソフトロックな感じなんですが、ボーカルなどはいわゆる自主制作っぽくて、独特のヒッピー/サイケムードを漂わせています。



また、Shadoksから新譜CDが届いています(amazonでは3月17日の発売予定)。

Por Favor Sucesso
Liverpool
Por Favor Sucesso

Liverpoolはブラジルのサイケ/ガレージバンド。本作は1969年のアルバム"Por Favor Sucesso"に、映画"Marcelo Zona Sul"のサントラEP(1970)からの6曲を追加したもの(ただし、Sunny Pierrot盤に収録されていたシングルの2曲は入っていない模様)。

内容は、Caetano Veloso, Gilberto Gil, Gal Costa, Os Mutantesといったトロピカリズモ~ブラジリアンフラワーの作品群と肩を並べる素晴らしいもので、ひとことでいうとムタンチスをユルくしたみたいな感じ。でも、ファズギターやエフェクトなどのサイケ度はかなりキてます。ムタンチスほどのインパクトはないけれど、個人的にはこっちの方が好きかも。どこか頼りなくて煮えきらない、はかない感じがとても良い。

こういう感じは南米サイケ/ガレージの中でもブラジル独特のものですね。ガレージっぽいんだけど、フワフワと軽くてポップで、ちょっと切ない。このブラジルならではのライトなサイケ感覚にハマると抜けられません。トロピカリズモについての過去記事はこちら


Souvenir Album
Strange
Souvenir Album

米ワシントン州オリンピア出身のグループによる1976年(79年説あり)の自主制作?作品。これは聴いたことないのですが、紹介記事では例えとしてSpoils of War, Time/Think Dog, Zappa & Mothersなどの名前が挙がっていました(余計わからなくもないけど・・・)。こちらで2曲ほど試聴できます。
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2009年02月19日(木)

Hugo Montenegro/Good Vibrations再発

テーマ:News
グッド・ヴァイブレーション
ウーゴ・モンテネグロ
グッド・ヴァイブレーション

レココレのサイケ特集号で"Moog Power"(1969)が取り上げられていたHugo Montenegroの"Good Vibrations"(1969)がBMGジャパンから再発されます(3月25日発売予定)。

紹介文をそのまま引用させていただくと、「3月に刊行予定の小西康陽氏初の書き下ろし単行本『マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。小西康陽。(仮)』(学研)と連動した再発企画。小西氏がお気に入りのCD200枚をピックアップし各400字の文章を添えるという本。それに伴い、この機会にCD化を切望するタイトルをリイシュー。日本独自企画。」だそうです。でも、"Good Vibrations"はすでにCD化されてるみたいだけど・・・これと同じものですよね?

ウーゴのタイトルでは、スパイ映画(TV)のテーマを集めた"Come Spy with Me"(1966)も数年前にBMGから紙ジャケ再発されています。ジャケ最高!

カム・スパイ・ウィズ・ミー(紙ジャケット仕様)
ウーゴ・モンテネグロ楽団
カム・スパイ・ウィズ・ミー(紙ジャケット仕様)

サイケデリック漂流記
アルバム"Moog Power"より。
シンセはあくまで味付けで、基本的には「歌もの」作品。

2009年02月18日(水)

ジョニーデップがDoors映画に・・・

テーマ:News
サイケデリック漂流記

先月開催されたサンダンス映画祭に出品され反響を呼んだドアーズの新作ドキュメンタリーフィルム"When You're Strange"で、ジョニー・デップがナレーションをつとめることになったそうです。出品作では監督のトム・ディチロがナレーションも担当していたのですが、作品を観たジョニーが自らオファーして即座に契約が成立、現在鋭意制作中とのことです。

元メンバーのレイ・マンザレクによると、本作は(悪名高い)オリバー・ストーン監督による映画に対抗するもので、「真実のドアーズの物語となるだろう」とのこと。未公開映像もふんだんに盛り込まれているそうで、DVDの発売が楽しみです。夏にはRhinoからサントラ盤もリリースされる予定。ドアーズのオフィシャルサイトで予告編やインタビューが見れます(左上のVIEW SUNDANCE MEDIAをクリック)。
2009年02月16日(月)

Moby Grapeのレア音源集発売

テーマ:News
The Place and the Time
Moby Grape
The Place and the Time

SundazedからMoby Grapeの新譜コンピがリリースされます。最初アナウンスされたときは一枚もののベスト盤かと思ったんですが、最近アップされたトラックリストを見ると、どうやらレア音源集のようです。

ただし、未発表音源ではなく、以前Legacyからリリースされた2枚組コンピの "Vintage: The Very Best of Moby Grape"に収録されていたレア(未発表)トラックや、1st~4thアルバムのSundazedからのリイシューに追加されていたボーナストラック(多くは"Vintage"とも重複する)を集めて一枚のコンピにしたもののようです(ひょっとしたら、新たな未発表テイクが含まれているかもしれませんが・・・)。

内容は、Columbiaのオーディション音源、デモテイク、アルバムのアウトテイク、別バージョン、ライブ音源など。amazonでは3月24日の発売予定です。

曲目リスト
1. Indifference [Columbia Records audition recording]
2. Looper [Columbia Records audition recording]
3. Stop [demo recording]
4. Rounder [instrumental outtake]
5. Sweet Ride (Never?Again) [unedited version]
6. Loosely Remembered [demo recording]
7. The Place and the Time [alternate version]
8. Bitter Wind [demo recording]
9. Seeing [alternate version]
10. What's to Choose [alternate version]
11. Soul Stew [outtake recording]
12. If You Can't Learn From My Mistakes [demo recording]
13. You Can Do Anything [demo recording]
14. Skip's Song [demo recording]
15. It's a Beautiful Day Today [demo recording]
16. What's to Choose [demo recording]
17. Hoochie [demo recording]
18. Big [demo recording]
19. Rounder [live recording]
20. Miller's Blues [live recording]
21. Changes [live recording]
22. Looper [demo recording]
23. Soul Stew [instrumental outtake]
24. Cockatoo Blues (Tongue-Tied)[demo recording]
2009年02月14日(土)

Racket Squad

テーマ:サイケデリック
The Racket Squad/Corners of Your Mind
The Racket Squad
The Racket Squad/Corners of Your Mind

Racket Squadはペンシルヴァニア出身の4人組(前身バンドのFenwaysには、のちにJefferson Airplaneに参加するJoey Covingtonが在籍していた)。アルバムはjubileeレーベルから"Racket Squad"(1968)と"Corners of Your Mind"(1969)の2枚をリリースしています。上のCDはその2作をカップリングした2on1に、ボーナストラックとしてシングルの4曲を追加した充実のコンピレーション。チープでダメっぽいジャケがいい雰囲気です。

デビュー作はどちらかというとRascalsフォロワーなR&Bポップという感じなんですが、チープオルガンやファズギターが入ったサイケ+バブルガム風味のポップサイケチューンがなかなか美味しいところ。2ndはRascals風のポップテイストを保持しつつも、よりヘヴィで強力になったファズギターや、まったりとした絶品メロウサイケチューンが増えて、立派なサイケデリックアルバムといえる内容になっています。

Associationの"No Fair At All"、Ultimate SpinachなんかもカバーしているReflectionsの"(Just Like) Romeo & Juliet"、Bobbie Gentryの"Ode to Billy Joe"のインストカバー、ジミヘンの"Little Wing"など、カバー曲が多いことも特徴。なぜかあまり紹介されることはありませんが、リードボーカルもバックコーラスも上手いし、アシッドなサイケチューンもなかなか堂に入っています。

あえて欠点をいうとしたら、即座に識別できるような個性に欠けているのと、「そつなく上手すぎる」ところでしょうか。でも、そういう「ありがち」「お約束」なのもまた60sの魅力のひとつだと思います。

サイケデリック漂流記
1967年のシングル。1stアルバムに収録。

2009年02月11日(水)

Holy Mackerel

テーマ:サイケデリック
The Holy Mackerel
The Holy Mackerel
The Holy Mackerel (1968)

ちょっと間があきましたが、最近このテーマでは、レココレ・サイケ特集号には載っていなかったアーティスト/アルバムを取り上げております。選ぶものに特にこだわりはなく、たんなる思いつきです。


Holy MackerelはPaul Williamsが60年代に在籍していたLAのバンド。というより、まだ無名だったPaulの才能に注目したプロデューサーのリチャード・ペリー(*1)が、彼のリーダーアルバムを制作するためにメンバーを集めた、セッショングループのようなものだったようです。

メンバーはPaulの弟で、名曲"Drift Away"の作者として知られるMentor Ralph Williams(ジャケ右端のヒゲの人物)、女性フルート奏者のCynthia Fitzpatrick、Jefferson Airplaneの初代ベーシストのBob Harvey、元TurtlesのドラマーのDon Murrayら。しかし、アルバムが完成する前にDonはMichael Cannonに、Bobは当ブログではお馴染みのJerry Scheff(カートベッチャー関連、Goldenrodなど。ジャケ中央奥)に交代していて、ジャケやクレジットには載っていません。

ということで、参加メンツの顔ぶれだけでサイケファンは結構そそられるんじゃないでしょうか。中身も、幻想的なフルートが入った素晴らしいメロウソフトサイケ曲を中心に、アレンジやエフェクトもかなりサイケしてます。でも、メンターがリードボーカルを取っていて、おそらく彼が書いたと思われるカントリーロックチューンや、詩の朗読みたいなのもあって、いわゆる「分裂気味」な感じ。

「ソフトロックAtoZ」の解説では「いい曲もあるけどパッとしないアルバム」みたいな論調で、数年前にCollectors' Choiceから再発されるまでCD化されなかったのも、そのあたりが原因かもしれません。でも、私のように、こういうダメっぽい分裂気味の作品に愛着を感じるサイケファンには、きっとその魅力がわかってもらえると思います。

ちなみに、一曲のみですがロジャー・ニコルスとの共作がすでにここで行われていて、その"Bitter Honey"はやはりソフトロックチューンとして出色の出来。のちのふたりのコラボ作の輝きそのものです。あと、American BreedやSandpipersがカバーし、ポールのソロ作でも再録された"To Put Up With You"はHoly Mackerelがオリジナルで、これもポール&ロジャニコの共作。こちらはノンアルバム・シングル曲で、残念ながらCDにも未収録です(「ウィンディ~ワーナー・ソフト・ロック・コレクション2」というコンピに収録されている)。

試聴はこちら

*1
リチャード・ペリーがプロデュースしたタイニー・ティムのシングル("Tip Toe Thru the Tulips", 1968)のB面曲を書いたのがポールだった。

サイケデリック漂流記
2009年02月08日(日)

Truth and Janeyの2タイトル発売中

テーマ:News
NO REST FOR THE WICKED(直輸入盤・帯・ライナー付き)
TRUTH AND JANEY
NO REST FOR THE WICKED(直輸入盤・帯・ライナー付き)

以前ヘヴィサイケ特集で取り上げたアイオワのパワートリオTruth and Janeyの、入手が難しくなっていた2タイトルが国内盤仕様(直輸入盤+帯・日本語ライナー)で発売されています(下のamazonの"Erupts!"のジャケが"No Rest for the Wicked"と同じになっていますが、そのままにしてあります)。以下はヘヴィサイケ特集の記事の転載・・・。

「これはカッコイイ! 70s(マイナー)ハードロック、特にパワーロックトリオ好きにはオススメです。

アイオワ州はシーダーラピッズ出身の三人組で、1976年に"No Rest for the Wicked"というスタジオ作を出しています。これは2001年にMonster RecordsからCD再発されていて、ほかにも当時未発だった1976年の強力なライブ録音(アナログは1988年に2枚組の"Live"として発売)が"Erupts!"(2003)というタイトルで同レーベルからCD化されています。

トリオ編成ならではの緊迫感と(特にライブでの)ぶっとい音圧とパワー。しっかりしたテクニックに裏打ちされた演奏が、湧き出るようなアイディアで自由に駆け巡る時の高揚感。ブリティッシュハードロックへの憧れを純真に表出した瑞々しさ。ヘヴィサイケの伝統を受け継ぐトリッピーなギターのインプロ。ナイーブ系の若々しいボーカルワーク、などなど。ヘヴィ/ハードロックファンにはたまらないツボが満載です。」

ERUPTS!(直輸入盤・帯・ライナー付き)
TRUTH AND JANEY
ERUPTS!(直輸入盤・帯・ライナー付き)

サイケデリック漂流記

2009年02月07日(土)

ミレニウムのビギンがBlu-spec CDで再発

テーマ:News
【Blu-spec CD】ビギン
ミレニウム
【Blu-spec CD】ビギン

Millenniumの"Begin"がBlu-spec CD仕様の限定盤で再発されます(3月25日発売予定)。曲目リストは数年前の紙ジャケ再発と同じ全23曲となっています。それにしても、これで何度目の再発だろう・・・国内盤だけでも片手では数えられないくらい出てるんじゃないでしょうか?

下は同時にリリースされる60s関連のBlu-spec CD。また、通常CDと聴き比べる2枚組サンプラー「聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD ロック編」(\1,500)も3月4日に発売されます。

【Blu-spec CD】ブロンド・オン・ブロンド
ボブ・ディラン
【Blu-spec CD】ブロンド・オン・ブロンド

【Blu-spec CD】ブックエンド
サイモン&ガーファンクル
【Blu-spec CD】ブックエンド

【Blu-spec CD】スーパー・セッション
アル・クーパー&スティーヴン・スティルス
【Blu-spec CD】スーパー・セッション

【Blu-spec CD】血と汗と涙
ブラッド・スウェット&ティアーズ
【Blu-spec CD】血と汗と涙

【Blu-spec CD】サンタナIII
サンタナ
【Blu-spec CD】サンタナIII
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