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2008年08月31日(日)

MIJ再発

テーマ:News
Yodeling Astrologer
MIJ
Yodeling Astrologer

レココレのサイケ特集号でも取り上げられていたMIJの"Yodeling Astrologer" が再発されます(9月9日発売予定)。レココレの記事のように、"Color By the Number"という別タイトル・別ジャケ(下の画像)で載っていることもありますが、内容は同じものです。

MIJというのはJim Holmbergの変名。1969年の夏、ESPレーベル(*1)の創始者のBernard Stollmanに公園(*2)で「ヨーデル」しているところを見出され、翌日スタジオに入ってわずか3時間で制作されたというアシッドフォークの怪作です。演奏はJimの(12弦)アコースティックギターと歌のみなんですが、全編、異様に深いびしょびしょのリバーブがかかっていて、内宇宙と外宇宙の両方向に同時にトリップするような、ファーアウトで特異なイマジネーションの広がりがあります。

最大の特徴は歌と口笛による「ヨーデル」。Robbie Bashoの歌&口笛を連想したりもしますが、やっぱり彼独特のもので、まるでジャングルの動物の鳴き声やクジラの歌声のように「森羅万象」な感じ。アルバムタイトルにもなった「ヨーデルする占星術師」という異名どおりのユニークさです。なんでも、彼は交通事故に遭って頭蓋を損傷し聴覚に障害を受けたかわりに、この不思議な能力が備わったのだとか。

*1
NYのジャズ系レーベル。Fugs, Godz, Erica Pomerance, Pearls Before Swineといった、アンダーグラウンドなアバンギャルド~アシッドフォーク系アーティストも積極的にリリースした。

*2
グリニッジ・ビレッジのワシントン・スクエア・パーク。ストリートパフォーマーたちが集まる噴水のある場所で、よく映画なんかに出てくる。


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2008年08月30日(土)

Outspoken Bluesのコンピ発売

テーマ:News
Outspoken Blues
Outspoken Blues
Outspoken Blues

ガレージコンピの"Back from the Grave Vol.8"に収録されていた"Not Right Now"(1966)で知られるシカゴのガレージパンクバンド、Outspoken Bluesの音源を集めたコンピがリリースされます(amazonでは9月8日発売予定)。

"Not Right Now"を含む7曲のオリジナルと、5曲のカバー("Mister You're a Better Man Than I", "I Know", "Hold on I'm Comin'", "Turn on Your Lovelight", "Since I Don't Have You")は、未発表に終わった1967年のアルバムからのトラック。その他、残存メンバーが1968年にThe Prod名義で録音した未発表曲2曲と、主要メンバーのBob Stanleyが在籍していたBrydsの唯一のシングルのAB面(そのうち"Your Lies"は"Back from the Grave Vol.6"に収録)が、ボーナストラックとして収録されています。

ちなみに、"Not Right Now"はファズギターとファルフィッサ系オルガンをフィーチャーした、Blues Magoosタイプの強力なオルガンパンクチューン! ほかにも、けっこうユルめの曲もあるみたいで、Mysteriansとかのオルガンパンク好きは要チェックかも・・・。こちらで試聴できます。

Back from the Grave, Vol. 8
Various Artists
Back from the Grave, Vol. 8
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2008年08月28日(木)

シスコサウンドの2枚組コンピ発売

テーマ:News
Sing Me a Rainbow: A Trident Anthology 1965-1967
Various
Sing Me a Rainbow: A Trident Anthology 1965-1967

Big Beatから、(シスコサウンド関連の)"Nuggets from the Golden State"シリーズの"the best of the rest"といえるような2枚組コンピが発売されます。サブタイトルにあるTridentというのは、Kingston Trioを見出して大成功させた名マネージャーで昨年亡くなったFrank Werberが、1965年から1967年まで、主にシスコのフォークロック系アーティストをマネジメントした音楽プロダクションです。

We Five, Mystery Trend, Sons of Champlin, Blackburn & Snowといったお馴染みのグループのほか、The Front Line, The Justice League, The Tricycle, The San Franciscans, Thorinshield, The All Nite Flightといったマイナーなガレージバンドや、オレゴンからシスコに出てTridentのオーディションを受けたNew Tweedy Brothersなんかの名前も挙がっています。また、Kingston Trioのメンバーで、Monkeesのヒット曲"Daydream Believer"の作者で知られるJohn Stewart(今年1月に逝去)による実験的なフォークロック曲なども収録されているとのこと。

しかも、Mystery TrendやBlackburn & Snowらを含め、全体の95%のトラックが "previously unissued"だそうで、シスコサウンドファン垂涎のコンピになりそうです。9月29日発売予定。





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2008年08月26日(火)

Aerovons 廉価盤で再発

テーマ:News
レザレクション
エアロヴォンズ
レザレクション

Aerovonsは、米セントルイス出身のビートルズ・フォロワーなグループ。渡英してParlophone(EMI)と契約し、1969年に2枚のシングルをリリースしましたが、アルバムは制作されたものの未発表に終わっています。

本作"Resurrection"は、オリジナルアルバムとして意図された曲順を再現した12曲(曲間につながりのあるトータルアルバムのような作りになっている)に、シングルのAB面、未発表曲、デモの4曲を追加して、2003年に初めてリリースされたコンピレーションです。今回の再発はMSIミュージックシーンからのもので、ボーナストラックを含め以前に出ていた盤と同内容ですが、価格が改定されて安くなっています(9月25日発売予定)。

バンドの中心人物のTom Hartmanは当時17歳くらいだったそうですが、ボーカル/ギター/ピアノの演奏、ソングライティング、ストリングアレンジ、アルバムのプロデュースまで手がけるという多才ぶりを発揮しています。録音はアビーロード・スタジオで、ビートルズのレコーディング機材を使用し、ビートルズ後期のアルバムのエンジニアであったアラン・パーソンズやジェフ・エメリックが制作に参加しています。

音は、サイケ期ビートルズの「そっくりさん」で、そのまんまなフレーズや、いかにもなメロディやエフェクトがポンポン飛び出してくるのが嬉し恥ずかしい感じ。Rutlesをもっと純真にしたような微妙さと、全体に「ほんわり」とした浮遊感が魅力です。最初聴いたときは、悪くはないけど何かが足りない感じで、アルバムが未発になったのも分かるような気がしたんですが、少しあとで聴き直してみると、その「なんとなく頼りない」音が逆に気持ち良くて、意外にハマってしまいました。いまも聴きながら書いてますが、その気持ち良さに変わりはなく、個人的にはなかなか気に入っています。



2008年08月24日(日)

JAの3タイトルがSHM-CDで再発

テーマ:News
シュールリアリスティック・ピロー
ジェファーソン・エアプレイン
シュールリアリスティック・ピロー

BMGジャパンから、Jefferson Airplaneの"Surrealistic Pillow", "Bless Its Pointed Little Head", "Volunteers"の三作が、SHM-CD(Super High Material CD)仕様で再発されます(10月22日発売予定)。なぜ今回"~Baxter's"と "Crown~"が入ってないのかは不明です。

フィルモアのジェファーソン・エアプレイン
ジェファーソン・エアプレイン
フィルモアのジェファーソン・エアプレイン

ヴォランティアーズ
ジェファーソン・エアプレイン
ヴォランティアーズ
2008年08月22日(金)

ジミヘンの6枚組ボックス

テーマ:News
ロッキン・ザ USA Vol.1
ジミ・ヘンドリックス
ロッキン・ザ USA Vol.1

ジミヘンの6枚組ボックスの新譜です。"Rockin' the USA Vol.1"と"同 Vol.2"の2タイトルで、題名のとおり1968~70年のアメリカ公演を収録したものです(9月25日発売予定)。例によって、全世界1000セット限定、日本への割り当て300セットとなっています。

以下は収録公演の場所と日付です。曲目はリンク先のamazonのページをご覧ください。

"Rockin' the USA Vol.1"
[Disc 1]
Winterland, San Francisco (2/3/68)
[Disc 2]
Winterland, San Francisco Second Show (2/4/68)
Clark University, Attwood Hall, Worcester, Massachusetts (3/15/68)
[Disc 3]
State Fair Music Hall, Dallas, Texas (2/16/68)
[Disc 4]
Will Rogers Auditorium, Fort Worth, Texas (2/17/68)
[Disc 5]
Fillmore East, New York Second Show (5/10/68)
Miami Pop Festival, Gulfstream Park Racetrack, Hallandale, Florida (5/18/68)
[Disc 6]
"An Electric Thanksgiving" Philharmonic Hall, New York First Show (11/28/68)

"Rockin' the USA Vol.2"
[Disc 1]
Oakland Coliseum, Oakland, California (4/27/69)
[Disc 2]
Oakland Coliseum, Oakland, California (4/27/69)
"Winter Festival For Peace" Madison Square Garden, New York (1/28/70)
[Disc 3]
International Sports Arena, San Diego, California (5/24/69)
[Disc 4]
"Newport 69" San Fernando Valley State College, Northridge, California (6/20/69)
[Disc 5]
University of Oklahoma Field House, Norman, Oklahoma Second Show (5/8/70)
[Disc 6]
"New York Pop" Downing Stadium, Randall's Island, New York (7/17/70)

ロッキン・ザ USA Vol.2
ジミ・ヘンドリックス
ロッキン・ザ USA Vol.2
2008年08月21日(木)

DoorsのPerceptionボックス再発

テーマ:News
Perception
The Doors
Perception [Box Set]

ドアーズの40周年記念として発売されていた"Perception"ボックスセット(6CD+6DVD)が、スリップケース仕様のリパッケージで再発されます。価格も改定されて安くなっています。9月30日発売予定。




2008年08月20日(水)

第60回 Rodriguez

テーマ:無人島サイケ
Cold Fact
Rodriguez
Cold Fact

これ、最初に聴いたときは、ほとんど期待してなかったので、余計に第一印象のインパクトは鮮烈でした。

Rodriguezはデトロイト生まれの黒人ということで、ソウルミュージックとして言及されていたり、某ネットショップでは「ダンス&ソウル」に分類されていたり・・・。それも無理なくて、レーベルはBill Withersなどを出していたソウル系のSussex(サイケファンにはデトロイト・ファンクサイケのMutzieでお馴染みかも)、バッキングにはモータウンのセッションマンのDennis Coffey, Bob Babbitt, Andrew Smithらの"Funk Brothers"が参加しています。

ということで、ブラスとかが活躍するソウル~ファンクサイケ系のSSWかと思いきや、これがぜんぜん違った。まったりと味わい深くて陰影に富んだ、アシッドフォークロックの傑作でした。いきなり、サイケなエフェクトが爆発するアシッドチューンのオープニングナンバー"Sugar Man"。続く2曲目の"Only Good for Conversation"なんて、一瞬英国のHigh Tideかと思うくらい、歪みまくった強烈なファズギターのリフが鳴り響く「どヘヴィサイケ」ナンバー! だいたいアルバムの印象って、最初の数曲で決まってしまうこともあるのに、なぜこの作品がプロパーなサイケアルバムの名作として、これまであまり紹介されてこなかったんだろうかと不思議に思います。

その「隠れた名盤」である"Cold Fact"(1970)が、8月19日にようやく本国アメリカでCD再発されました(日本盤仕様はこちら)。本国ではオリジナル発売から約40年間、不当に無視され続けてきたのですが、その間、海を越えたオーストラリアやニュージーランド、特に南アフリカでカルト的な人気を博し、これまで何度かCD再発されています。(南アでは1998年のツアーがTVドキュメンタリー化されるほど。インターネット黎明期に南アフリカの熱心なファンが"The Great Rodriguez Hunt"というサイトを立ち上げ、一時「行方不明」になっていた彼がデトロイトで元気に暮らしていることを探り出したというエピソードがあります。)

Rodriguezは本名をSixto Rodriguezといって、黒人といってもアフリカン・アメリカンではなくて、メキシコ移民のいわゆるチカーノ系です(ルックスはフィリピン人みたいに見える)。ジェイムス・テイラーをラテン系にしたような、深味のある歌声が魅力的で、DonovanやRichie Havensなんかを思わせるようなフラワーな楽曲群も素晴らしい(録音は1969年)。ちなみに、1971年にもう一枚"Coming from Reality"というアルバムを出していて、南アフリカのみでCD化されています。サイケ度はやや後退して、よりシンガーソングライター作品っぽくなっている印象ですが、適度なドリーミーさとアシッド感が漂う、これも捨てがたい佳作です(録音はロンドンで、Chris Speddingらが参加している)。





2008年08月16日(土)

英Now Soundsから初CD化2タイトル

テーマ:News
Half Past Midnight: The Staccatos and Beyond
Five Man Electrical Band
Half Past Midnight: The Staccatos and Beyond

Rev-Olaの姉妹レーベルで、ParadeやColoursの再発で最近注目のNow Soundsから、Capitolのソフト(ポップ)サイケ系2タイトルが再発されます。

Five Man Electrical Bandは、シングル"Signs"(1971)の全米3位ヒットで知られるカナダ出身の5人組。本作は未CD化だった1969年のアルバム"Five Man Electrical Band"に、前身グループであるStaccatosのシングルなど9曲を追加したコンピレーションです。本編の"Five Man Electrical Band"も、もともとはStaccatosの2ndとしてリリースされたアルバムで、そのタイトルにちなんでバンド名を変えたといういきさつがあります。

音は、その後のFive Man Electrical Band時代の(ハード&アーシーなギターをフィーチャーした)70sロックサウンドとは異なり、ドリーミーなボーカルハーモニーとポップ&メロウな楽曲が印象的なソフトサイケ佳作となっています(8月25日発売予定)。


もうひとつのTuneful TrolleyはNYの6人組で、平均年齢は15歳くらいだったらしい(ジャケットの絵はみんなとても若い)。でも、歌や演奏は堂々としたもので、そんなに未熟な感じはしません。Jay & the Americansに見出されたグループだそうですが、唯一のアルバム"Island in the Sky"(1968)のオープニングナンバーが"The Tuneful Trolley Theme"だったりして、Monkeesみたいなアイドルグループとして売り出すつもりだったのかもしれません。

確かに、そういう感じのバブルガムチューンもあるんですが、中でもサイケ期ビートルズやバロックポップ風の楽曲の出来が良く、しかもほぼ全編にズブズブのファズギターが鳴り響くので、そのスジのフェチにはかなり楽しめる内容になっています(9月29日発売予定)。

Island in the Sky
The Tuneful Trolley
Island in the Sky



2008年08月13日(水)

We the Peopleの新譜

テーマ:News
Too Much Noise
We the People
Too Much Noise

Sundazedから9月30日発売予定の"Too Much Noise"の内容がわかりました。未発表曲(テイク)の収録を期待していたんですが、残念ながら2枚組名盤の "Mirror of Our Minds"を抜粋・編集した"Best of"コンピのようなものになっているようです。

TRACK LISTING
1. You Burn Me Up And Down
2. My Brother The Man
3. By The Rule
4. Mirror Of Your Mind
5. Declaration of Independence
6. Free Information
7. Too Much Noise
8. In The Past
9. Half Of Wednesday
10. (You Are) The Color Of Love
11. Beginning Of The End
12. He Doesn't Go About It Right
13. Alfred, What Kind Of Man Are You
14. St. John's Shop
("My Brother the Man"と"St. John's Shop"は"Mirror of Our Minds"コンピではVersion 2の方のテイク)

Mirror of Our Minds
We the People
Mirror of Our Minds
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