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2008年06月29日(日)

Lollipop Shoppe/Just Colour再発

テーマ:News
Just Colour
Lollipop Shoppe
Just Colour

レココレのサイケ特集号でも取り上げられていたガレージパンク系サイケ名盤、Lollipop Shoppeの"Just Colour"(1968)がRev-Olaから再発されます(7月28日発売予定)。

このアルバム、オリジナルの12曲は以前リリースされたWeedsのコンピ(正規リリース)に、まるまる収められていました。しかし、今回のリイシューは、Lollipop Shoppe時代にリリースされたシングルからの2曲、"Someone I Know"と "Through My Window"が追加されていて、この2曲はWeedsのコンピには収録されていませんでした。

ちなみに、これは1985年?に再発されたアナログ盤に準じているようで、ボーナスの"Someone I Know"はCDの真ん中あたりに収録されています(以前出ていた非正規盤CDもそうなっていた)。WeedsからLollipop Shoppeへの改名の経緯などは過去記事をご覧ください。



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2008年06月26日(木)

Fallout 7月の新譜

テーマ:News
Please Tell a Friend
Sugar Creek
Please Tell a Friend

ジャケを見ると黒人のサイケファンク系かと勘違いしそうですが、白人4人による東海岸(出身はミネソタ~オハイオ)のグループです。唯一のアルバム"Please Tell a Friend"(1969)は、基本はブルースやフォーク(カントリー)をベースにしたルーツロックサウンドで、その中にファズギター入りや「まったり」したサイケチューンが混ざってくるのが特徴です。

特筆すべきは、のちにカントリー系のシンガーソングライターとして有名になるJonathan Edwardsがバンドのリーダー的な存在だったこと(クレジットはJohn Edwards)。私はこれよりも先にJonathan Edwardsのソロ作に親しんでいたので、"Million Years"とか"Memory Tree"なんかのファズチューンを聴いて、「こんなサイケなロックもやってたのか」と驚きました。ルーツ系サイケファンにアピールする内容の佳作。



Head over Heels
Head over Heels
Head over Heels

以前ヘヴィサイケ特集で取り上げたミシガンのトリオ。1971年の本作は、数ある米国産パワートリオの作品の中でもトップクラスの強力盤です。80~90年代のアルバムだといっても疑われないような艶っぽさと新鮮な響きがあり、「押し」のパワーチューンと「引き」のスローバラードのどちらもクオリティの高い、絶品ハードロックアルバム。

ちなみに、上記のSugar Creekと本作は以前AkarmaからCDが出ていましたが、どちらも現在入手が難しくなっているようで、マーケットプレイスでは1万~1万6千円の値がついています(私には理解不能ですが・・・)。



To Help Somebody
Green
To Help Somebody

以前こちらで取り上げたGreenが、2年後の1971年にリリースしたセカンドアルバム。ホーン入りのカントリーロックというスタイルは保ちつつも、よりタイトなギターサウンドによる「パーティー・ロックンロール」チューンが増えたような印象。数曲、マリアッチ風のホーンが入るナンバーがあって、なかなか面白い。言われているほど悪くはないと思いますが、こちらを買う前に、とりあえず名作の1stからどうぞ。



Melchior Alias
Melchior Alias
Melchior Alias

カナダはモントリオール産の「フリークアウト・ヒッピー・アシッド・フォークロック」(1969)。いわゆるフレンチ・カナディアンで、ボーカルはフランス語で歌われています。ハモンドオルガンやファズギターやシタールや、わけのわからない楽器入り。びしょびしょのエフェクトやら、へにゃへにゃのボーカルやらで、サイケ度(というか変態度)高し! ジャケもかなりイってます。どちらかというと、南米サイケのノリに近いかも。


ところで、いつもFalloutの再発記事で参照しているsoundlinkmusic.comがダウンしているようで、まだリリースノートは読んでいません。今後(当方の誤りなどで)こちらの記事を訂正するかもしれないことをお断りしておきます。

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2008年06月24日(火)

Holding Co.のレア音源集発売

テーマ:News
The Lost Tapes
Big Brother & the Holding Company
The Lost Tapes

Janisがモンタレーのステージに立ってビッグスターになる以前、1966年後半から1967年前半にかけてのHolding Companyのライブ演奏を収録した、CD2枚組のコンピがリリースされています。

Disc2は、これまで"Live in San Francisco 1966"というタイトルで出回っていたものと同一内容のようですが、Disc1の12曲はメンバーによって新たに発見された未発表音源だそうです。いずれにせよ、ライセンスを受けた正規リリースで、24ビットリマスタリング+Sam AndrewとDavid Getzによるライナーが付属とのこと。


また、「ポスト・ジャニス」期のHolding Companyのアルバム、"Be a Brother"(1970)と"How Hard It Is"(1971)がカップリングされたCDもリリースされます(amazonでは7月15日発売予定)。あまりにJanisのイメージが強いせいか、一般に評価は低いようですが、アルバムそのものは決して悪くないと思います(私は好きで、けっこう回している)。ブルースオリエンテッドで、コシのあるギターサウンド(ファズギターあり)がフィーチャーされた、「正統シスコサウンド」を聴かせてくれます(ホーンセクションはTower of Powerのメンバーが担当しているのも、それっぽい音になっている)。

"Be a Brother"では、新メンバーとなったNick Gravenitesの存在が大きく、プロデュースをはじめ、ソングライティング、リードボーカルと大活躍しています。John Cipollinaとの共作ナンバーの"Joseph's Coat"なんか、激渋ファズギター入りで、オリジナルのQMS以上にヘヴィなのが聴き物。

"How Hard~"ではNickは自作の一曲で歌っているのみですが、その一曲というのが、"Pearl"録音中のJanisのために書いたものの、彼女の突然の死によってインストナンバーとして収録されたという逸話のある"Buried Alive in the Blues"です。ちなみに、"Be a Brother"収録の"Mr. Natural"では、生前のジャニスがボーカルで参加しています(ラスト近くでチラっと入ってくるだけなんですが、その瞬間空気が変わってしまうみたいなところがやっぱりスゴい)。

なお、リンク先のamazonでは「商品の説明」や曲名リストで2枚組のような記述になっていますが、発売元のAcadia(Evangeline)のサイトでは2on1となっていた(ジャケにも書いてある)ので、一枚ものだと思います。

Be a Brother/How Hard It Is
Big Brother and the Holding Company
Be a Brother/How Hard It Is
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2008年06月22日(日)

Bo Grumpus/Before the War再発

テーマ:News
Before the War
Bo Grumpus
Before the War

ボストン産メロウサイケの佳作、Bo Grumpusの"Before the War"(1968)が再発されます(7月15日発売予定)。本作は数年前にドイツのSynton Archiveから500枚限定の(非正規盤?)CDが出ていましたが、今回は米Wounded Birdからの正規リイシューとのことです。

このアルバムは、Felix Pappalardiがプロデュースを担当し、ソングライティングや演奏にも参加していて、のちにMountainで再録される名曲、"Travellin' in the Dark"が収録されていることで有名です。前半では、メロウ&メランコリックなボーカルハーモニーに、ズブズブのファズギターがからむソフトサイケサウンドが展開するのが聴き物。しかし、全体的には「まったり」としていて、どこか煮え切らない、すきま風が吹いてくるようなボスタウン的トホホ感が漂っているのが個人的にはツボです。

バンドはその後Jolliver Arkansawと名前を変えて、1969年に"Home"という「ハードロック未然」的なアルバムを残しています。こちらもPappalardiがプロデュース/アレンジ/演奏にクレジットされていて、Leslie Westが一曲("Gray Afternoon")で渋いリードギターを弾いています(Synton ArchiveからCD化)。この演奏がFelixにLeslieとのコラボ(Mountain)を決心させたのだとか。

ちなみに、ギター/ボーカルのEddie Mottauは70年代にジョン・レノンのレコーディングに参加したのち、シンガーソングライターとして名を成しています。

ノー・モウルディング
エディ・モトウ
ノー・モウルディング
2008年06月20日(金)

Nazzのレア音源集、紙ジャケで再発

テーマ:News
サーティンス・アンド・パイン
ナッズ
サーティンス・アンド・パイン

トッド・ラングレンが在籍していた60sバンド、Nazzの未発表曲・未発表テイク・オルタナバージョン等を集めたコンピ、"13th and Pine"(1998)が紙ジャケ仕様で再発されます(8月20日発売予定)。今回は新たに、のちにCheap Trickを結成するRick NielsenとTom Peterssonが在籍したNew Nazzの音源など、4曲のボーナストラックが追加される模様。ジャケはブートレグみたいですが、バンドのメンバーが提供した音源による正規リリースです。Nazzの過去記事はこちら



2008年06月18日(水)

Stone Poneysの1st+2nd再発

テーマ:News
The Stone Poneys Featuring Linda Ronstadt/Evergreen Vol. 2
Stone Poneys
The Stone Poneys Featuring Linda Ronstadt/Evergreen Vol. 2 (2-for-1)

Stone Poneysはリンダ・ロンシュタットが在籍していたフォークロック(ポップ)グループ。彼らが1967年にリリースしたデビュー作と、ヒット曲の"Different Drum"を含むセカンドアルバム"Evergreen Vol.2"をカップリングして、サードアルバムのセッション音源からの4曲のボーナストラックを加えたコンピCDが、この夏にリリースされます(amazonの発売予定日は7月8日。8月4日説もあり)。Stone Poneysのタイトルは最近入手が難しくなっていたようで、マーケットプレイスでも怖ろしい値段がつけられていたので嬉しい再発となりそうです。

上のリンク先のamazonでは、タイトルと曲名リストが"Evergreen Vol.2"のものになっていて「商品の説明」とは異なっていますが、誤りでしょう(最近こういうのが多くて、新譜情報載せるたびにカタログ情報の更新を送ってるような気がする)。下に正しいと思われるトラックリストを載せておきます。Stone Poneysの過去記事はこちら

1. Sweet Summer Blue And Gold
2. If I Were You
3. Just A Little Bit Of Rain
4. Bicycle Song (Soon Now)
5. Orion
6. Wild About My Lovin'
7. Back Home
8. Meredith (On My Mind)
9. Train And The River
10. All The Beautiful Things
11. 2:10 Train
12. December Dream
13. Song About The Rain
14. Autumn Afternoon
15. I've Got To Know
16. Different Drum
17. Driftin'
18. Evergreen Part One
19. Evergreen Part Two
20. One For One
21. Back On The Street Again
22. Toys Of Time
23. New Hard Times
Bonus tracks:
24. Some Of Shelly's Blues
25. Up To My Neck In High Muddy Water
26. Stoney End
27. Hobo
[1-11: The Stone Poneys featuring Linda Ronstadt / 12-23: Evergreen Vol.2 / 24-27: 3rd LP sessions]


2008年06月16日(月)

第57回 Margo Guryan

テーマ:無人島サイケ
テイク・ア・ピクチャー(紙ジャケット仕様)
マーゴ・ガーヤン
テイク・ア・ピクチャー(紙ジャケット仕様)

"Hippie Goddesses"コンピ収録アーティストといえば、このMargo Guryanもそうでした。偶然ですが、先日取り上げたSpanky & Our Gangのヒット曲、"Sunday Morning"(1967年、30位)の作者として知られている人です。

NY出身の彼女は大学でクラシックとジャズ(ピアノ)を学びますが、ビーチボーイズの「ペットサウンズ」を聴いて衝撃を受け、ポップミュージックの作詞作曲に目覚めます。そして、1968年にリリースした唯一のアルバム"Take a Picture" は、ソフトロック~ソフトサイケの名盤として、近年とみに人気の高まっている素晴らしい作品です。

まず、クロディーヌ・ロンジェとかヴァシュティ・バニヤンを思わせるような、ちょっとハスキーなウィスパーボイスが魅力的。それに、オリジナルの楽曲群のハマり度がまた尋常ではありません。オープニングの"Sunday Morning"から、シタールとファズギターの味付けが印象的なソフトサイケチューン"Sun"へと続く導入部で、完全にやられてしまいます。バッハの「主よ人の望みの喜びよ」の旋律を巧みに取り入れた"Someone I Know"なんかも鳥肌モノ! ラストナンバーで、前述コンピ収録の「どサイケ」チューン"Love"まで、天国気分で聴き惚れてしまうことでしょう。

さらに、このアルバムを魅力的なものにしているのがバックのアレンジと演奏。ストリングスやホーンなんかも使われていて、メローな曲もわりと多いんですが、それぞれの楽器の音が生き生きと跳ねるようで、ベースとドラムのリズム隊にビート感がある、まさしく「ソフトロック」と呼ぶにふさわしいサウンドです。ちなみに、上のリンクは今春再発された紙ジャケで、下は数年前にリリースされたデモ曲集です。

Thoughts
Margo Guryan
Thoughts





2008年06月14日(土)

ブルーサム時代のLove再発

テーマ:News
Arthur LeeのLoveがElektraからBlue Thumbに移ってリリースした2枚のアルバム、オリジナルではLP2枚組の"Out Here"(1969)と、ジミヘンが参加した "Everlasting First"収録の"False Start"(1970)がCollectors' Choice Musicから再発されています。

Out There
Love
Out Here

False Start
Love
False Start


また、同じくCollectors' Choiceから、元Byrdsのジーン・クラークのソロライブアルバム(1975年デンバー公演)がリリースされています。

Silverado '75: Live & Unreleased
Gene Clark
Silverado '75: Live & Unreleased





2008年06月12日(木)

"Wozard of Iz"再発

テーマ:News
The Wozard of Iz
Mort Garson
The Wozard of Iz

"The Zodiac: Cosmic Sounds"制作の中心人物で、今年1月に亡くなったMort Garsonのエレクトロサイケ怪作、"Wozard of Iz"(1970)がCD再発されます(6月17日発売予定)。"Zodiac"同様、「しゃべくりサイケ」の名(迷)作で、アシッド版「オズの魔法使い」("Wizard of Oz")といった趣きの、モンド感あふれるアルバムです。

中には"Big Sur"みたいな男女ボーカルによる絶品ソフトサイケチューン(下の動画)もあるんですが、ほとんどはMortによるサイケなシンセサイザー(のみ)の演奏に乗せて、DorothyやScared Crow, Baddy Witchといったキャラクタを演じる複数の男女の「しゃべくり」によって進行します。

詞(シナリオ)を書いているのは、これも"Zodiac"と同じくJaques Wilsonで、ドロシー役をつとめているのはLee HazlewoodのパートナーだったSuzi Jane Hokum(International Submarine Bandの"Safe at Home"のプロデュースで有名)。でも、以前はナンシー・シナトラだという説(噂)もあったそうな。



2008年06月10日(火)

Carolyn Hester Coalition

テーマ:サイケデリック
The Carolyn Hester Coalition
Carolyn Hester
The Carolyn Hester Coalition

このジャケ、レコ屋で見かけたら、60sファンは絶対買ってしまうんじゃないでしょうか。この手のものは、まずハズレることないですね。でも、このアルバムはそんな期待以上の素晴らしい内容です。

フラワーな感じの女性ボーカルに、ズブズブのファズギターが奏でるコテコテなフレーズ。似非東洋風の胡散臭さと、相反するようなピュア&イノセントさが入り混じった絶品サイケフォークロック! Neighb'rhood Childr'n, Ill Wind, Yankee Dollar, Art of Lovin'といった、いわゆる「JA亜種」系の、私にとってストライクゾーンど真ん中の音を聴かせてくれます。

Carolyn Hesterというのはグリニッジ・ヴィレッジのフォークシンガーだった人で、そのスジではけっこう有名な人らしいです。まだ無名だったボブ・ディランに目をかけて自身のアルバムに参加させ、コロンビアと契約させた人物として知られていて、ピーター、ポール&マリーは最初マリーではなく彼女に誘いがかかっていたのを断ったのだとか。また、Joan Baezの妹でフォークシンガーのMimiがRichard Farinaと結婚してMimi Farinaとなる前、Richardの奥さんだったのがCarolynです(RichardがMimiに浮気して離婚したらしい)。

このCarolyn Hester Coalitionというのは、60年代半ば以降思うように売れずにいた彼女が、当時の流行りだったサイケデリックミュージックに「身を売って」結成したグループ(だから厳密にいうとアーティストクレジットもCarolyn Hester Coalitionが正しい)。本作(1968年)と、もう一枚1969年に"Magazine"というアルバムを残しています。

先日ひっそりと?再発されたこのCD、実は"Lily & Maria", "Colleen Lovett"と続いていた、"Hippie Goddesses"コンピ関連の再発でもあります。"Hippie Goddesses"に収録され強烈な印象を放っていたサイケチューン"Magic, Man" が、アルバムのオープニングを飾っています。

なんといっても一番の魅力はCarolynの歌声で、魔女系のルックスとは裏腹に、声はとてもチャーミングなエンジェルボイス。フォークソング時代の歌を聴くとJoan Baezみたいな感じなんですが、このバンドのファズギターとのコントラストで聴くボーカルははるかに魅力的です。フォークロック定番の"Let's Get Together"や、青春フォークポップみたいな"The Journey"なんかもシビレます。
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