グルーヴとは何か | ドラム練習帳

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ドラマーの山背弘さんはグルーブをこのように定義しています。「グルーブとは、テンポを上げずに感じるスピードのことである。」早いものが縦ノリ、遅いものが横ノリという訳ではなく、それぞれのフィールにおいてスピードの感じ方が違い、その「スピード」感そのものがグルーブを表しているといえます。例えば縦ノリ、横ノリという分類があり、他の分け方では8フィール、16フィール、シャッフルフィールというものがあります。それぞれが独自の「スピード」を持っています。この感覚を掴むには時間がかかると思いますが、これを演奏で表現できれば他のパートからもっと頼りにされるようになるでしょう。

具体的に縦ノリのグルーブとは、音同士のつながりをなくすことで推進力を得るもの、横ノリのグルーブとはバックビートのシンコペーションで流れを生み出すものです。