①マット
大マットを縦に敷き,H.H.マットを左横に敷く。
②B.D.,ペダル
B.D.はマットの端に,ステージ中央を向くように置く。
足を立て,フープの下部に2~3cm隙間を空ける。
③ドラムスローン
右足がB.D.の中心へ向くようにする。
④H.H.,S.D.
体幹を中心とする同心円上にB.D.ペダルとH.H.ペダルを置きます。右足を自然に下ろした場所にB.D.ペダル、左足を自然に下ろした場所にH.H.ペダルを置くようにすると良いです。右足と左足の中央にS.D.を置きます。S.D.スタンドでS.D.を締めつけすぎないようにしましょう。
⑤タムタム,F.T.,シンバル類
タムタムは、ミッドタムを先にセッティングするといいです。ミッドタムに合わせてハイタムのスタンドと角度を調整すると2度手間にならずに済みます。スネアとハイタムの高低差があると移動が難しいので、高低差をなるべくなくします。叩きやすいように少し傾けますが、スティックを水平に打ち込むほど音が良くなるので傾けすぎないようにします。シンバルの揺れ具合はネジの締め具合で調整できます。
ネジは締めすぎると破損の原因になるので,少し力を入れるくらいでいいです。F.T.なんかは力入れすぎて締まらなくなっているので,運搬の際は取り外してください。スローンの高さについては,右膝が腰よりも低い位置にあった方が可動範囲が広くていいという人と,右膝と腰の高さが同じ方がしっかり踏み込めるという人がいるので色々試してください。フープの下部2~3cmとS.D.スタンドについては,音の抜けを良くするためです。
シンバルの揺れ具合の調整については,連打する時にミスアタックをなくすことができますが音を抑制してしまうことにもなるのでほどほどにしてください。
ドラマーの坂上賢時さんは膝の角度が90~100°になるようにしているそうです。サイト「ドラム練習法のネタ置き場」では膝の位置が足の付け根より少し低くなるようにすると紹介しています。