前回予告した通り今日は自分でも忘れていた特技を紹介します。
特技と言っても使う機会もなく全く意識から消えていたのですが
実は私、手話ができるんです。
ブログでは披露することができなくて残念ですが
以前趣味の一環として割と熱心に勉強した時期があったのです。
手話を勉強するだけでなく聴覚の障害に対する知識や
耳が聞こえないと実際の生活にはどのような支障があるのかを具体的に学ぶこともできました。
さらに、手話を勉強してみなければわからなかったこともあります。
例えば耳の聞こえる人にとっても手話は便利なツールであるという事です。
プールの監視員の方などがスタッフさん同士で手話を使って会話をしているのを見たことはありませんか?
手話は声の届かない遠くの人と会話することができるんです。
また、手話は意外な場面でも活躍してくれます。
それは大人数で会話をする時です。
声で意見を交換していると何人もの人が好き勝手に発言をして収拾がつかないと言うことがありますよね。
手話の場合はそんな問題が少ないんです。
それぞれが好き勝手に発言しようとしても実際に注目を集めているのは一人だったりするので
出しゃばって意見を言おうとしていた人も発言の順番を守って利き手に回ることになるんです。
音声だけによる会話を電話に例えるなら
手話での会話はチャットと言ったところでしょうか。
英語や古文を勉強することで自分の世界が広がり、勉強していなければ絶対に触れる事のできなかった感性に触れる事ができます。
同じように手話を勉強してみると今まで全く交わることのなかった世界を体験することができます。
声でしか会話をしたことのない人にとって手話による会話は常識をひっくり返す異質なコミュニケーション手段です。
少し学んでみるだけでも手話の魅力はすぐにわかるはずです。
もし興味があったらぜひ勉強してみてください。
昔は本を読んでの勉強だったので動きの必要な手話を勉強するのは難しかったですが
最近は動画サイトなどでも手話の映像を見て勉強することができるのでとても分かりやすくて便利ですよ。