2006-08-21 01:14:25

マシュー・ボーン 『シザーハンズ』

テーマ:演劇

幻想的な純愛を表現するのにバレエほど相応しい表現手段は無い


映画、クラシック音楽、演劇と芸術に泣かされた経験は少なくありませんが、

まさかバレエでここまでぐっとくるとは・・・

公演中二度ほど目頭が熱くなり、じわじわとくるものがありましたが、

共に観た相手の手前上、涙を感情を噛み殺してしまいました。


泣いておけばよかった・・・

そんな感じを味あわせてくれたもの、それがマシュー・ボーンのバレエ 『エドワード・シザーハンズ』 です。

原作はティム・バートン監督 『シザー・ハンズ』 です。


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
シザーハンズ 特別編

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言わずと知れたティム・バートンの名作 『シザーハンズ』

七年の構想を経て、イギリスの天才振付師マシュー・ボーンがバレエ化!

いやあ、これを奇跡と言わずに何と言う。

その出来栄えは、バートン監督自ら喜んでしまうほどの質の高さ!


どんなところが良かったか? もちろんバレエであったことが最大の良さです!

セリフは一切無い。 しかしバレエの繊細の動き、激しい動きが全てを語る。

バレエのお陰で、無口で感情表現のできない人造人間エドワードの心が痛いほどよく伝わる。

ヒロイン・キムとのダンスは思わず涙してしまう・・・


思い出しただけでも涙が沸いてきます・・・


25日にも観に行くため、多くは語りたくありませんが、

とにかく、バレエという枠を超え、ミュージカル、演劇、映画、様々なジャンルの中間点にあるようなバレエでした。

その幻想的かつ現実味溢れる演出は、まさに歴史に残すに相応しいものです。


未見の方、必ず観に行きましょう。当日券もたっぷりあるようですよ!


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2006-07-23 22:52:21

牧阿佐美バレヱ団 『ノートルダムドパリ』

テーマ:演劇

わざわざ劇場に足を運ぶ理由、それは人それぞれあると思う。

私にとっての理由は、世界を感じるため、その一つに尽きると思う。


ワインレッドの重厚なヴェルヴェットのカーテン。

どこかしら浮き足立った雰囲気のドレスアップをした人たち。

遠くから聞こえてくる作品に対する言及、ぺらぺらとパンフレットをめくる音。

それらの一つ一つが新しい世界を予感させてくれる。


7月23日、午後2時ちょうど、また一つ新しい世界が私の前に開かれた。


牧阿佐美バレヱ団 『ノートルダムドパリ』 の幕がするすると、

心地よい布擦れの音を振りまきながら、ゆっくりと上がっていった。


幕開けで衝撃を受けた。

今回の衣装はイヴサンローランということで期待はしていたが、

まさかこんな衝撃的なものだったとは・・・


前衛的でありながらも中世ヨーロッパを強く感じる・・・

貴族たちのかぶる不釣合いなほど背の高い帽子、

白と黒を基調とした丈の長いぞろぞろした服、

そして民衆の着る目も覚めるような色とりどりの服、

まさに馬鹿祭の世界がそこに広がっていた。


ダンサーも超一流ということは素人目にもはっきりとわかる。

ヒロイン・エスメラルダ役のルシア・ラカッカのコケティッシュなダンス。

強く柔らかくしなやかでバネのある動きが私たちを虜にする。


悪役のフロロを演じた菊池研も負けてはいない。

冷ややかな空気をまとう演技は舞台上に緊張感をもたらし、思わず息を呑んでしまう。

メイクもマリリン・マンソンみたいでアンチクライストぶりを発揮していた。


そしてカジモド。

リエンツ・チャンの演じるカジモドの無言の表現力。

痛切なまでに哀切な動きは見るものの涙を誘わずにはいられない。


著名人もいたりと文化的な空気が漂う劇場で、

のびのびと過ごすことができました。


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2006-07-17 19:38:12

モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 『 Le Songe ~夢~ 』

テーマ:演劇

7月15日、午後三時、渋谷Bunkamuraオーチャードホールは異様な熱気に包まれていた。

雷が轟き、雨が文化村通りを清めた直後、

睡蓮がゆっくりと花開くように、モンテカルロ・バレエ団の紡ぐ 『夢』 が幕開けた。


ワインレッドの幕が上がったとき、私は思わず我と我が目を疑った。

舞台上に現れた銀世界、それは、夏に現れた真冬の夢だった。




パンフレットからの一枚、ギリシャ彫刻に命が吹き込まれたかのように

クラシックバレエを踊る宮廷人たち。

シェイクスピアの作り出した喜劇 『夏の夜の夢』 は現代の天才マイヨーの才能を受け、

クラシック、コンテンポラリ、そして演劇の三つを備えた変化に富むバレエになっていた。



パンフレットに乗っていた一枚。これは陽気な妖精パック(ロビングッドフェロー)の後姿。

紫色の髪に他の妖精たちと一線を画す衣装を着こなし、まさにトリックスター。

奥に見えているのはタイターニア、15日は日本人の小池ミモザさんが演じていた。



タイターニアを背負うオベロン、どうでしょう、この野性味溢れるオベロン。

去年12月、グレゴリー・ドーランの 『夏の夜の夢』 で衝撃を受けた筋肉美のオベロン。

ドーランのオベロンが文化的かつ貴族的なタイラントであったのに対し、

マイヨーのオベロンは野性的かつ動物的なまるで赤鬼のようでした。

角のように突き出た赤い髪がとてもユニーク、ダンスも四つん這いというコンテンポラリ・ダンス。


タイターニアは妖精のイメージから離れ、雪の女王然とした冷たい輝きを放つ女王。

銀世界の舞台に最も相応しい妖精の女王でした。


『夏の夜の夢』 でもっとも重要な要素であるクィンスの劇。

グレゴリー・ドーランのそれは歴史に残る笑劇であり、同時に涙を誘うものでもありました。

マイヨーのクィンス劇は・・・ どっかで見たような・・・

ドーランのクィンス劇そっくりなように私には思えましたが、皆さんはどう感じたのでしょう。

ただ、哀しみの部分に関してはドーランを凌ぐ凄まじさ。

思わずクィンスの劇で涙してしまいました。


つまり、このバレエは傑作だったわけです。

飽きる閑も無い。 まさに傑作だったのです。


モナコ公国モンテカルロ・バレエ団日本公演オフィシャルブログ





観終わった後は・・・



吉祥寺のグルメツアー!といっても行くところはいつも一緒。

トークバックでオムライスを食べ、井の頭公園で食休みをし、そしてウラプールでF&C!

ウラプールのフィッシュ&チップスは二度揚げしているので、いつもサクサク!

こんなにおいしいフィッシュチップスは他にはない!


演劇や芸術を観た後はおいしいものを食べて語らうのが一番嬉しい。




さて所かわり横浜。


横浜・桜木町には-30度の世界を体験できる場所がある。

その名も 『アイスワールド』 !!

よこはまコスモワールド のアトラクションの一つなのですが・・・

これがすさまじい!

何がすごいかと言うと・・・



アザラシも凍る寒さ!! アザラシだけじゃない、ペンギンだって、白熊だって!

中に展示されている動物たちがみんな凍っているんだから凄まじい!

これぞ-30℃の世界、あまりの寒さに肌が痛いくらい!

うだるような暑さが一瞬にして吹き飛びました!



メガネだってこのとおりさ。


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2006-06-11 21:13:43

三島由紀夫 『鹿鳴館』 劇団四季

テーマ:演劇

これはすごい・・・


六月九日、浜松町の劇団四季自由劇場にて、

白菊の花弁を巻き込み大正時代の風が吹き荒れた。


日本演劇界の至宝浅利慶太の贈る三島由紀夫の最高傑作 『鹿鳴館』

これはすごいなどと一言で表せる感動ではないけれど、

それ以上の言葉が見つからないほど圧倒的で華麗な愛憎劇であった。


まずは自由劇場の造りの良さ!

自由劇場は葡萄がモチーフとなっており、扉やあちこちに葡萄の装飾がある。

その葡萄に加え、床に敷き詰められたワインレッドのカーペット。

まるで Her Majesty Theatre のよう。


jiyuugekijou


会場に入ると、二階に続く反螺旋の階段が目の前に。

一段一段上るごとに世間の雑多なしがらみから解放されるような気持ちになります。

こういった効果があると劇場に足を運びたくなるものです。


まさに劇場と呼ぶにふさわしい劇場でした。


はっきり言って、僕の三島由紀夫に対する評価は高くありませんでした。

第一の理由として、彼の取った最期の行動があります。

あの自決事件により、三島由紀夫の文学とはその程度だったか、と浅はかな考えを持っていました。


しかし、この劇における登場人物の扱い方、メッセージ、そして文学。

僕が求めてやまない人生のパタンを示す文学がそこにありました。


あまりにも内容が良かったため、調子に乗ってスペインの至宝プラド展にも行ってきました!


prado


予想通り、こちらも大当たり。

エル・グレコをはじめ、光と闇の魔術師による実物を超えた美がそこにありました!


どうやらプラド美術展は7月5日まで延長されるもようです。

まだ観に言っていない方は是非、この週末にでも行くことをオススメいたします。


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2006-05-12 23:22:04

アガサ・クリスティ 舞台 『ゼロ時間へ』

テーマ:演劇

  「すべてがある点に向かって集約していく・・・そしてそのときに至る――

    クライマックスに!ゼロ時間だ。そう、全てがゼロ時間に集約されるのだ。」


Mr, トレーヴの言葉がぞっとするほど気に入ってしまった クリスティの 『ゼロ時間へ』

なんと、舞台で公演されていた模様!!!

何の気無しに パン屋のないベイカーストリート の記事を読んでいたところ、目に入りました!



<情報>


  劇団THE(シアター・ハーモニー・イースト) 吉祥寺シアター  11日(木)~14日(日)


<演目>


  アガサ・クリスティ 『ゼロ時間へ』


<スケジュール>


  木: -

  金: -

  土: 13:00  18:00

  日: 13:00


だそうです!

当日券があるそうなので、未読の方は是非これを気に犯人当てに挑戦してみては??


Pは行きたいのは山々ですが・・・ 行きたいものですね。


秋には クリスティ 『親指のうずき』 が公開されるなど、ミステリ映画が盛りだくさん!

見る暇や人、気分があれば映画館に行って見たいものです!

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2006-01-13 00:21:57

マシュー・ボーン 『シザーハンズ』

テーマ:演劇

本日紹介しますは、男性版白鳥の湖 SWAN LAKE で有名なマシュー・ボーンによる 『シザーハンズ』

原作のティム・バートン監督によるEdward Schissorhands 『シザーハンズ』 が好きなため、

この作品がバレエになると聞いたときは本当に驚きました。


個人的な見解ですが、バレエには寓話的な話がよく合うと思うのです。

『ジゼル』 にせよ 『白鳥の湖』 にせよ、現実から離れたファンタジックな世界感に期待してしまいます。

二時間の幻想を買いにチケット売り場に行く感じがとても好きです。


映画 『シザーハンズ』 ではダンスが一つの重要なテーマになっていました。

今回のバレエ化に伴い、そのダンスがどのように昇華されているのかとても気になります。

あとは雪ですね。 舞台に降る雪というものは、現実の雪とは一味違う幻想的な香りがあるのです。


バレエ 『シザーハンズ』 は2005年11月にロンドンで幕開けとなったようですが、

公式ブログ によると早くも来日公演決定だそうです。

まだどこも前売りを始めていないようなので、要チェックです。



《 これからの気になる演劇情報 追加分 》


芝居 蜷川幸雄 『タイタス・アンドロニカス』 彩の国さいたま芸術劇場大ホール 4月21日~5月27日

     シェイクスピア劇です。たしか 『タイタス』 という映画にもなっていたかと思います。

     キッドら当時の若手脚本家はスペイン悲劇という様式を好み、流血や、暴力ものを好みました。

     若い者に負けるか、という姿勢で書かれたのが 『タイタス・アンドロニカス』 だったようです。

     映画 『恋におちたシェイクスピア』 にキッドの少年時代が出ていておもしろかった。

     血などが出ますが、舞台写真を見る限り、相当美的演出が期待できそうです。


芝居 ポール・ミラー 『ライフ・イン・ザ・シアター』 世田谷パブリックシアター 3月30日~4月30日

     ディヴィッド・マメット原作、市村正親さんと藤原竜也さんの二人芝居です。

     藤原竜也さんの演技力は年々うなぎのぼりに上昇、これからが本当に楽しみな俳優です。

     市村正親さんは僕の最も好きな俳優さんのうちの一人であり、

     彼の演じた 『リチャードIII』 はひとつの到達点なのではないかとすら思ってしまいます。

     そんな二人によるメタシアター、絶対におもしろいはず。


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
シザーハンズ〈特別編〉

ポニーキャニオン
GISELLE

シェイクスピア, 松岡 和子
シェイクスピア全集 12 タイタス・アンドロニカス


アミューズソフトエンタテインメント
タイタス



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2006-01-08 04:27:46

観てきました! 『グランドホテル』 ミュージカル

テーマ:演劇

昨日、ついにミュージカル 『グランドホテル』 を観て来る事が出来ました!

まず驚かされたのは会場の広さ、高さ、そして豪華さ!

コクーンシアターなどに比べると広い座席、前の人の頭もほとんど気になりませんでした。

さすが東京国際フォーラムCホール、ここでオペラとか聴けたら良いだろうなあ


観劇はネトミス活動の一環であるため、というか会長の趣味であるため、

東京近辺に会員さんが増えたら、数人で同じ日に見に行き、

食事を食べながら感想を言い合いたいなあ、とか思いつつ本日も観て参りました。


誰か好きな人と観劇するというのは楽しいもので、一人で見るときの何倍も良いところに気がつきます

そして演目が終わると自然と、どこそこが良かったね!とか言えるのが嬉しい

一人で観劇すると批判眼により、劇の評価を下してしまうおそれがあるため、

本当に楽しむならば絶対に誰かと行くことを強くオススメいたします。

今度、僕と劇やミュージカルに行ってくれませんか?

そしてとろけるようなオムレツをぺろりと食べながら、演劇の興奮を記憶に焼き付けましょう。


さて、目玉目玉と大はしゃぎしていた 前田美波里さん ですが、

今回の役どころも魅力的であり、出てくるたびに歓声を上げたくなるものでしたが、

前に見た幹平二郎さんの 『冬物語』 の衝撃ほどではありませんでした。

美波里さんの素晴らしいところは、雰囲気も美しいのですが、声の通りの良さの美しいこと

まるで音楽を聴いているかのようにセリフが朗々と会場に響きます

シンディもかわいいけれど、やっぱり美波里さんだなあ、とプロポーズの言葉を真剣に考えていたりします;


今回の 『グランドホテル』 で輝く演技をしていたのは、小堺一機さんでした。

小堺さんの動きは、欽ちゃんの流れを汲んでおり、常に観客の目を意識した動きです。

それゆえに自然と僕たちの目をひきつける魅力的な動きをしてくださいます。

ミュージカルなのに思いっきり声を出して笑ってしまい、周りの方に迷惑かけてしまいました。


あとは演奏!ミュージカルは音楽と歌と踊りのエンターテイメントであり芸術であるのですが、

その音楽の良さをひさびさに感じることができました

舞台セット上段で、シルエットとして浮かび上がる奏者たち、そして指揮者。

影絵芝居を見ているような、何となく幻想的で少し緊張感をはらんだ空気を感じることができました


今回一緒に行ってくださった方がミュージカルも好きだということがわかったため、

ミュージカルも含め、演劇を紹介していきたいと思います。

そして劇好きに染め上げ、その人が自分で興味ある劇を見つけられるようにし、

将来、その人が誰か好きな人と演劇を楽しめるよう、老爺心を出しておりします。


日本の古典芸能、歌舞伎、能、狂言を含め、スーパー歌舞伎や四谷怪談なども行きたいな。

それでは二月から八月くらいにかけて公演する気になる劇を紹介してみたいと思います!



《 今後注目の劇・ミュージカル情報 》



(ダンス) ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踏団 「カフェ・ミラー」 「春の祭典」

   ピナ・バウシュは常に進化を続ける世界的なダンサー、否、その一言では片付けられない人です。
   一昨年の 「ラララ・ヒューマン・ステップ」 でその魅力の虜になりました。

   氷に触れたような緊張感、漆黒のカーテンを背景に、数十人のダンサーたちが踊る

   その踊り、超高速ダンス、動かす手足に残像が見えるのです!

   極限にまで高められた身体能力は、水平トリプルアクセルなど、超人的な技から、

   単純な2ステップまで全てが興奮に満ちたものでした。 今回も素晴らしい表現となるでしょう

   肉体そのものが既に芸術的域に達しているってすごいことですよね。

   ちなみに僕は正月に2kgほど増えたため、無事冬篭りに入ることができそうです。



(ミュージカル) 劇団四季 「レ・ミゼラブル」

   これはアツい!原作 『ああ無常』 はマセた高校生の頭にとっては肥やしになりましたが、

   断然ミュージカルの方が感動やら衝撃は大きかったです!

   もちろん、原作を読んでから四年が経過していたため、感受性の変化があったのでしょうが、

   それだけ脚本家が原作のうまみを抽出しているのです!・・・料理の話はよしときます;

   初めてロンドンで観たミュージカルであったため、その衝撃はトリハダもの!
   あのぞくぞく感は、決して休憩時間に食べたアイスが冷たかっただけではありません!

   行きたいです。 英国の劇場はアイスクリーム、日本はミックスサンドかドーナッツが定番!



(ミュージカル) 劇団四季 「キャッツ」

   平生お世話になっている演劇の教授が 「これは素晴らしい!」 とベタ褒めになられた作品。

   暗闇に光るネコたちの目、目、目。そして徐々に盛り上がる音楽

   人間離れした動き、それはまさに猫たちの饗宴・・・

   そんな話を聞かされて心動かされないPはいない!

   行きたいです。 最近、外で猫を飼っているのですが、未だにその猫を見たことがありません。



(ミュージカル) 劇団四季 「オペラ座の怪人」

   言わずとしれたオペラ座の怪人。演出効果や視覚効果においては映画が勝ります。

   しかし聞いてみたいと思いませんか?あの繰り返されるテーマ曲!

   繰り返すごとにテーマが重さなり、一層深みを増すテーマ曲は、まさに作品そのもの

   チャー・チャララララー チャララララー チャララララー に反応した人は行きましょう。

   チャーラーラ ラーララー チャーラーララー チャーラーラーラーララー ラ・ラーララー
   (In sleep he sang me ・ he came to me) 歌ってしまいました。音痴でごめんなさい。



(ミュージカル) 劇団四季 「クレイジー・フォー・ユー」

   これは未だ観たことがないミュージカルなのですが、観た人の話によると、とても面白かったそうです。

   一度行ってみたいものですね。古きよきアメリカを舞台にしたものだそうです。

   ヴィクトリア調が好きなので合うかどうかは未知数ですが、食わず嫌いはいけませんね。

   アメリカといえば野球、野球といえば歌Take Me Out to the Ball Game

   数年前、オジー・オズボーンが歌った上記歌、忘れられないほど強烈でした。

   シャロン・オズボーンが言うには 「歌詞を知らなかっただけ」 とかなんとか。

   やっぱオジーは最高です。 直リンクですがそのときの歌→ OzzyAnthem  動画

   歌が始まった瞬間観客爆笑、プレイヤーの唖然とした表情が印象的ですね。



(劇) 劇団四季 「鹿鳴館」

   三島由紀夫原作です。文明開化間もない日本、様々な思いの交錯する鹿鳴館。

   そこでステップを踏むのは人か、魔性か、運命か。

   三島由紀夫好きな人は是非行きましょう。

   浅利慶太さんの手による 「鹿鳴館」 まだまだイチオシです!

   テーマが 『グランドホテル』 に似ているため、是非行きたいです!

他にも福岡で公演される、彩の国シェイクスピアシリーズ15弾 「間違いの喜劇」 もおもしろそう。
1999年の蜷川さんシリーズ代3弾 『リチャード三世』 は本当に素晴らしい舞台でした。

といっても、舞台を撮影したVHSで観ただけですが、主演の市村正親さんの演技!

まさにトリハダが立つくらい素晴らしい悪の華でした!!

福岡近辺にお住まいの方は 『間違いの喜劇』 で大笑いしてみるのも良いかもしれません。


以上演劇情報でした。 修士論文製作がかなりマズイ進行状況なので、小説はしばらくオヤスミです;

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2006-01-07 09:01:39

ミュージカル 『グランドホテル』 行って来ます!

テーマ:演劇

皆さん、あけましておめでとうございます。

今年が始まってからはや七日、読んだミステリは、 『虚無への供物』 再読中。

なんだかあの推理小説には愛情が芽生えはじめております。


さて、本日ですが、待ちに待ったミュージカル 『グランドホテル』 です!

『グランドホテル』 、出演者が豪華豪華、これでもかっと言うほど贅沢です!

小堺一機、岡幸二郎、大澄賢也、そして何よりも期待しているのは・・・


前田美波里!


前田美波里さんのような人と暮らせたら、そりゃ毎日楽しくって仕方ないでしょう!

お嫁さんにするならシンディ・ローパーか前田美波里さんだな、と思いつつ

日々楽しく暮らさせていただいております。


さてさて、今回の舞台となる ホテル ですが、このモチーフ、好きですねー!

ホテルには様々な人生が刻まれてますし、その断片断片は思わぬところで結びついたり、

また結びついていると思いきや、全く別のものであったりと、

いつの時代もホテルには物語りがあり、様々な人生の交錯を見ることができます


音楽では有名なものに、イーグルスの 『ホテルカリフォルニア』 があります。

コリタスの香りが漂う道を見やれば、そこにはホテルカリフォルニアが。

ベルに導かれ、ホテルに入ってみれば、美しい女性が踊っている。

あるものは心に焼き付けるために踊り、あるものは忘れるために踊る。

なんとも言えない物語性に溢れる曲です。


今回の 『グランドホテル』 は歌も踊りもあり、原作を知らずとも、楽しめそうです。

ホテルという虚構の建物に集まる人々の交錯、否が応でも期待が高まります。

惜しむらくは、体力的な問題による岡田眞澄さんの降板。

一度で良いから岡田眞澄さんの鐘のように響く声を目の前で聞いてみたい!


そういうわけで、今日は前田美波里さんに恋してきます。

仕事始めは丸々一時間、前田美波里さんのことについて語ってしまいそうです;

でもホント、チャーミングですよね?

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2005-12-19 11:38:41

ブラーボー!! RSC 『夏の夜の夢』

テーマ:演劇

まさにシェイクスピア劇の神髄・・・

一週間に渡り僕たちに夢を見させてくれたロイヤル・シェイクスピア・カンパニの 『夏の夜の夢』 が、

万雷の拍手と共に、2005年12月17日土曜日、ゆっくりと幕が下された。

一生に一度見られるか否かの劇だったということは、考えずとも感覚でわかる。

その場に居合わせることの出来た僕たちは、その瞬間最も幸せな人々のうちの一人だったのです。



先週の土曜日、待ちに待った RSC日本公演の 『夏の夜の夢』 を観てまいりました!

なんと言うか、もう最高と言うしか表現しようがありません

劇中、あまりの興奮で、にぎったこぶしを振り振り、大笑いしておりました。

( 『夏の夜の夢』 wiki解説 )


幻想的!まるで夢の中の景色のような舞台演出に恍惚とさせられました

「役者たちは皆影法師」 というセリフが芝居のラストにあるのですが、

舞台後方に設置されたスクリーンに投影される役者たちの影、この影が役者と共に演技をするのです!

現実の役者たちの劇と影たちの劇が二重に展開されておりました


そして舞台に浮かび上がる星やカンテラの灯りの美しいこと。

まさかこれほどの美しい舞台演出を海外(彼らから見て)で見られるとは思いませんでした。


セリフもはっきりと緩急あるもので、ゆったり三時間使ってくれる豪華さ。

マニヤックなことを言うと、あの 「P」 の発音!これこそ英語って感じです。

つばを飛ばすかのような破裂音、気持ち良いくらいの思いきりの良さでした!

・・・劇本題に戻ります;


今まで見てきた 『夏の夜の夢』 と異なる点にオベロンの描写がありました。

今回のオベロンの男らしいこと!露出度が高く、身体のラインがはっきりと浮き上がる衣装。

がっちり分かれた腹筋に盛り上がる筋肉、悪魔的な魅力を感じました!

一挙手一投足に威厳を感じ、まさに 「王」 という表現がピッタリくる演技でした。

ジョー・ディクソン、このオベロン王の演技にピンと来た方は覚えておきましょう。

(インタヴュや一部舞台演出について→ http://www.natsuyume.jp/news/index.html#news5


何よりもこの喜劇をおもしろおかしくしてくれていたのが、劇中劇『ピラマスとシスビー』

今回の 『ピラマスとシスビー』 はとにかくおもしろい、と前評判が高かったのですが、

おもしろいどころじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

抱腹絶倒、あまりの滑稽さに会場全体が笑い声に包まれていました。

「静か」 が特徴の日本の劇場がコレホド賑やかに沸いたのは珍しいことです。

笑い声にのせられて、役者さんも悪ノリの一つや二つは絶対していたことでしょう!


敵国同士の戦士ピラマスとシスビー姫が、塀の裂け目越しに愛のささやきを交わすのですが、

この劇中劇では、その 「塀の裂け目」 が、一風変わっておりました

まぬけな町人たちによる未熟な劇であるため、配役に 「塀」 という役があるわけですが、

ブロック塀の衣装に身を包み、全身漆喰で白く塗った 「塀」、自分の役どころを説明した後、

衣装であるブロック塀に裂け目が無いことに気が付くわけです。


通例、塀の裂け目は、「塀」 からニョッキリと出た生白い指で代用されるのですが、

今回のブロック塀は腕を出す穴すら無い!

四苦八苦した挙句、苦し紛れに 「塀」 は自分の股を塀の裂け目に見立てる始末

このお尻の裂け目越しに愛のささやきを取り交わすのですからたまらない、下品も下品、

あまりの光景に目から涙が出るほど笑ってしまいました。


一般ウケするのが難しい下ネタすらハイクオリティな笑いネタにしてしまう、

鬼才グレゴリー・ドーランの演出の底深さには全く脱帽です!


森の中で行われる二組の男女によるドタバタ劇もとてもおもしろかった!

おちびさんで行動的なお姉さん肌のハーミア、背は高いけれど妹分のヘレナ、

ハーミアと恋仲にあるライサンダーに、そのライバルでハーミアの許婚であるデミートリアス。

中でもハーミアのアクションには笑わされました!


まるで 『じゃじゃ馬ならし』 のカタリーナよろしく、暴れ馬のごとく縦横無尽に舞台を走り回るハーミア

ライサンダーに飛びついたり、男性二人を足にぶら下げても力ずくで引きずり、ヘレナに挑むハーミア。

型にはまった貴族の女性ではなく、奔放な女性の魅力が出ていたと思います。


演出上最も評価すべきところは、前年の来日で着想を得たという、文楽の技法で操られる人形

オベロン妖精王とティターニアの不和の原因として、インドの子ども、があるのですが、

その 『インドの子ども』 なんと動く人形でした。


黒子のような妖精たちに支えられ、奇妙に艶かしく生き物のように動く人形…

妖しくも興味をひきつけられる異様とも言える存在でした。

「妖精たちは見えない」 という芝居上のお約束と 「黒子はいない」 という歌舞伎等のお約束、

響きあうものがあるのでしょう、相性が良かったと思います。


あっと言う間の三時間でした・・・ 終わってしまい哀しい気持ちでいっぱいです。

興奮でほてった体に12月の夜の風がとても冷たかった・・・

白く輝く月も、舞台が終わってしまった哀しさに、夢から覚めた感を与えてくれるだけでした。

この 『夏の夜の夢』 を思い出すと涙が出てきそうなほど心が揺れます

久々に 「芝居の良さ」 を思い出させてくれる公演だったと思います。


一生に一度見られるか否かのおもしろい喜劇だったのではないでしょうか。

この舞台に出会えたこと、何て幸せなんだろうと思い出す日が来ると思います。


来年も来てくれるかわかりませんが、次回RSC日本公演も必ず行かなければなりません!

文句なしの今年No.1! 平幹二郎さんの 『冬物語』 は2位というところで、今年の演劇は終わりです。



次の演劇は1月7日の 『ミュージカル・グランドホテル』 これも期待大です。

なんて言ったって前田美波里さんが出ているのだから!!

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2005-12-14 00:06:36

RSC公演 『夏の夜の夢』 東京芸術劇場

テーマ:演劇

    大きな月が輝き、無数の星のきらめく夜空が舞台一面に浮かび上がる


12月13日付けの朝日新聞に目を通していると、ふと目に飛び込んできた文章です。
記事の内容はロイヤルシェイクスピアカンパニの来日公演
先週末に始まって中日を過ぎた 『夏の夜の夢』 についての批評でした。


グレゴリー・ドーランは稚気溢れる楽しい演出をして、
観客たちを 「これでもか!」 というくらい笑わせてくれる演出家さんです。
そのグレゴリー・ドーラン、今回の 『夏の夜の夢』 ではより幻想的に、
「巧みな光の魔法で魅惑的な幻想世界を展開して」 いるようです!


光と影、証明とシルエット、とにかく光を使った夢幻を見させてくれるようです。
そのような現実と虚構を行き交う演出方法は、まさにシェイクスピア一流の思想、


    「人生は夢、人は影法師」


を印象付け、否が応でも期待が高まる演出です!


『夏の夜の夢』で展開される夢と現実の複雑に交錯する世界は、
日本の過去の詠み人知らずの歌


    「この世とは夢か現か現とも夢とも知らずありてなければ」


を思い出させるものがあります。

作中にインドの子どもなど東洋的または異教的な装置がいくつも使われており、
人界と妖精界、操られたアイデンティティの交錯、果ては獣と人との境を越え、
midsummer madness 「ばかげた行為」 がまかり通る開放的な世界が展開されます。
それを光と闇で夢幻的に描くのですから、おもしろくないはずがない!


演出に関しては素晴らしいこと尽くめで、何も言うことはなさそうですが、
少々気になることが朝日新聞に書かれておりました。
批評をされている東大助教授河合祥一郎さんの話によると、


    「来日公演初日は、その力が出し切れたとは言えなかった。
    この夏、私がイギリスでこの公演を観たときは、
    ボトムらの劇中劇は抱腹絶倒の出来であり、劇評家マイケル・ビリングトンも
     「これほどこっけいなピラマスとシスビーは見たことがない」
    と公言したほどだったが、日本人観客のおとなしい反応を意識しすぎたせいか、
    演技が抑えられ、せっかくの力が炸裂していなかった。」


これから見に行ってみようかなと思っておられる皆さん、
笑いましょう!おもしろかったらお腹を抱えて笑って笑って笑ってください
感動したら涙をぼろぼろ流しましょう。嗚咽がもれてしまっても構わないのです。
涙で潤んだ目、抑えることのできない笑い声、
そういったものが劇を何倍にも何十倍にも素晴らしいものへとしてくれます


今回最も期待をしているのが、劇中劇 『ピラマスとシスビー』 です。
領主の結婚を祝うために、街の職人たちが素人演劇をするのですが、
百人の演出家がいたら百人の演出が、千人の読者がいたら千人分の空想が働く名場面!
その 『ピラマスとシスビー』 が過去最高級に笑えるそうです。
映画ではよく感動的とも言える芸術性をもって描かれる場合もありますが、
グレゴリー・ドーラン、直球で勝負してくるようです!


他にも文楽の影響を受けた人形使い、赤く染めた髪のやさぐれたパック、
グロテスクなまでのロバ頭、もう土曜日まで待てない気持ちです;

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