8月26日(土)東京にてFP継続教育の研修を行います。テーマは『1日で学べる!FPとして知っておきたい介護保険制度』です。
仕事で失敗した際、自らの保身を最優先するために責任を
他人に押し付ける人がいます。
直接的に自分の責任ではないにしても、他人に責任を
押し付ける行為は人格を疑われます。
私が以前働いていた職場で、それを象徴するような出来事が
ありました。
新人教育をしていた上司が、失敗の責任を全て新人に
押し付けたのです。
確かに、失敗の原因は新人にあるのですが、上司と二人で
取り組んでいた仕事であり、上司にも責任はあります。
そもそも、監督責任もありますから、新人に全ての責任を
押し付けるのは不条理です。
「俺は悪くない。」「あいつが勝手な行動をするから大事になった。」
など、言い訳をすればするほど、見苦しく周りは白い目で上司を
見ます。
新人は、仕事の失敗よりも上司の対応にショックを受けている
ようでした。
その後、上司は仕事の失敗は挽回できても、崩れた人間関係と
信用を挽回することはありませんでした。
このように、保身に走ることが言い訳における最大の問題だと
私は思っています。
失敗をして被害が出た場合、直ちに自分の非を認め、対応策を
練り、被害を与えた相手に誠意を見せることが、大切なのでは
ないでしょうか。
FP試験対策の無料メルマガです。保身に走った言い訳によって、人格が見透かされてしまいます。