「黒田官兵衛」と「父の日のプレゼント」(大河ドラマ考209官兵衛38) | Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

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大河俳優同士!田中哲司さんと仲間由紀恵さんの御結婚(大河ドラマ考208官兵衛37) に続く大河ドラマ考です。


今週(9/21放送)の「軍師官兵衛」は第38回「追い込まれる軍師
官兵衛・長政が自らの手で宇都宮を粛清した事で黒田家は取り潰しを免れ、佐々家とは明暗を分けます。
結果的には九州の反乱はほぼ平定され、秀吉の目はまだ従わない関東の北条氏へ。この件で秀吉に発破を掛けられた家康は「お見舞い」という名目で弁明のために上京し、その際に官兵衛に「とある話」を吹き込む・・・というのが大まかな筋です。

その「とある話」、実は幼い頃から父より聞かされていたものだったのです。

(1)それは、「優れすぎて、秀吉に警戒されていた人物」のこと。
その名は黒田如水(官兵衛)!
「私の次は官兵衛が天下を取るだろう!」と秀吉が言った事を聞いた官兵衛は背筋の凍る思いをした・・・という話だったのです。
「そうか、それで殿下(秀吉)は私を遠ざけたのか・・・」
関が原の際には黒田家は徳川方(東軍)に付いた訳であり、もしもこれを吹き込んだのがドラマの様に(豊臣政権を将来潰す事になる)徳川家康ならば、凄く効果的だったとは思われませんか!?

・・・2001年大河「北条時宗」の「時輔(マフラー男)」の件(※註:史実ではもう早くに死んでいるはずの時宗の兄・時輔が「延々と」「マフラーの様なものを靡かせながら」暗躍する・・・という設定だった)で気分を悪くして大河ドラマを余り見なくなった父でしたが、この事もあってか今年の大河は視聴していると知りました。

(2)結構前になりましたが、2014年の父の日は6月15日。そこで、私は父へのプレゼントとして・・・
この「日曜日」は、実家にて共に大河ドラマ「黒田官兵衛」を視聴する事に。

私の「リアル大河解説」が父へのプレゼントという事になったのでした。