コミニカ英作法 サンプルをトライしましたか?
コミニカ英作法 サンプル 問題編
コミニカ英作法 サンプル 解答編
中にはファンクションフレーズの①と②の動詞フレーズを書き、また完成文を書かせるなど面倒なことをさせるなと感じた方もおられたことでしょう。
私が昔，塾で子供たちにこの教材を使わせていた頃，初めの頃は多くの生徒が①と②をきちんと書いていました。でも中1の後半にもなると①と②を省いて完成文を書くようになったのです。
私も最初の頃はきちんと書きなさい，と言っていたのですが、いつの間にか完成文だけでいいよ、ということになりました。
しかも大体一つの級が終ると音声を流して生徒たちに「瞬間の英作」をさせていました。
CDからは日本文が流れ，間を置いてネイティブの音声が流れます。
生徒たちは先を競って、瞬間に英語に変換していたものです。
これができるのは彼らの頭に英語の回路ができ上がったからです。つまり英語脳です。
日本人は英語を言葉として学んだことがないのじゃないか?とさえ思ってしまいます。
ナニだ文，ドンナだ文、ある・いる文、そしてbe going toの文，進行形。受身形がすべてbe動詞系列で共通しているから，彼らは簡単に①のファンクションフレーズを頭から取り出せるということです。
今回は，進行形、つまりing形動詞フレーズが補語となっているものの表現展開をとりあげます。
ちなみに今回の記事は数分で書き終わりました。
私はワープロソフトの「置き換え機能」を使って、mineをworking wellに置き換え，「私のもの」を「正常に動いている」に置き換えただけです。
これが英語脳です。
○英語の九九 テーブルbe動詞 it
ただ、itは当事者が共通にわかっているもの、あるいは天候や明暗、時などを指し示す働きをしますが，一方同じように使われるのがthis,thatなどの主語です。
これは具体的に近くにあるものを「これ」、離れたものは「それ、あれ」と使い分けることになります。
It is working well.
(お聞きのそれって)正常に動いてるよ
This is working well.
これって、正常に動いてるよ
That is working well.
それって(あれって)、正常に動いてるよ
ただし、thisやthatが名詞をちびいて「この～って」などと具体的に指し示すもの明確にすることもあります。
This lift is working well.
このエレベータって、正常に動いてるよ
That car is working well.
そのエレベータって(あれって)、正常に動いてるよ
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル This is /These are
【be動詞フレーズ５段活用】 be working well 「正常に動いてる」
=============================
(1) (are, is) working well 現在形
(2) (was, were) working well 過去形
(3) be working well 未来形など
※助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being working well ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been working well 現在完了形
※完了進行形で使われる。
=============================
It is working well.
それって、正常に動いてるよ
It isn't working well.
それって、正常に動いてるないよ
Is it working well?
それって、正常に動いてるの?
Isn't it working well?
それって、正常に動いてるないの?
It is working well, isn't it?
それって、正常に動いてるよね
It isn't working well, is it?
それって、正常に動いてないよね
しかし、ここで驚いてほしいのは，さらにこの○英語の九九 テーブルbe動詞 itのファンクションフレーズは以下のような語句と結びつくことになります。
(1) 補語が形容詞のもの (a) important(大切だ)、possible, impossible, necessary
useful(役に立つ)、useless(役に立たない)、good (良い)、bad(悪い)
interesting(おもしろい), exciting(わくわくする)、surprising(驚くべきことだ),
(2) 補語が名詞のもの mine(私のもの)、yours(あなたのもの)、his(彼のもの)
(3) 補語が方位副詞のもの here(ここに)、down(壊れている)、out of order(故障している)
(4) 補語が前置詞+名詞のもの under repair(修理中), under construction(工事中)
(5) 補語がing形動詞フレーズ(進行形) working well(正常に動いている)
(6) 補語がed形動詞フレーズ(受身形) broken(壊されている)
つまりこのようにして語彙力が増えていく，これが本当の英語学習法です。
あるいはこれが英語脳と言うものです。
【英会話発想トレーニング】
今回は，主語をItとして肯定形の4つの進行形の時制展開をとりあげました。
現在進行形肯定形
(1) それは正常に動いてるよ
→ It is working well.
過去進行形肯定形
(2) それは正常に動いてたよ
→ It was working well.
未来進行形肯定形
(3) それは(これから)正常に動き続けるでしょう
→ It will be working well.
(4) それは(これから)正常に動き続けないかもしれないよ
→ It may not be working well.
現在完了形肯定形
(5) それは(今まで)正常に動き続けてきました
→ It has been working well.
学習時間に応じて語彙が定着・蓄積させるには、動詞をフレーズ(意味ある単位)としてとらえ、覚えてしまう必要があります。
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続きの記事や過去記事を読む
ファンクションメソッドは、ファンクションフレーズと動詞フレーズの組み合わせで文を生産します
脳にある「記憶の束」に対して、ある刺激に対してシナプスという神経がその取り持ちをする。
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ブログ「英語の九九 英会話発想トレーニング」
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