ドキュメンタリー映画『祝の島(ほうりのしま)』
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の山川です。
6月19日からロードショーの『祝の島(ほうりのしま)』。
先日、このドキュメンタリー映画の試写会に行ってきました。
舞台となるのは、瀬戸内海に浮かぶ人口約500人の祝島(いわいしま)。
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海に囲まれたこの島の人々は互いに助け合い、海と共存して何代も生きてきた。
1982年、島の対岸4kmに原子量発電所の建設計画が浮上。
「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」
と、島民は28年間、建設の反対を続けている。
自然の時間の流れで毎日を営む祝島の人々の生活。
効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。
この対立は、現在の日本が直面している問題の縮図といえる。
~ 「祝の島」作品概要より ~
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のどかな生活のなかに入り込んできた「原発」という問題。
30年近くもその反対運動を続けながらも、
人々の自然の一員としての生活はのどかに過ぎていきます。
都会生活をしている私にとっては、その対比が生活の一部となっていることが、
不思議にも思い、切なさを感じる部分でもありました。
人々の生活を淡々と撮り続けたこのドキュメンタリーは、
ハリウッド映画のようなスケールや強烈なインパクトはないけれど、
日本の今を見た人の心に刻み込む、そんな意味を感じる作品です。
環境問題、原発問題といった構えてみる映画でなく、
海の青さと豊かさ、人々の温かさが感じられる、のどかな気分にさえなります。
監督は、1974年生まれの纐纈(はなぶさ)あや監督。これが第一作目となります。
「7年前から、興味のあるもの、好きなものを撮り続けた」
という、試写会で挨拶に立たれたときの監督の言葉には、
シンプルだけど、この映画に対する思いがすべて込められているようでした。
※6月19日より、ポレポレ東中野(東京)、横川シネマ(広島)にてロードショー。








