アクティブ・カラーセラピーのセッションで

色を選んで言葉を紡ぎ出しても
「何のことかしら?」
と首をひねるクライアントがいらっしゃいます





クライアントが選ばれた色であり
ご自分でおっしゃった言葉なので


セラピストにはその意味も根拠も
想像がつきません



通常のカラーセラピーでは
色の意味が最大公約数的に
定義付けされています



例えば緑を選んだ場合


緑は波長の短い紫と最も長い赤の
真ん中に位置する中波長なので
中庸を保とうとする傾向があり


心理的には穏やかさを重んじて
周りの人との調和を図る傾向がある


なのでつい自分より
他の人に気を使い過ぎているのでは・・・とか




けれどアクティブ・カラーセラピーは
選んだ色にご自身の心理状態や
出来事が投影されている


というスタンスなので


何故その色を選ばれたのかも
その色から導き出される言葉の意味も


一人一人が違っている



という前提で成り立っています




なのでセラピストには色の意味を
読み解けないし
読み解くこと自体を禁じています



選んだ色と言葉は
それぞれのクライアントの答えであり


その理由も多種多様で

しかもご自身にとって
必然のものだからなのです




Hさんは職場での人間関係を
解消する色として
を選ばれたのですが


「意味不明」とつぶやかれて
お帰りになりました


翌朝目覚めた時に
いつもまっすぐ問題にぶちあったっていく
自分の生真面目なやり方ではなく


岩を避けて流れていく水のように
もっと柔軟に事に当たる
又は身をひるがえす術を

身に着けることが必要

という意味でしたとご報告下さいました



ドアを開けて一歩外へ出たとたんに
駐車場で自分の車に乗り込んだ瞬間
夜眠る前に
1週間経ってからと
人によってタイミングは異なっていても



心のどこかでご自分の言葉の意味を
問いかけ続けているので
必ず納得なさるのです



色と心との結びつきには
ミラクルが潜んでいると
いつもワクワクさせられます!



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