神戸市須磨区で平成9年に起きた児童連続殺傷事件で、土師(はせ)淳君=当時(11)=が殺害されて24日で13年となるのを前に、父親で医師の守さん(54)が、弁護士を通じて「子供への思いは変わらない」などとするコメントを発表した。

 守さんは「13年という年月が経(た)ちましたが、どれほどの時間が経とうとも子供への思いは変わらない」と現在の心境をつづった。

 加害男性から毎年送られる手紙が、今年は19日に届いたことを明かし、「内面的な成長を感じることができた」とした。しかし、加害男性に関する情報が十分でない現状は変わらず、「今後も粘り強く交渉したい」とし、「事件について、真相を彼自身の言葉で説明してほしい」と呼びかけた。

 一方、今年4月に殺人罪などの公訴時効廃止を盛り込んだ改正刑訴法案が成立したことについて、「被害者の思いにやっと応えてくれた」と評価した。

 また20年12月から始まった被害者参加制度は、問題に詳しい弁護士が少ないことをあげ、「被害者に失望を与えかねない」と指摘。被害者支援センターの財源不足などにも触れ、「事件直後からの支援は非常に重要。継続的な支援のために対策を」と訴えた。

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